2020.1.27

しの流!対人マネジメント法「だれしも長所をもっている!」

京都女子大学 インターン

竹内詩乃


こんにちは!京都女子大学3回生の竹内詩乃です。

2020年1月をもって未来電子を卒業します!

最後に未来電子に貢献できることは何か考え、このブログを書き残すことにしました。

テーマは、「しのマネージャーのマネジメント法」です。

 

私の考える「マネージャー像」

 

私がインターンを通して見つけた夢は「自分の能力・長所を最大限に活かし楽しく働ける人」であふれた日本社会を作りたいというものです。

これを実現させるには、まず自分自身が「働く」を経験したうえで、1人対企業(仕事)のマッチングを行い、成功数を増やす必要があります。

地道にマッチしたデータを収集した後に、「企業の求める人材が集まりやすい」言い換えると「就活者が自分に合った企業(仕事)をみつけやすい」環境を作ることができるのです。

では、本題に戻りますが、未来電子でマッチングの経験ができる役職こそが「マネージャー」です。

マネージャーは数人のインターン生をチームとして抱え、彼らの目標を理解し、それが達成できるようコントロールする必要があります。

私の考えるマネージャーがすべきことは、確実なノルマ達成と、目標に設定した、翌月やりたい役職・仕事を叶えることです。

注意点に、1、無理な仕事計画をさせない。2、目標を具体的かつ魅力的なものにする。の2つが挙げられます。

 

ポイントは初回の面談!

 

私は担当するメンバーが決まると、はじめに面談の時間をつくります。

しの流としましては、時間をかけた1対1の「面談」ははじめの一回だけです。

だからこそ、その一回でメンバーの情報のうち8割は掴む気合で行います。

課されたノルマを計画通りこなせるか、さぼり癖はないか、モチベーション、目標の動機、プライベートでの性格、時間の使い方等々あらゆる角度からメンバーのデータをとるのがポイントです。

未来電子では、1ヶ月で担当が変わるためメンバーに向き合える期間は30日程度、さらに複数人担当をもつため、一人に多くの時間を割くことはできません。

ということは、手のかかる「問題生」を生み出すとマズイのです(ちなみに私はきっての問題児でした、、、)

そこで逆算すると、メンバーの弱点を初回面談で見つけ出し、打開策を用意することで問題が起きにくくなります。

このように初回面談でデータを集め、さらに私の性格をさらけ出すことでメンバーに話しやすい人だと感じてもらいます。最後に目標を必ず達成する約束をし、「甘やかさないけれどメンバー思いのマネージャー」と理解されることで、信頼関係が築ける!!かもしれません。

 

こまめなコミュニケーション

 

業務規定違反の可能性があり、書くのに悩みましたが、書きます。

私は、スケジュールの都合、メンバーと対面で面談を行ったのは初回だけです。

その時間でしっかり話し合い、業務の手順も全て教えました。1時間ほど時間をかけたと思います。

その後は毎日担当チームのグループチャットで、モチベーションや仕事の進行を細かく聞いていました。

とはいっても、チャットの雰囲気はかなりフランクで、「調子どうー?」「今日の進捗報告よろしくね!」といった感じです。

1ヶ月間のこまめなコミュニケーションスタイルを使って「叱る状況を作らない」ことを心がけていました。

例えば、少し仕事が遅れているメンバーには気づいたら即座に、状況を確認して一緒に対策を考えます。目標が揺らいでモチベーションが下がったメンバーとは、電話でラフなおしゃべりをしながら、本当は何をやりたいのか、今の思いを言語化できるようサポートします。

小さなトラブルはつきものなので、その日のうちに解決するのがポイントです。

メンバーに恵まれたこともありますが、実際私はメンバーを一度も叱ることなく、全員の目標達成、ノルマ達成、昇進の手助けができました!

ここまで言ってしまうと「自己評価高すぎやろ」との声が聞こえてきそうですね(笑)

 

最後に覚えてほしいこと

 

最後まで偉そうですみません。ここまで、しの流のマネジメント法をご紹介しました。

あくまで「しの流」なので参考にするかしないかは自由ですが、1つお伝えしたいことがあります!

「だれしも必ず能力・長所をもっている」ということです。

自分が生きるコミュニティの中に、意見が合わない人や印象の良くない人もいるでしょう。私は未経験ですが、マネジメントをしていて、相性が悪いなと感じる瞬間がないとは言いきれません。

しかし、そういう人にも必ず「長所」があります。

任された人材を育て、最高のパフォーマンスを引き出し、メンバーの成長に繋げることこそが、マネージャーの真の仕事ではないでしょうか。

この考え方は、マネジメントだけでなく、人と接するときにいつも私が意識していることです。

私は、接する人の「長所」に気づき、それを伝えることで相手にとって良い影響を与える存在になりたいと志しています。

まだまだ未熟ではありますが、未来電子での出会いや経験があってこそ、この思考にたどり着けたため、感謝の気持ちをもって共有させていただきます。

10か月間、本当にありがとうございました!


この記事を書いた人

京都女子大学インターン

竹内詩乃