もともと就職する気はあまりなく、これを言うのはずかしいですけど、高校のとき見てたドラマに影響されてITで起業したいと思ってました（笑）

営業業務に取り組む中で、毎日吐きそうになったり、実際に吐いたこともありました。でも自分を追い込む事を継続的に続けていた時、プログラマー養成講座の課題を貰いました。課題はすごく難しかったですけど、すごく楽しかったです。

プログラミングをしていく上で問題解決の能力が身につきましたし、それはプログラミング以外の所でも、とても必要な力だったと思います。

そこから社内のシステムを担当させて貰ったり、ビジコンで賞を貰ったりするようになりました。

多くの企業の担当者さんから、「うち来てみないか」というお誘いを貰いましたが、基本的には断っていました。

実際どっちの選択を取ってそれぞれの未来を考えても、いいこともあるし、悪いこともある。

企業に入った時のイメージをした時、初日みんなの前で自己紹介、知らない人たちと同じとこからスタート、挨拶して仲良くなって飲みに行って…。そういうのがすごく嫌だなって思ってしまって。

それで明日からは今まで通り、楽なまま、自分でやっていくことにしました。

インターンって就活のためとか、自分のスキル付けるためとか、そういう目的がありそうな感じがします。でも実際みんなそんな深くまで考えてないと思います。未来のことを考えているとは思うんですけど、それよりもまずは目の前のことを全力でやりきることの方が大事だろうなって思います。

1回生の時、予備校で一緒だった阪大の友人に誘われて意識高い系のセミナーに行っていました。セミナー自体は面白いけれど、誰も行動に移していない、とても頭でっかちになっているなと感じました。

その頃別の友人に紹介されたのが未来電子でした。

何もわからないまま面接のようになりました。後から思うと、当時からずっと農業系の事をやっていきたくて、それを話した時、私自身がやってみたかった事と同じこと、同時にアドバイスもくれた事が、未来電子でインターンをする後押しになりました。

私が農業系で課題に思っているのが「プロデュースの仕方」です。だからＩＴ全般について、そしてどのようにブランディングしていけばいいのかを勉強したかったので、結局全部学べたという所では自分のやりたいこととマッチしていた部署に置いてもらえたと思います。

インターンの時はレスポンスの早さと、言われたことは絶対やるということは意識していました。結果として裁量権を与えてもらえるという評価につながったので間違っていないと思います。

未来電子は砂漠に置き去られて、「ここで自分の王国作って来いよ」みたいな感じで、1つの部署を任せられた最初の月は本当に生き延びるのが大変な感覚でした。

でも、とてもラッキーな事だったと思っています。やはり会社が初期の段階でインターンを受け入れてくれるところはなかなかないですし、大変だったからこその達成感があったと思います。