斉藤さんインタビュー前編:いつゲストからホストになるか?

斉藤貴幸

ー2018卒

PROFILE

京都大学を首席で卒業後、研究職を辞めてビジネスの世界へ。内定先を蹴って未来電子に就職後、今は新規事業の営業をしている。

こんにちは、体験談を担当している高山です!
今回はなんと現役の社員である斉藤さんにインタビューすることができました!

彼はインターン生として 9ヶ月未来電子で働いた後、新卒で未来電子に入った経歴を持ちます。しかもインターンに来る前は京大を首席合格して、IPS細胞の研究を京大の院で勉強していたらしく、かなり頭がいいです。笑 そんな斉藤さんがインターン生時代に考えていたことや、社会人として今思うことについて話してもらおうと思います。

 

□斉藤さんってどんな人?

ー今日はよろしくお願いいたします。まさか社員さんにインタビューできる日が来るとは思ってませんでした笑
まずは自己紹介からお願いします!

よろしくお願いします。
新卒2年目の斉藤です。今は人材系事業の営業をやっていて、人に困っている企業さんに対して長期インターンの支援とか学生を集めて来るための支援をしています。

ー今は営業職なんですね!

そうやね。ふつうの営業と違って、お客さんのニーズに合わせて自分で商品を作れるから、マーケティングと営業の両方をしている感じがあって面白いなと思ってる。

ーなるほど、商品を作る側でもあり、売る側でもあるんですね。

□未来電子就職までのインターン生時代

ーめちゃくちゃ失礼な質問なんですけど、みんな気になってると思うんで聞かせてください。笑

うん笑

ー就職先としてなんで未来電子を選んだんですか?

大学院の時に就活をしてて、実は内定があったんやけど、内定先に入社するまで暇やなと思って未来電子でとりあえず長期インターンをしようと考えたのがきっかけかな。だから言い方は悪いけど、正直初めは踏み台みたいな感覚やった笑 社会に出る前に力を磨いとこうみたいな。

そこからなんやかんやしてるうちに、2月3月を迎えて、未来電子で働いている時が楽しいなと思って、それで人材っていう領域に可能性を感じたのもあるし入社!みたいな理由がカッコつけたバージョンやな。

ーあー、そうですよねぇ。うん?カッコつけたバージョンですか?笑

うん、カッコつけたバージョン。カッコつけてないバージョンもある。人間は怠惰で自分を守りたいと思うもんやんか?だから自分が未来電子を選んだ理由もそこにあって。つまり、未来電子の方が面白い仕事をさせてもらえる確実度が高くて、他の企業行った時に楽しい仕事ができるかわからなかったから、それなら未来電子に就職したら今自分が面白いと思ってる仕事を続けられるなとおもって、それが等身大の理由かな。

ーなるほど、自分が面白いと感じる仕事ができる確実性が未来電子にあったんですね。じゃあそんな面白いと思っていたインターン生時代の仕事はなんだったんですか?

7月に入社して、7月はライター、8月はチームをまとめるマネージャー、9月と10月に当時始まったばかりの編集部をして、そこで制度作りをしてたかな。11月くらいにプレステージにも出たし。

*プレステージとは社員さんの前でプレゼンを行い、業務改善や事業立案を提案するイベント

ーめっちゃいっぱいやってますね。プレステージってどんな内容だったんですか?

 

簡単に言うとマーケティングチームの業務改善。企業の人から記事のNGをもらうという案件が当時は1月に50件くらいあって、それを10記事以内に収めれますよ?というプレステージに出て、翌月にはそれを達成できた。

ーすごいですね。やっぱ斉藤さんすごい。。。

それは成功してん。でも実はもう1回プレステージ出てる、おれ。

ーん?2回も出てたんですね。もう1つはどんなプロジェクトだったかを教えてくれませんか??

 

Reach@の単価を倍以上に上げるプロジェクト。

記事の下にリンクをつけて、ストーリー性をもたせた連載記事をやると、PV数が上がる、かつ質も色々こだわれば絶対にサービスの単価が上がると思ったんやけど、ポシャった。

ーえ、どうしてですか。

企業の人はそんなこと全然求めてなかってん。

最初は3件くらい既存顧客で試そうと思ったら、まず1社しか取れなかったし、その一社もニーズをとらえきれてなくて、やっぱりいいわって言われた。

 

 

 

 

 

ー、、斉藤さんにも失敗した過去があったんですね、、 

でも新しいプロジェクトを2つもやらせてもらうってなかなかないですよね。なんでそんなに提案してたんですか?

 

根底にあるのが、恥ずかしいという気持ちやったからかな。

ー?

大学院やめてここに来ているのに活躍しないなんてことありえないと思っていて。んで、目立とうと思ったら、社内での課題を見つけてそれを自分が改善できるのでやらせてくださいと言うのが1番早いから素直にそれを実行してたって感じかな。

それと当時は戦国時代みたいになってて、プレステージもめちゃくちゃ頻繁に開かれてた。その中でいかに活躍できるかを競っていたのもある。

ー色々提案する空気感が出来上がってたんですね。

□インターン生時代の学び

ー2回のプレステージを経験したインターン生時代の学びにはどんなものがありますか?

スタートダッシュを決めるべき。これが最大の学びやった。

ースタートダッシュを決める??

よく言われる錯覚資産というやつやけど、多くのインターン生に足りてないのは時間軸やねん。

ー時間軸?

プロ野球選手になる人、東大京大に行く人っていうのは4月が多いっていうの知ってる?

なんでかっていうと、学年一緒やのに生まれが1年くらい違うやろ。大きくなったら気にも留めない誤差やのに、小学生くらいでは完全に4月とか5月生まれの方が有利やねん。身体の大きさも脳の発達の仕方も、子供の1年はめちゃくちゃ大きいから。そこで4月とか5月生まれのやつはスタートダッシュを決める。つまり、自分の能力を活かせる確率が上がるねん。そうすると、その子にいいコーチがつくやろ?勉強やったらいい塾にいけるし、スポーツなら強い所に入れる。逆に早生まれの子達はスタートダッシュが遅い可能性が高い。そうするとそこからの巻き返しは実はしにくくて、成長の角度が低くなるから。その差が開いたまま大学受験とかプロの世界とかまでいっちゃうって話。

ーつまり、錯覚資産も早い段階で作らないといけないってことですか?

その通り。自分はいかに早く到達できるか?錯覚資産を作るなら時間軸も意識しておく必要があるなというのが学びやった。現に今活躍してるインターン生って初めから多くの業務をこなしたり、主体性持ってインパクトを早い段階から残してきた奴に多いから。

中には遅咲きのインターン生もいるけど、やっぱり錯覚資産を積んだ頃にはもう遅いっていう可能性もある。

 

Next→斉藤さんインタビュー後編:いつゲストからホストになるか?


入社後のステップ

ライター→マネージャー→編集部→プロジェクトマネージャー