2018.4.2

1人で花見をしないとか正気の沙汰じゃねぇな

立命館大学 インターン

貝原 匠


春になって、桜もきれいに咲き始めました。

1人で花見をしたくなってきますね!!

なになに? 花見は皆と行く?

えっ!? 花見って1人で行くものじゃないんですか!?

 

 

1人で花見に行ってきた

 

今年、自分は1人で花見に行ってきました。

場所は、和歌山県にある紀の川市です。

4/1に自分の趣味であるサイクリングのイベントがやっていたため、そこを選びました。

 

今回の花見でわかったことは、『1人でする花見は最高!!』ということです。

 

紀の川市には川沿いに多くの桜が咲いていました。

小さなサイクリングロードもあり、桜のトンネルができていたのです。

その中を走るのは、最高の気分でしたね。

 

この紀の川市は桜だけでなく、桃も有名らしいです。

桃って夏の食べ物だったんですね。

見た目の色から春だと思ってました。

 

そんな紀の川市では、あるお店のジェラートが人気とのこと。

これは向かわずにはいられない!!

自分が頼んだのは、桃とイチゴのジェラート。

滑らかな触感に大きな果肉。

少し疲れていたこともあるでしょうが、これほど美味しいジェラートは初めてでした。

ジェラートのお店の人に紀の川市の花見スポットを聞いてみると、最初ヶ峰という場所を教えてもらいました。

名前からわかるように山です。

自転車で登るのって、すごいしんどいんですよ?

まぁ、行ったんですけどね。

 

勾配がある坂道を6分くらい登って頂上に到着。

登った甲斐がありましたわ!!

こんなに桜が咲いていても、それほど人はいませんでした。

もしかして穴場スポット?

まぁ、そりゃあ山の中にあるからね。

わざわざ選ばないか。

 

美味しいものもあって、桜もきれいな紀の川市。

今度は車で来てみようかな。

 

 

皆で花見に行かない理由

 

皆で行っても全員が最初から最後まで楽しめるわけじゃない。

これが自分の皆で花見に行かない理由です。

 

何で平等に楽しさを分かち合えないのに集まらなくちゃいけないんですかね?

 

大勢で花見をする時、皆で仕事を分担することが多いです。

 

朝早くから場所を取りに行く人。

自分が持っている物を皆に提供する人。

料理を作る人。

後片付けをする人。

 

分けるとしたら、一般的にはこんな感じですかね?

 

でも、これっておかしくないですか?

任された仕事を果たすのにかかる時間が違いすぎますよね。

物を持ってくるのと料理をするのとじゃ、雲泥の差があるでしょう。

物を持ってくるのは1時間もかからないでしょうが、料理をする人は2~3時間以上かかることも考えられます。

「皆何かしらの仕事をしているし、しょうがないでしょ」と思われるかもしれませんが、

そもそも、「仕事」っていう単位は何ですかね?

明確な基準がなければ、誰かにしわ寄せがいくでしょう。

 

誰かが辛い思いをして、他の人が楽しい思いをする。

 

そんな環境の中でする花見は楽しくないと思います。

 

 

1人で花見に行く理由

 

自由に花見を楽しめる

 

1人で花見をする理由はこれに尽きます。

 

自分で何処に行くかを決めて、何するかを決める。

自分の好きなように花見を楽しめる。

 

もう『最高』の一言に尽きますね!!

花をカメラに収めるも良し、お弁当を作って1人で食べるも良し。

やりたい放題です。誰かのことを考える必要は一切ありません。

 

自分の花見を思い出してみてください。

花見と言っているのに自転車をもっていったり、ジェラートを食べに行ったり、関係のないことをしていますよね。

しかし、自分は花見をしました。

花見の明確な基準が設けられていない以上、自分が花見だと思えば、それが『花見』です。

 

「やりたいことあるけど、他の人がいるからやめておこう…」

1人であればこのような不満の種を生み出さずに済みます。

人数が増えるほど不満が出てくる確率は高まりますよね。

それだけでも、1人で行く大きな理由になるのではないでしょうか。

 

新しい『花見』を見つけられる

 

これも1人で行く理由に数えられますね。

 

皆で行く『花見』は、『桜の木の下でご飯を食べる』など、皆で楽しめる事は限られます。

しかし、1人で行く『花見』は『 』。全く決まっていません。

あなたの自由にできるのです。

 

ただただ1人で花を見る『花見』や、皆で花見をしているところに入っていく『花見』なんてのもアリでしょう。

何をしようとしても、あなたを止める枷はありません。

読書やプラモデル作りなど、自分のサイクリングのように、趣味を花見と一緒にやってみてください。新しい楽しみ方、『花見』が見つかるかもしれませんね。

 

 

最後に

 

自分は集団で動ける人間ではありません。

3歳ぐらいの頃から、幼稚園の先生が皆に本を読んでいる時におもちゃで遊んでいるような人間だったらしいです。

他の人と楽しむ軸が違ってっているため、皆で来た後に、後日同じ場所に1人で来ることも何度もしました。

 

「何でそんなに1人が好きなのか」と思う人は、1人で花見に行ってみてください。

今まで知らなかった『花見』が見つけられるでしょう。

1人で花見をしに行って、新しい楽しみ方を見つけてみませんか?


この記事を書いた人

立命館大学インターン

貝原 匠