2019.7.27

選挙に行く人は就活に強い?

山田健斗

京都大学 インターン

山田健斗


みなさんこんにちは。

未来電子テクノロジーインターン生の山田です。

今回は、就活を終えた私が「選挙」と「就活」についてお話ししていきます。

□大学生は選挙に行かない?

令和元年7月21日に「第25回参議院議員通常選挙」が行われました。

2015年に公職選挙法が改正され、投票できる年齢が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられたため、年齢的な面では全ての大学生が条件を満たすことになります。

すなわち、今この記事を見ている大学生のほとんどが選挙権を有しているはずです。

そこで質問です。

「みなさんは今回の参院選でその選挙権を使って一票を投じましたか?」

・選挙はとても大事だと思うからいっぱい調べて自分の意見で投票した。

・行く気は無かったけど、SNSで盛り上がってたし行ってみた。

・選挙証明書を見せれば割引になるから行ってみた。

・親にすすめられたからイヤイヤ行ってみた。

みなさんの中には、このように理由は様々でもその投票権を行使して、意思表明をされた方もいるでしょう。

一方で、

・めんどくさかったし行っていない。

・自分の一票なんてちっぽけだから行くのが馬鹿らしい。

・そもそも選挙のことなんて関心がないから知らなかった。

などなど、様々な理由で投票をしなかった方も多いのではないでしょうか。

では、世の中的にはどちらが多いのでしょうか。

「大学生」という括りではもちろん投票率は公式に発表されてはいないが、総務省によると参院選での18,19歳の投票率(速報値)は3分の1にも満たないたったの31.3%です。

大学生の多くは18~23歳であると考えられるので、31.3%という18,19歳の投票率と大差はないと考えるのが普通ではないでしょうか。

また、これは大学生をはじめとする若年僧だけが問題なのではなく、全体としても48.8%と半数をも下回る結果になりました。

このように、大学生の多くは選挙に行っておらず、日本全体で見ても半分の人が投票に行っていないという時代になってきました。

□選挙に行く人は就活に強いか?

結論から言うと、選挙に行く人は就活に強いと思われます。

私がこのように思う理由をいくつか紹介していきたいと思います。

*社会について知識をつける

選挙に行く人の多くは、一票を投じるからにはそれなりに調べていこうかなと思う方が多いでしょう。そのため、投票するにあたってどんな政党があって、それぞれの政党がどのようなことをしているのか多少なりとも調べたという方も多いのではないでしょうか。

それぞれの政党が何を公約として掲げているのか調べていくと日本や世の中にどのような問題が生じているのかということはだんだんわかるようになってきますよね。

すると、人によってはその問題はどうして生じているのか、その原因や構造を考えていくようになります。そうなると、政治だけでなく、経済や法律、テクノロジーなどあらゆる観点について幅広い知識が身についていくのではないでしょうか。

このような意味で、選挙に行く人というのは社旗について様々な知識を身につけることになります。では、社会について幅広い知識を身につけることがどのように就活に生きるのでしょうか。

社会について広く知っている人というのは、日本の将来や自分のキャリアについてもしっかりと考えることができます。経済、環境、法律、文化、テクノロジーの現状がどのようになっていて、将来的にどのような問題が生じるのかといったことを踏まえて話ができる人というのは、企業にとっては、発言内容に非常に説得力を感じることになるでしょう。

また、キャリアについても、世の中について知った上で、自分が死亡する業界や企業、職種を選んでいるとアピールすることができるので、「確かにこの学生はうちの会社じゃなきゃいけないんだな」と志望度の高さに説得力を持たせることができるのではないでしょうか。社会を広く知って網羅的に様々な観点で考えた上で、一つの意見を持てるということには非常に説得力があります。

このような点で社会について広く知っている人は就活にも強いと言えるでしょう。

*政治に関心を持つようになる

選挙に行く人の多くは、自分が投じた政党や候補者の当選結果が気になりますよね。さらに、その選挙で当選した、落選したということだけでなく、その後も自分が選んだ政党や議員はどのように活躍しているのだろうと気になる人もいるかもしれません。

これまで、選挙や聖樹に関してあまり関心がなかった人でも、投票をきっかけになんとなく、政治についてのニュースに敏感になるのではないでしょうか。

そうすることで、選挙の前に事前知識をつけるだけでなく、選挙後も政治に関して自然と理解を深めることができるのではないでしょうか。

もちろん、政治だけでなく、投票前に調べた経済の状況やテクノロジーの発展など、投票をきっかけに様々なニュースに敏感になるということは十分考えられます。

そのため、先ほどの理由と同様に、様々な知識を身につけ社会を広く知れるようになることで、発言内容や行動に非常に説得性を持たせることができ、いわゆる「優秀な学生」と評価してもらえることにつながるのではないでしょうか。

