2018.5.24

『会社は学校じゃねぇんだよ』ゆとり世代の学生が感想を書いてみた。


AbemaTVの開局2周年記念ドラマとして、若者の注目の的になっている

『会社は学校じゃねぇんだよ』

まだ5話ほどしか放送されていませんが、現時点での感想として、

めちゃくちゃ面白い!

三浦翔平と宇野実彩子、早乙女太一がメインキャストとして、

起業する若者を演じています。

今回は、概要と感想を軽く述べ、今の若者のこれからについて考えていきます。

 

『会社は学校じゃねぇんだよ』のメッセージ

 

仕事に熱狂する全ての若者に捧ぐ 藤田 晋(株式会社サイバーエージェント社長)

このことばが、毎話ごとに最初に表示されます。

初回でこの言葉を見たとき、私の中に違和感が生じました。

なぜなら、現代の世論として「今の若者は仕事をなめている。熱狂していない。」

という考えが一般的だと思っていたからです。

『会社は学校じゃねぇんだよ』のタイトルを見たときも、

40代くらいのおっさんたちが、ゆとり世代の私たちに向かって

「会社をなめるな。社会を甘く見るな。学校みたいにゆとりじゃ生き残れないんだよ」

というメッセージを込めたドラマなのかな?と思っていました。

 

そしたら、予想とは180度真逆。

 

このドラマは、私たちゆとり世代からおっさんたちへの「会社をなめんな」というメッセージが含まれているということに気づきました。

ですので、1話をみて初めて、

仕事に熱狂する全ての若者に捧ぐ

のことばが腑に落ちました。

私たち若者は仕事がしたいんです。

仕事に熱狂して、何かを生み出したいと必死です。

なのに、ぬくぬくと国家の仕組みの中で年功序列で生きてきたおっさんよ、

『会社はな、学校じゃねぇんだよ』

っていうことを言っていました。

 

じつは実話?鉄平のモデルになってるのは一体?

 

各回のあらすじを述べるつもりはありません。

なぜなら、このドラマに少しでも興味を持っている若者なら、

絶対に見てほしいドラマだからです。

 

『会社は学校じゃねぇんだよ』は、実話ベースで出来たドラマです。

「渋谷」「起業」「インターネット」がテーマで、それをめぐって繰り広げられる

友情・恋愛・嫉妬・裏切り・復讐そして何より夢を描いたストーリー。

最初私は、サイバーエージェントの藤田晋さん自身がモデルだと思っていました。

 

しかし、三浦翔平演じる鉄平のモデルとなったのは、松村淳平さん!

彼がご自身でこのドラマについて語っているので、ぜひブログをお読みください。

僕の人生がドラマに!「会社は学校じゃねぇんだよ」

 

渋谷でギャルをしていた彼、松村淳平さんのキャラクターと人生に、

サイバーエージェントの藤田晋社長の人生を織り交ぜて、

鈴木おさむさんがオリジナルのストーリーを書き下ろしたドラマ。

だということが判明しました。

 

松村さんは、渋谷で有名なギャルだったときに、藤田さんが書いた一冊の本に出会います。

その本がこちら↓

「渋谷ではたらく社長の告白」の画像検索結果

そこに書かれている言葉、価値観、姿勢に感動した彼は、

大学を卒業後サイバーエージェントに入社。

その後、モデル向けのコンテンツやサービスを提供する会社を設立し、2014年にサイバーの出資を得て社長になりました。

そんな彼が綴っていたブログのタイトルが『会社は学校じゃねぇんだよ』だったのです。

 

仕事に熱狂する一若者として、捧げられたもの

 

私は現在大学4回生の女子大生です。

専攻はスペイン語で、普通にバイトをして、友達と毎日のように飲みに行きます。

ここまでは普通の大学生でしょう。

では、私が今何よりも熱狂していることはなんでしょう。

そう、「仕事」です。

現在未来電子テクノロジーというベンチャー企業でインターン生として仕事をさせてもらっています。かれこれ、7ヶ月以上も続けているのは、わたしがここでの仕事に「熱狂」しているから。

たしかに私はゆとり世代ど真ん中です。

小学校1年になったときに学校の土曜日登校がなくなり、

高校を卒業したと同時にカリキュラムが変更されました。

私たちの世代はミレニアル世代と呼ばれているが、

それ以降(1995年前後)に生まれた人たちはZ世代と呼ばれています。

彼らは、生まれたときからネットに触れ、様々な価値観に容易に触れることができる環境で育ってきました。生活環境は整いに整っていて、何不自由ない生活をしてきたからこそ、何か「熱狂」できるものを探し求めています。

仕事がまさに彼らのそのポジションにくるものなのではないでしょうか。

働く動機が「お金」でもなく「安定」でもなく「地位」でもなくなった今、

彼らの、私たちの働く動機は「熱狂」や「ワクワク感」なのだと思います。

 

そこを上手くついているのがこのドラマなのかな。

 

この世代感ギャップがある以上、

会社に入ると、おっさんたちの仕事の動機と新卒社員の仕事の動機に乖離があるはず。

でも、仕事をしていて楽しいのはどっちですか?

「安定」?「熱狂」?

 

「安定」を選んだあなたは、

毎日の残業が苦で仕方ないが、家族のためにお金は稼がなくてはいけない。

安定した収入を得て、安定した地位を確立するためには、

これくらいは耐えなくてはいけない。

上司とは付き合いでヘコヘコするし、いいと思わない仕事を引き受ける。

安定って家族を幸せにするためだったのに、最近子どもの顔も見てないな。

仕事のストレスで奥さんにあたっちゃうし、休日は疲れて寝てばっかり。

確かに安定はしてるけど、なんか人生おもしろくないな…

 

「熱狂」を選んだあなたは、

毎日残業で、寝不足が続くけど、仕事が楽しくて仕方ない。

別に金持ちにならなくていいし、安定してなくてもいいけど、

この事業はワクワクするし、ヒットするに違いない!

自分は今世の中のためになることをしていて、それが成功するためなら

どんだけ働いても構わない。

毎日が汗と涙の日々だけど、常に胸の中は燃え続けている。

 

まとめ

 

嘘ついちゃいけねぇのが学校

嘘も必要なのが会社

いじめちゃだめなのが学校、

いじめも必要なのが会社

けんかしちゃいけねぇのが学校

けんかしてでも上に立つのが会社なんだよ

会社を21世紀を代表する会社にする!

 

私を含めいまの若者は、この「熱さ」をもって「熱狂」できる仕事を見つけていくのが大切なのではないでしょうか。それがきっと働く動機になり、世の中を変える人材になっていくと思います。

少なくとも私は今以上に仕事に「熱狂」して、なにかしらの影響を与えられる人になりたいと心から思っています。そうじゃないとあと40年も働き続けられないでしょう(笑)

ゆとり世代と言われ続けるんだろうけど、

ゆとりだからできることはたくさんあるし、

ゆとりの方がおっさんたちより熱をもって働きます。

 

とりあえず、『会社は学校じゃねぇんだよ』

見てください!


この記事を書いた人

窪田 佳奈

神戸市外国語大学

窪田 佳奈