2019.12.28

入社1年目の教科書を読んで強く共感した3つの原則

京都大学 インターン

山田健斗


こんにちは!
未来電子テクノロジーのPRインターン責任者を務めている、京都大学経済学部4回生の山田です!

学生という身分でいられるのもあと3ヶ月ほどになりました。

今回は入社に先立って内定先から送っていただいた本の1つである『入社1年目の教科書』を読んで感じたことについてお話ししていきます。

入社1年目の教科書とは

この本の筆者は外資系のコンサルティングファーム、ベンチャー、投資ファンド、生命保険会社設立とビジネスの世界で多様な組織に属してきたという経験があります。
そんな筆者によって、あらゆる組織に共通している成長するための3つの原則50の具体的な仕事のやりかたについて書かれたのがこの本です。
この本に書かれた3つの原則が、未来電子で学んだこととも非常に近しいものを感じたので、みなさんにもお伝えできればと思います。

3つの原則について

では、3つの原則について一つずつ紹介していきます。

①頼まれたことは、必ずやりきる

筆者によると、新入社員の中には、頼んだ仕事について確認すると「忘れてました、まだできてません」という人リマインドしなくても必ずやってくる人の2タイプの人がいるようです。
もちろん、この2タイプではどちらを目指すべきかといえばもちろん後者です。
後者の何が良いのかというと、『周囲から信頼に足る人物だと評価されれば、次の仕事が回ってくるから』だそうです。
これを読んだ時、僕は未来電子入社時に、「新たな仕事を勝ち取るには、まず信頼を得ていくことが大事だ」という旨の話を受けたことを思い出しました。
それから9ヶ月ほど経ちましたが、振り返ってみると確かにその通りだなと思います。
また、インターン生同士でも「錯覚資産」というワードが頻繁に使われたり、代表の福本さんも信頼などの「無形資産」の重要性について講演してくれたりしているのを考えると、この原則はやはり本質的なものなんじゃないかなと思います。

②50点で構わないから早く出せ

当然ながら、この原則は手を抜いて早く仕事を仕上げろという意味ではありません!
納期ギリギリまで、自分1人で考え抜いて提出するのではなく、『50点の仕事に赤ペンを入れてもらい、アップグレードしていけばいい』という意味です。
この本には、ビジネスにおいては、良い結果を出すこととスピードが重要だということが書かれています。
これは個人的にめちゃくちゃ痛いほど思い知らされた経験があるので、かなり共感しました。

就職活動中、外資系の戦略コンサルティングファームの最終選考であるインターンに参加しましたが、他の学生より抜きん出た活躍を見せることができず、内定を得ることはできませんでした。
しかし、そのインターンで同じチームで内定を取った学生はまさにこの原則を徹底していました。
3日間という短い間でスピード感を持って良い結果を出すために、自然とこの原則に基づいた行動を取れるかどうかが評価の分かれ目として決定的な要素だったと感じています。

もちろん、未来電子でも、こうした場面は頻繁に目にしてきました。
私だけでなく、重要な役職に付くインターン生が「どこから指摘して良いのかわからない…」と頭を悩ませている場面を何度か目にしました。
本でも書かれていましたが、仕事とというのはまさに『上司や先輩の力をうまく使い、総力戦で仕事を進めるべし』であると思います。

『自分でできる最低限のことを必ずやった上で少しでも行き詰まったら助言を求めに行くべき。』
『提出はゴールではなく、最初のフィードバックをもらう機会』
これらの言葉は、今この記事を読んでくれている人に届けたいと思う言葉であり、二度と悔しい思いをしないためにも、自分の中に常に抱いていたい言葉です。

③つまらない仕事はない

確かに、世の中には単調な仕事はたくさんありますし、未来電子のインターンの中でもこうした仕事がないとは言い切れないでしょう。
しかし、筆者は『単調な仕事だとしても、面白くする方法はいくらでもある。』と断言しています。
そしてこの後にこう続けています。
『その仕事は何のためにやるのか。その意味と目的を知れば、様々な工夫ができるのです。』と。
まさに、その通りだと思います。
また僕なりに付け加えるとすると、意味や目的を知る方法としては、視座を高くすることだと思います。
目の前の仕事に対してだけ集中して考えていると「つまらない」と思えるかもしれませんが一度視座を高くして、全体像を捉えると「つまらない」と感じているその仕事は絶対的に必要な仕事であるということがわかります。
このようにして、意味や目的を理解し、自分なりに工夫していけば、一つ一つの仕事で自分しか出せない付加価値を生み出すことができるでしょうし、その経験値は必ず蓄積し大きく成長していけると思います。

おまけ

冒頭でもお伝えしましたが、この本には3つの原則だけでなく、50の具体的な仕事のやり方も書かれています。
50個紹介するわけにはいかないので、その中から未来電子のカルチャーにドンピシャなものを紹介します。
それは、『仕事は盗んで、真似るもの』というものです。
代表も口を酸っぱくして伝えてくださっている『守破離』の概念はやはりこの本にも、しっかりと載っていました!
気になったらぜひみなさんも『入社1年目の教科書』を読んでみてください!

そして、ここに書かれている3つの原則を社会人になる前に、学べる未来電子ってあらためてすごい環境だなと感じました(笑)


この記事を書いた人

京都大学インターン

山田健斗