*主体性や行動力がある

私が選挙に行く人が就活に強いと思える理由として最も大きな理由はこの「主体性や行動力がある」ということです。

選挙に行くって一票を投じるということは主体的に活動するということです。

どういうことか具体的に説明します。

選挙に行くとなると、

「自分は政治についてよく知らないし判断できない」

「自分が行動したところで何も変わらないだろう」

「1億人もいる国で私がいちいち行動して投票するなんて意味がないだろう」

などと理由をつけて行動できない人がいます。

こうしたネガティブな理由だけではないのはもちろんですが、冒頭でもお伝えしましたが有権者の半分以上が投票していないのです。

こうした状況で、投票することはまず、客観的に考えても主体性が半分よりはある人だと考えられるでしょう。

さらに、どこが主体的かというと、「正解がないものに対して、自分なりに意見を出す」ということです。現在の社会は様々な問題が複雑に絡み合っているので、簡単に正解が見つかるということはありません。また、自分が持っている知識の多くは他人が持っているものであり、人に聞いた方が良かったり、他人に任せ方がいいと思えたりすることは珍しくないでしょう。

そのため、そこでしっかりとアクションを起こせること自体が非常に重要であり、主体性があると言えるでしょう。

□日本の学生のほとんどは主体性がない

日本の学生は主体性がない。みんな消極的だ。

このような話は今まで多くの方が耳にしてきたことではないでしょうか。

日本の学生が主体性が求められているということを実際に私が就活で体験したことなども踏まえながらご紹介していきます。

*主体性が求められている

現在日本の企業が学生に求めている資質や能力とは何でしょうか??

2018年4月、日本経済団体連合会、通称:経団連は「高等教育に関するアンケートの結果を公表しました。「高等教育に関するアンケート」は、経団連が今後の高等教育のあり方について提言を取りまとめるために実施されたもの。2017年12~2018年2月の期間で、経団連会員企業258社、地方別経済団体に加盟する経団連非会員企業185社の計443社から回答を得たものです。

そこでは「学生に求める資質、能力、知識」として、企業が「主体性」・「実行力」・「課題設定・解決能力」・「チームワーク・協調性」・「社会性」・「論理的思考能力」・「外国語能力」などの複数の項目から上位5つを選択・回答したところ、文系学生・理系学生ともに「主体性」がもっとも重要な項目としてあげられる結果となりました。

企業が学生に求める資質・能力として、文系・理系学生ともに「主体性」がもっとも順位の高いものとされています。

(出典:日本経済団体連合会)

また、それに伴い、大学教育の方向性も徐々に変化しているようです。

優先的に推進すべき大学等の教育改革という質問では、「イノベーションを起こすことができるリーダー人材育成への取組み」という項目がもっとも順位が高く、全国の大学では、イノベーションに向け、主体的に集団を率いていく人材を求める傾向にあるようですね。

(出典:日本経済団体連合会)

このように、現在の企業の多くは学生に「主体性」を求めており、大学教育の方向性としても「主体性」を持ったリーダー人材の育成に力を入れていこうとしているようですね。

*実際に就活で感じた体験談

就活生には「主体性」が求められているというのは、私自身も就活を通じて非常に感じたことです。

就職活動というのは、企業が一方的に学生を選ぶ場ではなく、学生も企業を選ぶ場でもあるので、説明会で企業についてしっかりと知る機会があり、面接でも多くの企業が最後に「逆質問」という時間を設けて学生からの質問を受け付けています。そこでわかったことは、どの企業も「リーダーシップを取れる人材」・「リスクをとって挑戦できる人材」といったように主体性に関わる人材を求めているということです。

そのため、面接では「あなたが自分から行動を起こして困難を乗り越えた経験はありますか?」という質問や「チームに働きかけて目標を達成した経験はありますか?」といった質問が頻繁に投げかけられます。

もちろん、その回答の姿勢や話の筋が通っているかといった論理性も見られているとは思いますが、やはり「主体性」という観点は学生を評価する上で非常に重要な観点なのだということはひしひしと伝わってきました。

また、最近の企業では、エントリーシートや筆記試験・WEBテストに加えて、グループディスカッションを専攻として採用する企業も増えています。

これは、コミュニケーション能力や論理的思考力があるかという観点はもちろんそれに加えて、議論を進めたり、発言していったりする主体性があるかといった観点がよりわかりやすく評価できるために取り入れられているのだと思われます。

