「いや、でも」を我慢すること。それが人を成長させる

森 楓

近畿大学 経営学部経営学科

ー2018年3月卒

PROFILE

大学3年時にワーキングホリデーを利用してカナダへ留学し帰国後「成長しなあかん」という感覚に襲われ、インターンを探すなかで未来電子に参加。社内ではPRチームで結果を出した後に姿勢が認められメディアチームへ移籍。現在では少数精鋭のメディアチームの一員として日々アポイントの獲得に奮闘している。

成長したから次の段階にいかなあかん

―未来電子でインターンを始めたのはいつからですか?

3年の10月ぐらいです。

―なぜインターンをしようと思ったのですか?

同じ時間使うなら、バイトするよりインターンした方が身になるやろうっていうだけです。何かに自分の時間を投資しないといけないなと思っていて。僕ワーキングホリデーでカナダに留学してたんですけど、ちょうどカナダから帰ってきたときに動き始めた感じですね。

―ワーキングホリデーの話を詳しく伺いたいです。

就労が許可されているビザで一年間有効なんですけど、要は向こうで働けるのであまり資金がいらないです。僕の場合は最初の4週間ホームステイと語学学校いくパックを出国前に申し込んでいて、その先は考えずに行ったんで、4週間後の家賃とかのこともあって、結構追い込まれた形で仕事を探しました。「みんなやってるから、やったらいけるやろう」みたいな感覚で生活してましたね。

―なるほど。海外で働きたいという思いがあったのですか?

いや、楽しいかな?と思ったのと、身分担保されているこの学生の時間を自由に使っておかないと、後悔するイメージがあったのが大きいですね。30ぐらいになって、子供とか出来たときに「あの時行っといたら良かった」って、絶対一瞬は考えちゃうだろうなと思ったので、それなら行ってしまえばいいかなって。

―そんな思いでワーキングホリデーに行き、帰国したときにどのように感じましたか?

行っただけで「自分がちょっと成長したな」みたいな感じに思ったんですけど、それなら行く前と同じようにバイトばっかりに時間潰しても意味ないなって思って、「俺は成長したから次の段階行かなあかん」っていう感覚になったんです。それで次のステップとしてインターンが頭に浮かびました。

―インターンも業種や会社によって何をするのかが変わると思いますが、あまり気にしませんでしたか?

正直、行かないと分かんないんで気にしてなかったですね。業種とかも大事かなとは思いますが、やっぱり環境が1番かなって思っていて、インターン行きたいって言っとる人で何にも頑張らん人っていないだろうなって思って。みんな一生懸命、それなりに頑張る奴が集まってる環境、それは絶対自分にとってプラスかなって。

―留学も今までとは違う環境だったこともあり、それを振り返って感じたことがあったからこそ、もう一度環境を変えてみようと考えたのですね。

 

居心地の悪さを変えていく

―ワーキングホリデーのときにインターンをしようとは考えなかったのですか? 

考えてなかったですね。完全にアルバイトのみでした。

―では、海外で働いていたからこそ活きている経験はありますか?

飲食のキッチンで働いていたんですけど、僕語学学校も一ヶ月間しか行ってないくらいなので、やっぱり英語は全然話せないんですね。その中で周りは話せる人ばかりの状況で、全く話せない自分が働かせてもらっていたので、居心地が悪かったんです。僕の感覚としては「こいつ置いとかなあかん」みたいな存在じゃないと、居心地悪いんです。だから、喋れない分「野菜お前らの4倍切ったんぞ」くらいの感じで働いて、自分の存在価値を高めようとしてました。そのときの感覚が未来電子でも活きているなとは感じます。

―確かに森さんには自身で楽しめるようにしているイメージはありますね。海外で居心地が悪い状況を仕事で取り返そうと思い、働いていたと思いますが、未来電子でも少し落ちた時期があったと思います。やはりそのときも居心地が悪かったですか?

悪かったですね。結構出社してる日数が多かったので、関係は作れてるたんですけど、成果で見たら全く出せてなくて。だからみんなちょっと気まずい顔になっていたので、かなり居心地が悪かったです。でも仕事で取り返していくしかないなとは感じていた中で、今の営業のシステムが上手く整備された状態で、成果を出せていってるのでようやく居心地を変えられたかなと思いますね。

―今の営業チームのシステムとしては誰でもステップを踏んで最速でステップアップできるようになっていて、あとはそのインターン生自身がどのように取り組むかで変わるというイメージがありますね。しかしその中でもやめていく方もおられます。そのやめていく方とやめない方の違いは何だと思いますか?

