謎多き温和な社員の芹生さん

芹生義雄

大阪市立大学

ー卒

PROFILE


こんにちは!

PRアシスタントの大野紗英です!

社員さんインタビューvol.5は未来電子テクノロジーの常務取締役である芹生さんにインタビューしました。

オフィスで見かける機会も今までは少なかったので謎が多い方でしたが、とても気さくで笑顔がチャーミングな方でした!

是非読んでください!

 

大野(以下、赤字):今日は宜しくお願いします。

芹生:宜しくお願いします。

 

芹生さんについて

 

前回代表(未来電子テクノロジーCEO)にインタビューさせて頂いた際に、代表が芹生さんと西さんと未来電子を作ったとお伺いしましたが、なぜその案に乗ったんですか?

 

(代表のインタビュー記事はこちらです)

 

当時は大阪の大学の経済学部になんとなく行っていて、やりたいことがないという状態でした。その時に、営業のアルバイトをしていて、成果主義だったのですぐに結果を残せました。効率よく働くことで、月に70万稼げるようになりましたね。

 

70万ですか!??凄すぎますね、、、

 

そんな中で、大学を卒業して就職して、いくらの給料からまた始まるんだろうて思い始めました。自分でも稼げるのに、なんで今大学に通ってるんだろうて思ったんですね。

もし就職した時の上司が自分よりも劣っていたとしたら、「僕の方ができるのに、なんでこの人の指示を聞かないといけないんだろう。」て思うはずです。

 

当時は今よりももっと年功序列の時代だったし、無駄な争いは避けたかったので、このような状況にならないためには、自分が上になれば解決できると思いました。

 

学生の時に既にそんなことを考えていたんですね、、、

 

そうですね(笑)

代表と西とはそのアルバイト先で出会って、代表は凄い人だったんですよ。

彼は僕が追い付けないようなことをしていて、練られた戦略を持っていたし、色んな事を知っていました。

 

僕はどっちかというと、量をこなして質に変えていくタイプだったので代表とは全く違う営業スタイルでした。

そんな彼と一緒に仕事をしたいと思っていたので、未来電子を作ることになりましたね。

当時の未来電子のビジョンについて

 

当時は未来電子をどのような会社にしたいと思っていましたか?

 

それは、名前にも表れているんですが、好きな言葉を会社の名前に入れようということになって、まずは未来が好きだから未来を入れました。

それから、当時がちょうどIT革命が起きた後だったので、ITは夢があるなと思いました。

そのため、ITを意味する電子とテクノロジーを会社名に入れました。

 

そうだったんですね!当時憧れていたものや影響を受けていたものはありますか?

 

当時はFacebookの映画に影響を受けていて、こんな風に周りの方の会話から自分たちが提供しているサービスの名前が聞こえてきたら最高だよねって話をよくしてましたね。

とにかく未来に影響を与えられるサービスを意識していました。

 

かなり明確なビジョンを持たれていたんですね。

 

それと、先ほどの営業のアルバイト時代の話に戻るのですが、なぜすぐに70万稼げるほどの成果を出せたんですか?

 

最初の時給は1000円だったのですが、アルバイトの給料明細書に最高値の給料は4500円だと記載されていました。

本当にこんな額の給料をもらえるのか疑っていたんですが、約100人いた従業員の中でたった1人この時給の人がいたんです。

それから、その人とか周りの優秀な人の営業スタイルの真似をしていました。

徹底的に真似をして自分のモノにすることで、成果を出せたと思います。

 

真似するだけでなくて、そこからしっかりと自分のモノにできるのが凄いですよね。

 

代表は練った戦略の持ち主、芹生さんは人の良いところを真似て自分のモノにするタイプとのことですが、西さんはどんな方だったんですか?

 

彼はとても魅力的で、尖っていましたね。

彼はギャル男で、大阪では有名なパラパラのグループに所属していて、アイドル的存在でした。

 

えええええええええ!!!ギャル男ですか!???

 

ギャル男でしたね(笑)

彼は何も知らない。そこが魅力でもありましたね。

彼の良いところは、何も知らないことを恥じずに分からないことを周りの人に聞ける素直さだったので、そこを羨ましく思うこともありました。

素直だし、吸収した分コミットできる力があって、どんどん成長していく姿を見ていると怖く感じる時もありました。

 

西さんがそんな方だったとは意外でした!

