未来電子の人は代表を始めとして、みんなとにかく「考える」

井田 真郷

関西学院大学 人間福祉学部社会福祉学科

ー2019年3月卒

PROFILE

幼稚園から高校卒業まで生粋の「サッカー少年」だった。大学に入った当初は、いわゆる「普通の大学生」のようにイベントに飲み会、と楽しく大学生活を送っていた。しかし遊んでいるだけの毎日では物足りず、サッカー時代の全力な自分を思い起こし「何かに情熱を注ぎたい」と思うようになる。そして1回生の12月から未来電子でインターンを始める。

成果を出す人は見えないところで努力している

―インターンではいきなり営業から入ったと思うのですが、実際取り組んでみてどうでしたか?

一言で、最初は正直しんどかったです。今までのバイトは時間の間だけ適当に過ごしていても周りと評価は変わらないですが、インターンは数字として頑張りが明らかに出てやっぱり成果を求められる部分があったと思います。

―時間だけ頑張っているだけでは成果が出ないということですね。

そうですね、常に考えて行動しないと全然成果が出ませんでした。特に初めのうちは「これだけ時間を注いでいるのに何で成果が出ないのだろう」と悩んだ時期もありましたし、最初は何回も辞めようと思いました。

―ではそれはどこから改善されていったのですか?

学校が休みの期間に同じインターン生としてトップの営業成績を残していた人と、寮で24時間一緒にいるような生活をしていました。その時にしっかり成果出す人の行動を見させてもらって、「成果出す人は見えないところで努力しているな」と感じました。そこで、いい意味で自分の意思と関係なく自分も努力をせざる得ない状況だったというのもあり、自分の意識が変わったのかなと思います。

―それこそ会社にいる間だけでなくそれ以外の部分を知っているからこそがんばれたのですね。具体的にどのようなことを意識しましたか?

僕自身は「素直に受け入れる」ことを知らず知らずのうちにできていたかなとは思います。もちろん年下だったということもあるのですが、みんな僕よりすごい人なので、最初はとにかく吸収吸収という風に考えて動いていました。自分で言うのも何なんですが、謙虚な部分はあったと思います。

―成功のパターンは人それぞれですが、井田さん自身の成功のパターンは謙虚さだったのかもしれないですね。

未来電子は「考える」人が多い

―初めは結果が出ずにつらかったところがあったと思うのですが、辞めようなどと考えた時はなかったのですか?

もちろんありました。今まで付き合っていた友達と遊ぶこともあって、インターンの話をした時「遊んでる方が楽しいよ、お金ももらえないし時間もったいない」と言われたりして、そこで流されたりというのもありました。

でもどこかでプライドがあって、自分の負けず嫌いな部分が辞めようと思う気持ちを止めたのだと思います。

―友達の話もある意味謙虚に受け止めたけれど、自分の意思で続けようと決心したのですね。

そうですね、やっぱりここでしんどいからといってインターンを辞めたら何やっても結局辞めるなという風にも思いました。だからこそ「もうちょっと頑張ろう、もうちょっと頑張ろう」が続いたと思います。

―それは昔から自問自答して努力を続けるタイプだったのですか?

はい、今もですが、ふと落ち着いて自分の心の声と向き合うことは結構あります。それは仕事の最中ではなく、電車や家でゆっくりしている時に考えていました。仕事が始まる時には自分のことは考えなくていいようにしておくことで万全な状態で営業にも望めるのではないかと思います。

―井田さんの「自分で考えてみる」という考え方は周りの人の環境に影響されることが多かったのですか?

もちろん周りの「すごい人」に感化されることも多くありましたが、自分は本を読んで新しい考え方をインプットしていることも多かったと思います。インターンを始める前も趣味として読書をしていましたが、入ってから代表のオススメの本とかも読むようになって、読書量は多くなりました。

―違うジャンルの本とかも読む機会になったということですか?

はい。具体的にこんな本を読んだということは覚えていないのですが、考える系の本を読むことが多くなったとは思います。例えば哲学的なこととか、もっと大きな人生のこととか1つ1つのことを深く考えるようになりました。

未来電子の人は代表を始めとして、みんなとにかく「考える」という風潮があります。そんな周りの影響もあって「考えないと成果も出ないし人間的にも成長しない」と感じたので考える時間は増えました。

―その通りですね。未来電子には「自分の頭で考える」ということが本当によく求められます。

「素直に吸収するタイプ」が一番伸びる

―自分自身のインターン経験を通して一番変わったなと思うことと変わらなかったと思うことはありますか?

そうですね、まず変わらなかったところから言うと、何事も吸収する姿勢は自分自身インターンを始める前から意識していて、実践もできたので変わっていないと思います。逆に変わったところは「深く考える」ことができるようになったことです。今までの生活ではここまで深く考えるということがありませんでした。代表の話は頭をフル回転させても追いつかないくらいで、純粋にそういう話ができるくらい考えられることはすごいなと思いました。

―そこでどのような行動を取りましたか?

すごいと思うだけでなく、「考える」ことを単純に学びたいとも思いました。なので代表だけでなく、代表の話に追いつけている先輩たちの中のものを学び続ける姿勢を取りました。

―年齢的には一番下になってくると思うのですが、新しいインターン生が入ってきて、教えるということもあったと思います。その中で「こんなタイプは伸びるな」と感じたポイントはありましたか?

先ほどの話に共通してくるのですが、「素直に吸収するタイプ」が一番伸びるのではないかなと思います。やはり変なプライドを持って「自分はできる」と根拠のない自信を持ちながら営業をしていてもなかなか結果につながりません。先輩がアドバイスしてくれることに対して謙虚に受け止めることが大切になってくるのではないかなと思います。

―結果を見れば一目瞭然ですもんね。

そうですね、自分に対しても誤魔化してしまうのは成長に歯止めがかかってしまうと思います。短期的にみると周りも「しっかりやってるな」と認めてくれますが、長期的に見た時に成果はでないです。本当に成果を出している人はみんな、自分に対しても素直という共通点があると思います。

―仕事ができるできないというのはスキルがあるかないかではなく、マインドの所で素直にできるかどうかなのかもしれませんね。

何をやるにも共通して言えることだと思うので、僕自身も今後意識していこうと思っています。


入社後のステップ

・入社後メディアチームに所属するも、初めての営業経験で様々な壁にぶつかる
・夏休みをきっかけにメディアチームの先輩インターン生と生活を共にすることで、その真似をし、メディアチームの主力メンバーとして活躍

メンターの声

専務取締役 西光弘

井田君は物静かで初めはあまり表に熱量が出てこないタイプの学生でした。なので、精神的にも弱いのかなと思っていたのですが、しっかりと結果を受け止めた上で、自身の分析ができていました。また、環境に対してのアンテナが高かったです。誰がどのような取り組みをしているのか、誰がどのような考えを持っているのかを常に吸収しようという姿勢がすごく伝わってきました。良い意味で期待を裏切られたという印象が強かったです。井田君のように環境に対して敏感に反応し、すぐに吸収していくことは今後社会に出た時に確実に強みになります。その姿勢があればどこの環境に進んでも必ず成果を残せる人材になると思います。