2019.9.10

メンバーのことを知らないなら、知ろうとしよう!

立命館大学 インターン

林和輝


あなたはメンバーのことを知ろうとしていますか?

 

はじめましての方ははじめまして。

マーケティングチームで曜日マネージャーをしている林和輝といいます。

 

マネジメントには効果的な手法として確立されたものが色々ありますが、それらを覚えて使っていく前に、まずは「メンバーを知ろうとすること」がマネージャーには必要だと僕は思います!

それでは、今回は、マネージャーをする上で僕が1番重要だと思う、「メンバーを知ろうとすること」の大切さを共有します!

「メンバーを知ろうとすること」が大切な2つの理由!

 

メンバーが本来持っている力をちゃんと発揮できるような環境を創るため

 

環境は、人に大きな影響を与えるものです。

周りの環境のせいで本当はできるのにできなくしてしまう。

僕はそんな人を作りたくありません。

では、どうすればいいでしょうか?

僕はメンバーが本来持っている力をちゃんと発揮できるようにするためには、メンバーを知ろうとすることを通して、メンバーが「心理的安全性」と「やりがい」の2つを感じられるようにする必要があると思います!

 

・心理的安全性

 

まず、メンバーが心理的安全性を感じられる必要があるのですが、そもそも心理的安全性とは何なのか分からない方もいると思います。

心理的安全性とは、「無知・無能・ネガティブ・邪魔だと思われる可能性のある行動をしても大丈夫だと信じられるか」を意味する言葉です。

つまり、心理的安全性を感じられるとは、勇気が必要な行動・発言をしても大丈夫なんだと思えるということです!

「こんなことも知らないのか!(無知)」

「こいつはこんなこともできないのか!(無能)」

「今の意見をいう必要ある?(邪魔)」

「それは絶対に違う!(ネガティブ)」

と思われる、言われることを人は恐れるものです。

実は、僕もこれを思われているのではないかと思うと、胸が締め付けられるほど怖くなります、、

これだけは覚えてほしいのですが、人はこれらを思われていると感じる環境では絶対に自分の持っている力を十分に発揮できません!

なので、マネージャーは、メンバーに「無知・無能・ネガティブ・邪魔だと思われる可能性のある行動をしても大丈夫なんだ」と感じてもらう努力をしなければならないと思います!

例えば、上記4つのような発言はしない方がいいと僕は思います!

ちなみに、僕は4つのようなことをメンバーに対して全く思わないので、そもそも発言しようともなりません。

また、メンバーを知ろうと、色々質問したり、質問してもらったりするといったアクションをとっていくのも良いです!

メンバーを知ろうとすることで心理的安全性を感じられる環境が創られていき、その環境が整って初めてそれぞれのメンバーのパフォーマンスの120%、多様なメンバーが入り混じった状態の本当の価値を引き出せると僕は思います!

 

・やりがい

 

次に、持っている力をちゃんと発揮できるようにするためには、メンバーが業務にやりがいを感じていないといけないと僕は思います!

では、その人がやりがいを感じるにはどうすればいいでしょうか?

僕は、その人が業務を通してやりたいこと(目的)を成し遂げられるように導けばよいと思います!

マネージャーはメンバー自身が持つ目的に対してその業務内容でいいのかを確認し、最適な数値目標(達成ポイント)を設定するのが役割です。

ここで、目的と業務が合っていない、他の業務の方が目的を達成できそうとなれば、そのメンバーのためにも目的にあった業務にマネージャーは慎重に責任を持って導く必要があります。

そして、この「目的の確認」と「数値目標の設定」、ここをどのようにするかでメンバーの今後の業務に対する結果が変わってくると僕は思います!

ここをそのメンバーにとって正しく十分に鼓舞できるものに決められたら、メンバーにモチベーション高く業務に取り組んでもらえると思います。

逆に、間違えると、メンバーはやりたくないので業務をやってもらえなくなると思います。

なので、ここを正しく決めるためにも、メンバーの「実績」「能力」といった表面的なものよりもむしろその裏側にある「感覚」「志向」「経験」といったその人の考え方に近い部分を知ろうとしなければいけないと思います!

 

少しでも考えが伝わりやすくするため

 

もう一つは少しでも考えが伝わるようにするためです!

コミュニケーションでは、相手の言葉の受け取り方に注意する必要がありますよね。

どんなにメンバーのことを思って行動・発言したとしても、自分の考えがちゃんと伝わらなければコミュニケーションは失敗です。

なので、マネージャーはメンバーに少しでも自分の考えが伝わるよう努力しなければいけません。

このとき、僕はまず「誰」が伝えるかが重要になってくると思っています!

例えば、あなたのことを「全く分かっていない人から言われた言葉」と「分かっている、分かろうとしてくれている人から言われた言葉」、あなたはどちらの言うことをより聞きたいと思いますか?

多くの人は分かっている人からの言葉を聞きたいのではないでしょうか。

逆に、全く分かっていない人から言われた言葉は聞こうという気持ちになかなかならないと思います。

このように、「誰」から言われるかによって、相手の言葉の受け取り方は変わります!

伝えるのでなく伝わるようにするために、メンバーのことを知ろうとするマネージャーになることが大切だと思います!

 

まとめ

 

良いチームに必要なものとは、「マネージャーのメンバーを知ろうとする姿勢」だと僕は思います!

この姿勢があれば、自然と自分の話よりもメンバーの話をもっと聞こうと思えたり、そのメンバーに合った伝え方もできたりしやすいのではないかと思います!

最後に一言付け加えると、僕はもしメンバーやチームが目標を達成できないとしたら、その責任は全て自分にあると思っています。

なぜなら、達成できない原因は、僕がそのメンバーが本来持っている力をちゃんと発揮できるようにできなかったから、考えが伝わらなかったのも僕の伝え方に問題があったからだと思うからです。

そういった責任がマネージャーにあって、それがあることでメンバーも本来の力を発揮し楽しく自由に行動できるのだと思います。

ただ、当然マネージャーは成果も出さなければならないので好き勝手にやらしていい訳ではなく、そことのバランスも考えないといけません。

今の伝え方で嫌な思いをさせていたらどうしようと不安になったり、この行動はダメだったなと反省したり、まだまだ自分はマネージャーとしては未熟で、この仕事は大変だなといつも思います。

ですが、マネージャーとしてメンバーが持っている能力・意欲・想像力がちゃんと発揮できるような環境を創り、自分と関わった人が未来電子で輝く人材になれるようサポートしていく仕事は今やる価値のあることだと思いますし、僕はそこにとてもやりがいを感じています!

メンバーが未来電子で輝けるよう、是非あなたも一緒にまずは「メンバーを知ろう」としてみませんか?

長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました!!

 


この記事を書いた人

立命館大学インターン

林和輝