一つ言えるのはやっぱり新しい子がすぐやめたりするんですけど、居心地悪いんじゃないかなって思います。というのも、僕らは波に乗って、いけいけどんどんでやってる中にいきなり入った状態で、自分は出来ない時に先輩との差を感じるとやっぱり辛いんやろうなと思いますね。やることも決して楽ではないわけですし。

ニュートラルに物事を捉える

―では、そのやめていく方と自分との違いは何だと思いますか?

例えば、嫌な仕事を与えられた時に、「嫌だなあ」と思うのか、「すごい仕事が来たなぁ」「結構この仕事きつそうだなぁ」と捉えられるのか、の違いなのではないかと思います。

―物事をニュートラルに捉えているのかという点がポイントですね。なので、ある意味達観してみて、「とりあえずやってみる」ということが大切なのですね。

今起こってる状況に関して、嫌なところばっかり見つけていると、やっぱり周りが何を言っても、難しいかなと思いますね。今の新しい子と色々話していて思うのはやっぱり、文句が多いというか。物事に対していきなりマイナスイメージを前提に考えがちですね。しんどい状況でも考え方1つで、自分の取り組み方なり変わるじゃないですか。だからそういった点を踏まえても、物事を初めからマイナスイメージで捉えずに、ある程度ニュートラルに捉えておくことは精神衛生上もいいことなんじゃないかなと思います。

「いや、でも」を我慢する

―未来電子で継続して頑張れている理由は何がありますか?

「素直さ」ですかね。なんかこう、詰められたりしたら「や、でも」って、みんなたぶん出ると思うんですよ。でもこれ、「でも」を1回我慢して話聞いてみたら、ほんま勉強になること、みんな年上の人って言ってくれてるなと思って。そういうのも、機会を逃さないで、毎回「でも」を出さずに、素直に受け入れて、人間力みたいなのを上げるために、聞くっていうのを続けてみたら、全然違うとこから物事が見えたり、それが成長やったりするんかな、みたいなことをここ最近ずっと思ってましたね。

―「いや」「でも」を使ってしまうと、自分の考えが変わらず物事の捉え方も成長していかないと思います。そこで、「いや」「でも」を我慢して、一度受け入れてみると、徐々に新たな考え方ができていたり、心が広くなっていくと思います。森さんへの個人的印象として、心が広く、あまり動じない、すごくニュートラルな印象があります。

ありがとうございます。僕も普通に嫌なこと言われたら、「嫌やなあ」と思ってたと思うんです。でも、環境ですかね。自分が「嫌やな」と思ってることが、この環境では正しくなかったり。小学生の時とかって、怒られることってあるじゃないですか。でもこの会社入って、怒られるとは違う感じがしていて。怒るというより、諭すに近い感じですね。怒られてるんじゃない、自分のこと、改善しようとしてきてる上司の人、これ絶対受け入れるべきっていうのを未来電子に来てから感じますね。あと、やめていく人を見てるとやっぱりこの面で素直さが足りない人が多いなとは思いますね。

―確かに、何か自分が考えていたことと違うことを言われた時に、森さんのようなに受け取れないと、「ここは俺と違うんだ」という意識にになり、やめてしまうという結果になるかもしれませんね。そうなってしまうと、こちら側から何かを提供できなくなってしまうので、その点を意識して頂けるとありがたいですね。

やっぱりこう、辞めた人としゃべったのとか思い出したりしたら、完全に粗探しをする人が多いなって。当然、ベンチャーで、資金力も莫大ではない中で、評価を十分にできてないとこもあるかもしれないですけど。粗探ししてもその人自身の成長に全く繋がらないし、誰も得しないなって思います。


入社後のステップ

・入社後PRチームに所属し、1ヶ月間で当時のノルマを達成し、メディアチームに志願して移籍
・メディアチームではメール営業で、市場調査を担当する
・その後自身のデッサン力が評価され、アニメーションチームに抜擢
・現在実務レベルのデザインをインプットし、アニメーション業務の課題に取り組む

メンターの声

専務取締役 西光弘

森君は自身で気づき、自分自身でコントロールしていく能力に優れていました。なので、自分自身で成長への道筋を作ることができていたのかなと思います。その能力を最大に発揮できたのは、アニメーションへのチャレンジです。周りの環境と自身の強みを活かす場所はどこなのかというアンテナを張り、敏感に感知していくことができたからこそ、アニメーションという新たなチャレンジができたのだと思います。アニメーションコースでもそういった声をすごく社内で上がっているので、よりその能力を研ぎ澄まして大きな成果を残していって欲しいと思います。