2017.3.27

近畿大学生の自分がインターンを通じて自分の能力を最大限発揮できるポイントを発見した

近畿大学 インターン

森 楓


近畿大学3回生の森です。

僕は3回生の後期から未来電子テクノロジーでインターンを始め、記事作成(ライティング)、営業、デザイナーとして現在は実務を経験しています。

働き始めたのは5ヶ月前でした。入社を決めたのはワーキングホリデーという就労ビザを利用してカナダに10ヶ月間滞在し、帰国後の自分の中に「このままではまずい。」という気持ちが見栄えたからでした。

海外での長期の滞在に自分自身の強烈な成長を期待した結果の行動でしたが、帰国後は以前と全く変わらない生活と、カナダで感じた焦り。これを解決するためには自分の中の何かを変化させる必要が有りました。

そしてそれが何なのか、どうすれば前進できるのか、というヒントを現在同じ職場で働く先輩、社員、役員の方々に教えていただくことが出来ました。

未来電子で働き初めて様々な気づきを得ることができ、どんな問題をどんな手段で解決するのか、どうすればできなかったことができるようになるのかという「成長の方法」の多くを知ることができ、京都大学生、神戸大学生など普段出会うことのない一般的に「優秀」と言われる学生と共に働くことで、自分の目指すべき方向性にも気づくことになった。

そして、超一流大学に通う人間はそれなりの潜在能力(伸びしろ)を既に持っているということに気づき、今は近畿大学に通う学生、ひいては産近甲龍に通う学生こそインターンに参加すべきだと強く感じています。

しかし、未来電子入社以前は「インターン」という響きになんとなく嫌悪感さえありましたが、それはインターン就職活動に使う武器の一つのような印象があったからです。

インターンシップに参加したという事実に価値を求めるとするなら、短期インターンシップ、そこで何かしらの自分自身の変化を求めるとするなら、長期インターンシップ、と考えます。

それは長期的な目線でしか心の変化から行動の変化というプロセスを踏めないことを実際の業務を通して実感するからです。

未来電子テクノロジーでは一般的なアルバイトの給与制度とは少し違い、生産性を求められます。経済的価値を生み出したという事実に報酬が支払われたり、非経済的価値を見出すことに報酬が支払われたり、と入社後すぐの学生には大変な点もありますが、その分生き残った学生は強い、と感じます。

僕自身、なかなか成果が出せず周りの人間に多くのマインドセットを日々行われながら変わってきた学生の一人だと思いますが、その中で得たことは受ける助言を必要な養分として自信の中で昇華する力です。

 

周りの学生を観察してみると、言われたことに対して「でも」を多用する学生が少なからずいました。

 

「でも」という言葉は現在までの自分を肯定し、変化を嫌う言葉だと思います。

つまり、新しい考え方や見方を得る機会を捨ててしまう言葉で、それが今いる環境を常にネガティブな方向へ変えてしまいます。

今まで多くの学生が入社し、そのうち実質退社という状態になってしまった学生もいますが彼らはそこで成長する機会を捨ててしまい、ネガティブな感情がクセになってしまっている場合が多い様に思います。

 

受動的な活動は物事をポジティブに変えるきっかけを起こさず、自発的な活動こそが今自分が持っていない何かを得る最短かつ正確な方法で、それを発揮できる場に僕は現在いると思う。

入社当時、学生全体が同じスタートラインのはずが、自発的にインターン生同士の交流会を取り図ろうとする学生や、爆発的な瞬発力で評価を得た学生などの姿があり、活動的な動きを僕は眺めているだけでしたが、環境は自分を変えるということを実感することになりました。

2週間後、取り組んだ業務の量によって社内で大きな「評価」を得る事になりました。

そこで得た評価は大きな裁量を僕に与え、選択できる権利を得ることにつながりました。

「小さな成功体験を積み重ねていく」という言葉をよく耳にしますが、最終的な目標を達成するために目の前にある問題や現在やるべきことに焦点を当て、注力できる人間というのは成長の角度が違うように思います。

ライティング業務や営業を通して、各分野で活躍している学生は常に小さな成功体験を積み重ね、常に気づきを得ながらポジティブに現在の状況を最大限活かしていることが分かり、そこで改めて自分にとって最大限能力を発揮できるポイントについてよく考えました。

答えはやってみた後にしかわかりませんが、僕の場合はいらないものは取っ払ってとりあえずいまやってみたいことに力を注ぐという選択をしました。

現在は営業チーム兼デザイナーとしての立ち位置で様々な経験をさせていただいていますが、社会に出る前にこれだけの経験を積み、多くの気づきを得るという環境は大学生が余りある時間を使う先として非常に有益だと思います。

以前、代表に「なんとかなると思ってるやろ」と言われたことがあります。

今なにもしない、もしくは本気でやらない、という自分の状況の根本にあるのは「でもなんとかなる」という意識だと気づきました。

多くの学生にも共通する意識ではあると思いますが、不安を持ちながらも「なんとかなる」と自分にストッパーをかける状態を一度理解し、環境を変化させる小さな行動をしてみることが大きな変化のきっかけになることだと思います。


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近畿大学インターン

森 楓