ここまで聞くと、あまりにもバラバラな個性を持つ3人ですが、全然違う3人で何か1つのことをすることに対して不安はなかったんですか?

衝突したり、それぞれが描く方向性が段々変わってきたりすることはないですか?

 

僕達は元々友達だったので、衝突とかはなかったですね。

仕事終わりに食事に行ったり、代表の家に泊まったりすることもあったので色んな話をしていたし、お互いの魅力を分かっていたと思います。

それと、海外旅行とかもよくしてたので。大野さんも海外に行かれてましたよね?

 

はい!交換留学でアメリカに行ってました!

 

海外行かれてる人は分かると思うんですけど、海外に行くと自分自身がとらわれていた枠組みがはがれていく感覚とか、価値観がフラットになる瞬間があると思います。

そういった瞬間を味わえる環境で色んな事を語り合ったことで、根本的な価値観の共有ができたのが大きいと思います。

 

根本的な価値観が同じだから方向性がぶれることも、意見が衝突することもないんですね!

 

そういうことですね!

 

ひょえーーいやーすごい、、、なるほど

芹生さんがインターン生の面接をしていた際のこと

 

芹生さんは昔インターン生の面接をされていたとお聞きしたのですが、その際に意識していたことや気を付けていたことはありましたか?

 

素直さがあるかを気にしていましたね。

人によっては、物事をネガティブに捉えたり、必要以上に人を敵対視することもできます。

例えば、このインタビューも大野さんが僕を陥れようとしている風に考えることもできます。

 

どぅえっ!??えっ、いや、えっ、、、?

(芹生さんの顔が真面目だったので正直かなり焦りました)

 

あくまで例え話なので!(笑)

でも本当にそういう風に全ての事柄を捉えてしまう人はいるので、そういう部分がないかどうかは重視していました。

 

面接で素直さを重視されていたとは、、、何を見られているか分からないものですね。

 

それと、芹生さんの面接の仕方をお聞きしたいです。

普段人事の方の面接の様子をよく観察してるのですが、大体大きく分けて2種類の面接の仕方があるように思います。

 

なるほど。

 

ひたすらこちらの意見や会社としての方針などを伝えて、それを相手側がきちんと受け取れているのか、そしてそれに対してきちんとこちら側に返ってくるのかを確かめるタイプ。

 

それとは逆に聞き手に徹して相手のことを引き出したり、知ろうとしたりするタイプに分けられる気がするのですが、芹生さんはどちらのタイプに近いですか?

 

んー僕は両方ですかね!

 

あっ、えっと、両方ですか!???

 

例えば、1+1は?って聞いて、3!て返って来たらキツいじゃないですか(笑)

 

かなりキツいですね(笑)

 

そういう感じで、Aに対してAで返ってくるかっていう少しロジカルな部分も大事だと思います。

ロジカルな部分と素直さの両方を重視していますね!

 

現在の仕事について

 

芹生さんはほとんどオフィスに来られていないとお聞きしたのですが、現在のお仕事は何ですか?

 

言ってしまえば育休を半年間取ってたって感じで、今月から仕事に復帰して、今はGOuniteのサービスの販売をしています。

 

育休は取ろうと思って取ったのではなく、個人個人が成長していくために、他の社員に権限を渡すことにしたんです。

そうすることで、社員間のコミュニケーションも活性化できると思ったし、結果的に良かったと思いますね。

 

会社のことを思っての決断だったんですね。

 

育休期間は子育てに力を入れられてましたか?

 

そうですね。子育ては普通の仕事に比べたらそこまで難しくないと思うんです。

それが理由なのか、日本では専業主婦になりたいと思う女性の割合がかなり多いんですね。

でも僕は絶対働いた方が良いと思います。

暇なのは逆にしんどいし、小さい子供とは意思疎通が難しいので実質1人でいるようなものだと思うし、精神的疲労が大きいと思います。

母親が社会性がないと、子供もそれを学んでしまうので、そういった点でも母親が働くのは大事だと思います。

 

確かに母親の影響は大きいですよね!!

本当にその通りだと思います。

 

逆に仕事から離れてみて感じたことはありますか?

