2017.3.22

京都産業大学の学生が長期インターンを経験して学んだこと

京都産業大学 インターン

西川祐司


はじめまして。京都産業大学4回の西川と言います。私が未来電子テクノロジーという会社でインターンに参加したことで学んだこと、気づいたことについてお話しさせて頂きたいと思います。少し長くなりますがよろしくお願いします。

 

迷っている人ほど参加して欲しい長期インターンシップ

このブログを読まれているということは少しは長期インターンに参加しようと思っているもしくは未来電子テクノロジーに興味があるかと思います。「成長したい」「とにかく将来が不安」「なんだか面白そう」などインターンに興味を持った理由は人それぞれ違うと思いますが、「やっていけるか不安」「めんどくさそう」と思い迷っているのならぜひ参加して下さい。でないとあなたは今のまま一生変わることはありませんよ。

 

というのも人間は判断を先延ばしにしてしまう理由や、決断できない理由は毎回同じらしいのです。つまり、今後あなたが興味があること、やってみたいと思うことがあったとしても同じように「できるか不安」「めんどくさい」と思い、それらしい理由をつけてやめてしまう可能性が高いのです。

 

理由はどうであれ今の自分を少しでも変えたい、現状から離れたいと思ったからこそインターンに興味を持ったのではないですか?少しでも興味があるのならば、ぜひ行動に移してください。リスクを取り、自分の殻を破った者だけが成功を納めることができるのです。

 

未来電子テクノロジーで学べること

では未来電子のインターンに参加して何が学べるの?どんなことができるの?と疑問に思われる方もいるでしょう。私は未来電子テクノロジーに3ヶ月ほどしか所属していませんが、さまざなことを学びました。スキル面でいうとユーザーの心を動かす文章の書き方、マーケティング、Googleアナリティクスの資格からタイピングなど様々なことを身につけました。

 

これ以外にも、テレアポの極意や、営業力、プログラミングからデザインなど本人が希望すれば様々なことに挑戦できる環境です。最近は英語カリキュラムもスタートしインターン生は無料で海外でも通用する英語力を身につけることができます。もちろんいきなり希望の業務を担当させてくれるかと言われればそうではありませんが、どうすれば評価が上がるのか、自分が今足りていない要素は何か、そういったことを代表が時間をとってフィードバックして頂けます。

 

自分の頭の中の声には従うな

そして未来電子のインターンに参加して一番学んだことは精神的な部分です。私は何をするにしても他人の目を気にして行動に移せないタイプの人間です。冒頭のお話の通り、留学したいと思っていても生活することができるか不安でやめたり、せっかく内定を頂いた企業にもついていけるか不安になり、内定辞退したこともあります。「お金がない」「自分には合っていない」とそれらしい理由をつけて自分を正当化してしまうのですが、リスクを取り、勇気を出した人と比べるとその差は歴然ですよね。

 

代表と初めてお会いした時に「自分で認識できているのにも関わらず、行動に移せていないのならすぐに改善しなさい。これからの時代そんな悠長な考えでは生き残れない」とご指摘頂きました。IT技術の発展で人の仕事の大半が機械化されると言われております。そして戦っていく相手は同じ日本人ではなくハングリー精神と高い専門性を持った外国人になります。まだ実感できていないので、多くの人はさほど心配しておりませんが、非常に危険な状態です。

 

実際に未来電子のインターンに参加させて頂き、すぐに危機感を抱きました。自分よりも年下の学生がビジネスマンと対等に会話をし、毎日のように朝から晩まで業務に取り組んでいるのです。それも楽しそうに。中にはインターン生が主体となり新たな会社の仕組みを作っていったり、新しいコンテンツ作りに取り組んでいる学生もいます。

 

そして彼ら、彼女らも絶対に成功するという根拠があって行動しているわけではありません。「失敗するかもしれない」「間違っているかもしれない」そう思いつつも、頭の中のもう一人の自分に打ち勝ち、行動しているのです。もちろんそのような人は他のインターン生からも社員からも評価され、それなりの報酬を手にしております。

 

そのような現状を目の当たりにし、ようやく意識を変えることができました。

まだ改善している途中ではございますが、少しづつ今までの自分に抵抗していき思考癖を変えていきたいと思っています。未来電子で一番学んだのはそういった「もう一人の自分に打ち勝とうする精神」です。

 

インターンに参加すると就活に有利になる?

インターンに参加する理由で最も多いのでが「就活のため」ではないでしょうか。就活に限定しなくても「成長したい」「スキルを身に付けたい」など将来のためにインターンに参加する人が多いかと思います。単にお金を稼ぎたいならアルバイトでも良いですし、楽しみたいなら友達と遊べばいい。で、実際就活に有利になるかと聞かれると私は「yes」と答えます。ただし、単に参加するだけでは意味がありません。むしろ時間の無駄です。

 

ではどうすれば良いか。それは「成果」を残すことだと思います。転職活動にしても新卒の就職活動にしても圧倒的に成果が残せる方でしたら苦労はしないかと思います。学生の時に新卒1年目、2年目の実力があれば少なくとも内定が全くないなんてことにはならないでしょう。あとはその会社に合うかどうかだけの問題(これが一番大事ですが)。

 

成果を残すためには自主的に動かなければなりません。そして京都産業大学という中途半端な学力では単に行動するだけでは足りません。「どうすれば評価されるのか」「他の人にはない自分だけの武器は何か」頭を使い行動してください。最近はインターンに参加する学生も増えており、もはやインターンを経験した学生に希少価値があった時代ではありません。「サークルで代表をやっておりました」「バイトリーダとしてチームに貢献しました」と何ら変わらないのではないでしょうか。

 

未来電子のインターンの場合は自由度が高い分、厳しい部分もあります。ノルマに対するプレッシャーやモチベーションの維持、特に最近は未来電子のインターンに参加したいという学生が多いため後から入社した学生に追い抜かされることもあるでしょう。それでも挫けずにやりきる気持ちが必要になってくるかと思います。「教えてもらう」という受け身な姿勢ではなく「自ら学ぶ」という攻めの姿勢で参加することができれば就活でも役に立つ経験ができるのではないでしょうか。

 

自分を好きになろう

最後に自分が大切にしておきたい価値観についてお話しさせて頂きます。それは「自分を好きになる」ということです。「この人が好きだから一緒に居たい」ではなく「この人と一緒にいる自分が好きだから一緒に居たい」という気持ちの方が私は大事だと思います。私は不安定な生活よりも安定を好みます。しかし安定のためやりたいと思ったことでも自分に制限をかけて行動できない自分が嫌いでした。

今は逆です。できるかどうか不安、失敗するかもしれない、そのような状況にいても、少しでも前に進んでいる自分が好きです。未来電子テクノロジーという環境があなたにとって最適な環境かどうかはわかりませんが、私はこの会社と巡り会えてよかったと思います。参加した後の自分の方が好きです。どのような決断をしてもいいですが自分のことが嫌いになるような決断だけはしないで下さい。楽しもうという気持ちを持ち続けさえいればあなたの未来はきっと明るくなります。一緒に自分のことを好きになっていきましょう。


この記事を書いた人

京都産業大学インターン

西川祐司