2022.4.23

「私服で構いません」と言われたインターンシップ、スーツを着るべき?それとも私服?

同志社大学 インターン

寺岡芹奈


去年、私はとある繊維系商社のインターンシップに2日間にわたって参加しました。

インターン先から届いたメールには、「私服で構いません」と記載されていましたが、実際に行ってみるとそこには目を疑う光景が待っていたのです。

今回は、私が実際に経験したインターン先での話を元に、インターン先から「私服で構いません」と言われた時、どのような服装で行ったら良いかについてお話ししたいと思います!

全員スーツ、自分だけ私服

初めてのインターンシップ、しかも指定された場所は、ドラマに出てきそうな高層ビルにある綺麗なオフィスです。
私は、前日の夜に時間をかけて決めたオフィスカジュアルな服を身にまとい、ワクワクしながら指定された場所へ向かいました。
繊維系商社というと、おしゃれな人が多いイメージがあったので、他のインターン生がどんな服装で着ているのか楽しみでした。

いざ、入室!ドキドキしながら入ってみると、私が抱いていた胸の高揚感は、一気に動悸に変わりました。

「みんなスーツやん…」

入室したのは私が最後だったようで、他のインターン生はすでに席についていました。
30人ほどいる中で、私だけが私服、あとは全員スーツです。
30人の目が、一斉に私に向きました。

それはまるで、「私服で構いません」と言われたとしても、スーツで来ないといけない暗黙のルールが存在しているのではと想像してしまうほど、目を疑う光景でした。

「私服でも大丈夫やんな…?」

席についてから、思わず企業からのメールを確認したほど、その時は動揺していました。
手に汗を握るあの光景は、今でもずっと脳裏に焼き付いています。

「私服で構いません」なら、基本私服で大丈夫

こんな経験をした上で言うのはおかしいですが、「私服で構いません」という指示があったのなら、オフィスカジュアルを意識した服装であれば基本私服で大丈夫だと思います。

インターン先で知り合った子は、スーツを着てきた理由として「無難だから」と言っていました。
「私服でも大丈夫」と言われたら、どんな服を選べば良いか迷いますよね。
なので、ほとんどの人が無難なスーツを選ぶのだと思います。

特に、2日間以上行うインターンであれば、私服OKな場合でも、初日は様子を伺うためにスーツを着用する人はきっと多いでしょう。
実際に、1日目は私以外のインターン生はスーツを着ていましたが、2日目はほとんどの人が私服を着て参加していました。

自分だけが私服だった時はとても不安で恥ずかしい気持ちになりましたが、今思い返せば企業が提示した通りの服装をしているわけなので、これからの選考に関わる心配は何もありません。

さらに、私服で参加したからこそ、他のインターン生よりも疲れを感じにくかったというメリットがありました。
スーツを着ていた人の中には、靴擦れで歩けなくなった子や、昼食後お腹が苦しくて気分が悪くなった子もいたので。

もし、服装で目立ちたくない人や無難な服装にしたい人であれば、私服で参加できる場合もスーツを選択すると良いと思います。

もちろん、私服であっても綺麗めな服であれば何も問題はありません。
逆に、私服の方が緊張が解れてリラックスしながら挑めるかもしれないですね。

まとめ

インターンシップ1日目、部屋に入った時の光景は多分これからも忘れることはないと思います。
それほど私にとって衝撃的な出来事だったのですが、今はそれも含めて良い思い出です!

「私服で構いません」と言われたとしても、スーツを着てくる人はきっと多いでしょう。

しかし、よっぽどカジュアルすぎる服装でない限り、私服であっても悪目立ちすることはありません。
私服OKであるならば、堂々と私服を着て挑みましょう!


この記事を書いた人

同志社大学インターン

寺岡芹奈