実際に、こうした選考を突破している人はそこで主体性をアピールできていた学生が多かったように思われます。

その中でも、私がもっとも主体性の重要さが重要だと感じたのが「インターン」での評価です。私は外資系の戦略コンサルティングファームのインターンに参加しました。外資系の戦略コンサルティングファームというのは選考フローとしては、内定を取るまでに必ずインターンを経験しなければならず、多くの企業では、それが最終選考となっています。

インターンまでには、エントリーシートや筆記試験はもちろん、いわゆる「ケース面接」と言われる面接で論理的思考力を評価されます。

そのため、インターンでは、「ワークを進める上での姿勢」や「集団との関わり方」といった点が重視されると言われています。

私の体験談に戻ると、そのコンサルファームのインターンで私のチームには、「主体性」にあふれている学生がいました。

インターンに集まっている学生は当然ながら切れ者ばかりで、議論をさせると鋭い角度で的確な意見を発言します。

しかし、その学生はそれだけでなく常にホワイトボードの前に立ち続け、チームの議論を引っ張っていました。

それだけでなく、社員の方に対して、積極的に話しかけ自分のアウトぷとを常にブラッシュアップしてより良いものへと昇華させようとしていました。

結果的に、その学生は内定を掴んでいました。

この経験から私はいかに「主体性」が重要であるかということを感じました。

私が経験しただけでもこのような場面を何度か経験したので、やはり多くの企業が主体性を評価しているのだろうと思いました。

このように考えると、自分の知らない世界や情報の十分でない物事に対して、積極的に行動を起こして意思表明をする「主体性」は非常に重要であり、これは選挙に行くことに通じるなと感じています。

だからこそ私は、選挙に行く人というのは就活に強い「主体性」を持っていると思います。

まずは、選挙に行くというたった一つのアクションだけでも、自ら行いぜひ主体性を身につけていってください。(参院選は終わってしまいましたが……)

□主体性を身につけるには

選挙が終わった今主体性を身につけるにはどうしたらいいのでしょうか。

答えは簡単、小さなことでも自分から動いてみるということです。

サークル、バイト、資格試験、ボランティア……などなど中身はなんでもいいです。

僕の場合は、長期インターンでした。

その中でも、「未来電子テクノロジー」での長期インターンという選択肢でした。

未来電子テクノロジーには、関西の大学生が100名以上在籍しており、インターン生が主体となって、事業を回しています。

もちろん、目の前の業務をこなすだけでも毎日を過ごすことができますが、主体的に動くと様々な経験を積むことができます。

この面白さは他のインターン生も発信しているので、よければこちらの記事もご覧ください。

『自分から動いた方がオモロイ』| 山本庸平

 

例えば、「プレステージ」という制度です。

これは、社内の業務改善案や新規事業案を提案する場所で、主に月に一回開かれており、誰でも参加可能です。

これまでも、様々な業務改善や新規事業が生まれてきました。

面白いところは、自分のポストや給与まで自分で決めることができるということです。

自分から主体的に考えて、主体的に提案し、主体的に行動していくことで、身につくスキルや経験がどんどん増えていきます。

また、「松下村塾」などのイベントもこれに当てはまります。

「松下村塾」は未来電子のインターン生が持つ価値観や考えを外部の人にも広げていこうというイベントで、自分たちの価値観や知識をアップデートしたい、世の中に発信したいというインターン生が参加しています。

最後に、未来電子は業務そのものでも主体性が身につくと言えます。未来電子での業務は、マーケティング、セールス、デザイン、プログラミング、人事、PRと様々なコースがあります。その中で、自分がどの業務を行うかは自分で選んでいくことができます。

自分が将来どんな社会人になりたいのかどのようなキャリアを歩みたいのかに応じて、主体的に道を切り開いていけるのです。また、仕事の量も自分の好きなだけ仕事してその成果に応じて給与をいただきます。

このように、未来電子に身を置き、成長を追い求めることで「主体性」は身につき就活に強い学生になれるのではないでしょうか。

未来電子での長期インターンが就活に強いかどうかは他の記事でも触れられているのでそちらをご覧ください。

『未来電子インターンの経験は就活で有利になりますか?』

□まとめ

ここまで長々と書いてきましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

選挙に行く学生には、わからないことに対してを、意見を発して行動に移すという「主体性」が見られます。

その主体性は必ず企業で求められており、未来電子に所属することでさらなる磨きがかかるでしょう。

少しでも気になった方は、ぜひ未来電子のインターン内容について、ご覧ください!!

https://www.miraidenshi-tech.jp/intern-content/


この記事を書いた人

山田健斗

京都大学インターン

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