2022.4.23

都会に住む大学生の車事情とは?大学生が解説します!

立教大学 インターン

根岸佳苗


「大学生のうちに運転免許を取って、友達とドライブに行きたい」
「でも都会に住んでる場合、車って持てるのかな」

こんな風に考える大学生は多いはずです。
そこで今回は、都会に住む大学生の車事情を考えていきたいと思います。

都会に住む大学生が車を運転する機会はあるのか?

これは人にもよるとは思いますが、私はあります。

ただし必要に駆られて運転しているのではなく、完全に趣味です。
私は友達や家族と日帰りでドライブによく行くので、その際に交代しながら運転しています。

運転する機会がある都会の大学生の傾向としては、合宿や旅行をするサークルに所属した場合や、休日に友人と旅行やBBQなどに行く機会が多い人は、車を運転する機会が多いのではないかと思います。

また、家族で車を使う機会が多いと、運転機会が増えます。
実家に車があって、子供のころからドライブに行くことが多い家だった場合は、必然的に運転免許を取った後に運転する機会が多くなります。

運転しない期間が長いと車の運転が怖くなり、余計運転ができなくなるという負のループが始まるので、これは大事な要素だと思います。

大学生で車は持てるのか?

せっかく運転免許を取っても、肝心の車が無いとドライブに行けないですよね。
できることなら、大学生のうちから車を持ちたいと考える方もいらっしゃると思います。

しかし、そんな車を持ちたい勢の前に立ちはだかる問題があります。
それは車の維持費が高すぎる問題です。

車種を選ばなければ、車の初期費用は大学生でも手に届く額ですが、都会は特に車の維持費が高すぎて、多大な犠牲を払わないと大学生が車を所持し続けることはできません。
若者に厳しい保険料、高騰が続くガソリン代、定期的な車検代に加え、都心で駐車場を借りようとすると、駐車場代だけで月3万円近くかかります。
以前車を所有した場合の月々の支払額を試算しましたが、恐ろしい額になりました。

月々の支出のほとんどが車の維持費になっても良い覚悟のある方か、大学生らしからぬ収入をお持ちの方、駐車場スペースをすでに所有している方は、大学生のうちから車を持っても良いのかもしれません。

私は大学生のうちに車を持つことを断念しました…

大学生の車事情

上記の理由からか、車が無くても生きていけるからか、私の周りに車を持っている東京の大学生はほぼ皆無です。

そんな車を持っていない大学生が、ドライブに行くための手段としては、
・親の車を借りる
・レンタカーを借りる
・車を持っているお友達と行く

などの方法があります。

親の車は、運転技術に信頼がないと貸してもらえないので注意が必要です。
というよりもそもそも、大学生ドライバーはかなりの高確率で事故を起こすので気を付けましょう。
大学生の知り合いが事故を起こした話は、よく聞きます。
コンビニで500円くらいから入れる1日保険があるので、遠出をする時などはそれらを利用し、安全運転を心がけると良いでしょう。

一方で、レンタカーは保険料も含まれていて安心ですが、レンタル料がそこそこ高いのがデメリットです。
大人数で行けば割り勘できるので、レンタカーを借りる際には大人数で利用するのがおすすめです。

なお、車を持っていて都会に住んでいる大学生はなかなかレアですが、車好きの中にまれにいます。
また、同年代の社会人の友達なら車を持っている可能性が大学生よりも高いです。

個人的なおすすめについて

車を持っていないが観光で車を使いたい方に個人的におすすめなのが、「2人乗り小型電気自動車」のレンタルです。
公共交通機関などで貸出場所まで移動する必要がありますが、車でしか行けないような場所にも自由に移動できます(移動可能範囲の設定はありますが)。

また、シルバーカーのような見た目とは裏腹に、なんと時速80キロまで出せます。
利用方法はレンタサイクルとほとんど一緒で、現地で調達して現地に返却します。
レンタサイクルを借りるよりは高いですが、レンタカーの半分以下の値段で借りられるので、おすすめです。

まとめ

今回は都会に住む大学生の車事情について説明しました。
都会に住んでいると車を手に入れるハードルは非常に高いですが、車を持っていなくてもドライブはできるのでご安心ください。


この記事を書いた人

立教大学インターン

根岸佳苗