 

何かに一生懸命になることはやっぱり大事だと思いましたね。

何かしておかないと逆にしんどいかな。

早期リタイアに憧れる方は多いですが、やっぱり社会と離れていくと周りの人とも話が合わなくなってくるし、働ける間は働いた方が良いと思います。

 

ふむふむ。芹生さんは何歳まで働きたいと思っていますか?

 

健康面の問題がない限りは70歳まで働きたいですね。

働きたいというよりかは社会に貢献したいです。

僕も昔は年配の方と仕事をすることもありましたが、プラスにもゼロにもならないんですよね。

年配の方と働くと、むしろマイナスになることの方が多かったんです。

年を取るにつれて脳みそも年を取るから、貢献できないエリアに行ってしまいがちですが、そこをなんとか貢献できるエリアまで上がってくるのが大事だと思います。

 

僕もね、若いころは俺が俺が!て感じだったんですけど、年を取ってある程度満たされてくると貢献したい欲が出てきたんですよね。

欲と聞くと、お金とか連想される方が多いですが、お金で幸福度を高めようとしてはいけないですよ絶対。

 

既にそんな達観されてるんですね。

 

幸福度は高めようと思っても高められないと思うんですが、、、芹生さんが思う幸福度の高め方は何ですか?

 

ん!それはねズバリねギャップですね!

 

ギャップですか!

 

はい!例えば、大野さんが風邪をひいて40度の熱が出たとする。

1週間苦しみ続けて、やっと体調が治って外に出られた時に幸せを感じるでしょう。

 

はい!

 

でも、普段の平熱の時はそれが幸せだとは感じられないんですよ。

人間はさらに上へ上へと求めがちですが、大事なのはそこではなくギャップがある状況にいるかなんですよね。

マイナスに触れた分幸せを感じられるので。

 

んー、ギャップがある状況、、、て自分で作れますか、、、?

 

まずはレールから外れるとか、とにかく安定志向をやめたほうがいい。

皆と同じやり方をしたり、横並びで満足したりしてたらいつまでも幸せになれない。

レールから外れるのはリスクがあるし、怖いとは思いますが、保険を積み重ねるのも良くないです。

だから僕は生命保険も入ってません。

 

いや、えーーーー!!!

 

日本は幸いにも簡単に人が死なない国なので、全然生きていけるんですよ本当に。

だから、保険に入りまくるのも、リスクを回避しようとするのも意味はない気がします。

 

うーんなるほど、、、圧倒されまくりで何も言えないんですけど、幸せになりたいならリスク回避をしない方が良いてことですか?

 

そうですね!その方が面白いと思うし!

 

最後に

 

最後の質問ですが、こういうインターン生はできる人だなと思うポイントを教えて頂きたいです。

 

やっぱり行動できる人かな。

問題を発見した時に、問題がありますよ!て言う前に自分で解決しに行けるかが大事です。

今オフィスで火事が起こってるとして、燃えてますよ!て言うだけじゃなくて、言う前に消しに行け!て思いませんか?

 

確かにそうですね。

 

それと同じです仕事も。自分から動いていくことが大事なので、環境のせいとかシステムのせいとかにするのではなく、それが問題だと思うならそれを解決するために動くことの方が大事です。

 

すごく説得力がある、、、私自身もいつも消しに行けてはいないです、、、

 

それは是非消しに行ってほしいですね。

 

それと、よく価値を生み出したいて入ってくるインターン生多いですけど、普段出社してパソコンかたかたして退勤するこの流れの中で価値を本当に自分は生み出せたのかをちゃんと考えてほしいです。

その流れの中で自分の存在意義はあったのかて考えた時に、大体の人は自分に価値がないように思えるんですよね。

 

はい、、、今まさにそう思ってます、、、

 

そうなるとやっぱり、消しに行くことをもっと意識できたら良いですよね。

 

そうですよね、、、今日芹生さんがおっしゃってたことをもっと意識してみます!

 

今日はありがとうございました。

 

ありがとうございました。

 

芹生さんの言葉は全部説得力があって力強いのに、芹生さんの話し方とか雰囲気が柔らかいので、考えを強要されているような感じが全くしません。

むしろ、より深くすっと入ってくる感じが話していてすごく心地よかったです。

それととにかく笑顔がチャーミングでした!!

色々と深いお話を話して頂けたので学ぶことが多かったです!

芹生さんとお話したことがないインターン生の方は是非お話してみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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