2018.5.27

マネージャー業務は営業力が試される!3か月間の経験から気付いたこと

中川智裕

京都大学 インターン

中川智裕


こんにちは、京都オフィスでお世話になっております、中川と申します。

今回、ミラターンの記事でマネージャー業務に関する学びを共有してもらいたいという依頼を受け、ふと頭に浮かんだことがあったのでお話しいたします。

 

マネージャー業務での失敗

 

マネージャー業務というのは、未来電子テクノロジーのインターンにおける役職の一つです。マーケティング業務を行うインターン生たちが数名ずつのチームに振り分けられ、その中で数か月のインターン歴があってそれまでに高いあるいは安定した成果を出しているメンバーが、入ったばかりで経験の浅いメンバーの業務の進捗を日々管理し、適切なアドバイスや修正を行うことで与えられている目標の達成を支援する役目があります。

私は2月にこのマネージャーに昇格し、当初はただ与えられた業務をこなすのに精一杯でした。ただ、メンバーに恵まれたことでチーム全体として良い相乗効果が生み出され、終わってみれば全員が目標を達成し、その成績も高かったこともあってインターンNo.1賞までいただくことができました。

 

(インターンNo.1賞については、

「変わり者」だから言えること。ありのままの自分を受け入れてみませんか をどうぞ)

 

その後マネージャーとしても高い評価を受け、翌月もチームのマネジメントを担当させていただくことになりました。

そのチームには就活をされている方が2人いらっしゃいました。出勤時間が少ないことを考慮しても高いと思われる目標が付与されており、出勤時間にはなるべくライティングに集中してもらおうと、面談では業務の進捗を確認したり計画を立てたりといった最低限のことにとどめていました。「就活もされていて忙しそうだから…」という私なりの配慮ではあったのですが、今考えるとこれが失敗の原因だったのではないかと思っています。

 

2月にはメンバーとの面談を重ねていくうちにメンバーとの関係が深まり、またライティングに対する意欲の高まりが感じられ、表情でさえも明るく前向きになっているように見えました。それと比べると3月の面談では、何度行っても何となくぎこちない感じが解消されず、2月のように調子よくタスクをこなすことのできない日もありました。

また、お互いの日程が合わないことで週一回のペースでの面談も行えない時があり、中盤になってもあまり関係が親密にはなれず、単に面談を企画する人とされる人という関係のままであったような気がします。 そのうちに連絡をしても返事のないメンバーが出てきて、結果的にその方はそのままインターン自体を辞めてしまいました。チーム全体としても徐々に日々の成果が低下し、目標に対する達成の成果で計算される数字で一番高いところを狙っていたものの土壇場で逆転されてしまいました。

 

チームの成績自体は目標を達成し全体で2番目だったにもかかわらず、全く評価されなかったのはメンバーがインターン自体も辞めてしまったということがリーダーとしての責任につながったからであると考えています。 ただ単に日々の進捗を管理するのがマネージャーの仕事ではないということを学ぶと同時に、チームの成功も失敗も全てトップの評価に繋がるという立場の重さを実感した出来事でした。

 

失敗から学んだ改善点

 

マネジメントよりも重視したこと そこでの反省を活かし、マネージャー3か月目となった4月は、まずメンバーとの関係性を構築することを重視しました。マネージャーとして求められていることの中心は、どのように業務を進めていくのかということの管理ではあるのですが、それに先駆けてたわいのない話をすることでお互いの距離を縮めることを試みました。また、質問や相談に積極的に乗ってその解決策を一緒に見つけていき、よりメンバーの生産性を高める工夫をしました。

私はメンバーといきなり打ち解けるのが苦手なので、最初は特にどうすればよいのかと手探りで行っているのですが、「このリーダー信頼できるな。」とまではいかなくても「親切な人だな。」と良い印象を持ってもらえるだけでも信頼関係は築いていきやすいと思います。 そしてオンライン上でのやりとりを避けて、新学期が始まり履修の決定などで慌ただしい時期でしたが、なるべく直接会って話をすることを心がけました。

1本早いバスに乗って次の便が来る15分間でメンバーと会い、9時前に始まる授業に向かったこともあります。面談のためだけに出社するのは大変なことではありますが、直接メンバーの顔を伺うだけでも安心感が違いますし、メンバーとしてもマネージャーと話をしてその日の業務に取り組むヒントが得られるという点でメリットは大きいと感じていました。

 

マネージャーとしてできることを考えて実行した4月、新学期が始まったばかりということもあり序盤はチーム全体でそれほど調子が良いというわけでもありませんでした。しかしながら、日が経つにつれて計画以上の成果を出すことによって数字の挙げる速さが増していきました。個々のメンバーがもともと設定していたよりも高い目標を掲げて実行するようになり、それに刺激を受けた他のメンバーもさらに数字を伸ばしていくというチーム内での相乗効果も見られました。

その結果、全部で9チームあった中で一番の成績、しかもマーケティング業務を行うインターン生の中でチームが編成されるようになって以降で最も高い数字を上げることにつながりました。

 

3か月間のマネージャー経験を通して気付いたこと

 

マネージャー業務をさせていただいて3か月ほど経ったある日にふと気づいたことがあります。それは「マネージャーはマーケティング業務の一環としては行っているが、むしろ営業に近いのではないか」ということでした。

最初にご紹介したようにマネージャーは経験の浅いメンバーの業務の進捗を日々管理して適切なアドバイスや修正を行うことが求められているのですが、それを最大限に生かすための条件はメンバーとの関係がどのようであるかということです。 メンバーが今「どのような状況」であって「どのようなことに悩んでいる」のか、そのために「こちらができることがないか」を考えてより良い解決策を提示して実行する。これは営業チームの考え方とよく似ているのではないでしょうか。相手がインターン生であるのか他の会社の方であるのかの違いはあるもののアプローチの方法は同じであり、お互いに良い関係であるかがその後の付き合いや成果に大きくかかわってくるという点で共通しています。

 

その後も相変わらずマネージャー業務をさせていただいております。また新たな問題に直面して苦労してはいますが、関わったメンバーの中にはその後も親しい間柄を維持している方もいますし、何よりこのマネージャーとして培った「メンバーを巻き込む力」や「相手との関係を深めていくスキル」は将来どのような仕事をしていくにしても、いや一生人付き合いをしていく中で役に立つことだと思います。

この経験を活かして、今後巡り合う様々な機会およびそこで一緒に活動する方との間で、最大限の成果を生み出していきたいと考えています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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