自分の強みが見つかり、人と強い関係が築けるようになった

中川智裕

京都大学 農学部

ー2020年3月卒

PROFILE

もともと、海外インターンを運営する学生団体で活動しており、2回生の6月から未来電子インターンを始める。

こんにちは!未来電子の薮崎です!

未来電子のマーケティングチームに所属すると、最初は記事執筆を行うライターとして働きます。

そして、ライターとして成果を出すことができれば、ライターを束ねるチームリーダー、マネージャーとして働きます。

今回来ていただいた中川さんは、ベリーベリーベテランマネージャーです!

 

スロスターターだった

 

今回は、未来電子イチ個性的なベテランマネージャー、中川さんにお話を伺いたいと思います。中川さん、よろしくお願いします!

 

よろしくお願いします。

 

まずは、自己紹介をお願いします!

 

京都大学農学部3年の中川です。

 

未来電子に入ったのはいつでしたっけ?

 

昨年(2017年)の6月中旬に、当時人事をやっていた京大の方に話を聞いて、その後、説明会をしてもらったのが6月28日です。履歴を見たのであってると思います。そして、その後、2ヶ月半研修期間を経て、やっと入社しました。研修期間は最長記録だと思います。笑

 

正確な日にち、最長研修期間、早速性格が出てますね。笑 そもそも未来電子に入った理由としてはなにがあるんですか?

 

端的にいうと、インターンシップってどういった学びがあるんだろう、っていうところです。こう思うようになった背景には、海外インターンシップを運営する学生団体での経験があります。そこが提供するインターンシップにズレを感じ、充実させていきたいと思ったとき、そもそもインターンが提供できる価値にはどんなものがあるんだろう、ここが知りたくなってきて、それならインターンを自分がやってみるしかない、という感じです。

 

なるほど。学生団体での経験も背景にあったんですね。では、入った当初はどんな目標を持っていたんですか?
入社面談のときに掲げた目標としては、自分自身の強みを見つけるというか。「〇〇といえば中川」といってもらえるような存在になる。っていうことがありました。

 

入社後ってどんな流れでしたっけ?
入社したのが6月末で、そこから今年(2018)年の1月まではずっとライターをやってました。そそして、2月からはマネージャーです。自分が探していたインターンの価値に気づいたのは、結局(マネージャーになった)今年の2月とかで、すでに入社してから半年は経過してました。思い返せば、あのマネージャーになるまでの時期が少しもったいない気もするんですけど、巡り合わせですかね笑 普通の業務をこなすだけで精一杯でしたし。

 

そういうライターの期間が続くと、マンネリ化というか、モチベーションの維持が難しい部分もあると思うんですけど、その点に関してはどうでした?
文章を書くのが好き、楽しいということは大きかったと思います。また、記事の題材によっては未知の業界にあたること多くあります。その際、こんなことが仕事になってるんだな、こういう問題があるんだな、とか社会勉強ができたということも楽しさの一因だったと思います。大学の中では知ることができない部分ではあったので。

 

そうなんですね。確かに記事執筆をしていくなら文章を書くのが好きか嫌いかは大きいですよね。マネージャーになる際には、自分からマネージャーしたいです、みたいな感じで主張はなさったんですか?

 

明確に主張したわけではないんですけど、入れてもらったからには成果・結果を出したいという思いがあって、与えられた目標は4ヶ月連続で達成していたんですね。それを受けて、マネージャーをやってみないか、という声をかけてもらいました。そこからインターン生活が一変するっていう。

 

マネージャーになって、インターン生活が一変

 

具体的にはどう一変したんですか?

 

やっぱり、マネージャーをするっていうことはチームの責任者になるということで。チームの結果は自分1人では変えられないものの、良くも悪くも、チームの結果は自分次第。そのため、数字の重要性が増したのはもちろんこと、メンバーとの関係性やチームの中の雰囲気が重要だって気づけるようになりましたね。何回もマネージャーをやってるうちに気づいた、ってところもあるんですけど。

 

今何回目でしたっけ?あとマネージャーとしての成果も教えてください!

 

マネージャーは6ヶ月目ですね。データを見た感じ、史上最多だと思います。成果としては、チーム目標は毎月達成してます。順位は、2月1位、3月2位、4月1位、5月3位、6月2位です。2月と4月は当時の最高値をいずれも更新してます。あと4月がすごかったのは、メンバー3人がのちにマネージャーに昇格して、うち1人は営業にもいってゴールドをとってるっていう。そこで思ったのは、チームで成果を出すことって、個々のインターン生の成長にもつながっていく、っていうことですね。

 

共感します。やっぱりマネージャーのやりがいって目標達成はもちろんですけど、メンバーの成長や昇進も大きいですよね。初月に中川さんのチームのメンバーだった自分としても感慨深いです。笑 

ここまでの成果が出せるのは、なにが一番大きいと思いますか?

 

うーん、個人的な性格は結構あるのかな、って思ってます。数字を扱うのが好きなのもあるし、やっぱり負けたくないっていうのがあって。それはライバルに対してっていうところだけじゃなくて、ここを目指すって決めた自分自身にも負けたくないんですね。例えば、チーム一位をとるって決めた自分であるとか。

 

数字が好き、数字で負けたくないって話でいくと、メンバーの中には数字が響かない人もいると思います。そうした点を含めて、マネジメントの難しさを教えてください!

 

結局行動するのはメンバー自身であるっていうところですね。マネージャーがなにを言おうとも、メンバーが動くかどうかはそのメンバー次第、そこには不確実なところがあって。ただ、その可能性を最大限まで引き上げることはできると思ってます。

 

なるほど。そのためにどんなことをやってきたんですか?

 

まずメンバーに提供するってところですね。第一に、業務を着実にこなしていくことで個人として恩恵があることを伝える。マネージャーに昇進できる、とか、プログラミングとかもできるようになる、とか。第二に、チーム全体として結果を出すような雰囲気を作ること。チーム内には相互作用があって実は。メンバーのあの人が頑張ってるのに、自分が頑張らないのは違うかなって思ううちに、やるのが当たり前な雰囲気のチームになっていくんですよね。

 

そのために重要なのは、やはりメンバーとの信頼関係の構築だと思います。そういう意味では営業っぽいなとも思います。

 

というと?

 

人に動いてもらう必要があるので。そして、この関係構築にあたって、お互いにメリットがあることを把握してもらうって意味で営業っぽいなと思います。目標達成しなさい、ってただ伝えるだけではダメですし、それによってこういうメリットがありますよ、その業務にはこういう意味があるんです、っていうことを提示する必要があります。そのメリットがメンバーの興味にそうものであればなおいいんだと思います。

 

インターンを通して成長したこと、強みに気づいた

 

なるほど。そういう意味ではマネージャーも営業かもしれませんね。人を動かせる営業力はやはり魅力的です…ちょっと細かい話になってきたので、大きめな話を聞きますね。インターンをする中で成長した、変わった点にはどんなものがありますか?
かなり変わったと思います。笑 大きく分けて話していきますね。

 

1つ目は、積極的になれたということ。マネージャーは、こちら側から話さないと、会話が始まらないので、話すしかないんですよ。昔から、自分から話すのはあまり得意ではなかったんですけど。マネージャーの業務をきっかけに話していくうちに、日常の他の場面でも話せるようになってきましたね。就活でも初対面の方と出会う機会が多くあるんですけど、そうしたときでも臆せず話せるようになってきた気がします。

 

2つ目は、人と強い関係を結べるようになってきたこと。すなわち、インターンでのいい関係を結べた方が多くなってきたっていうこと。チームメンバーとはもちろんですし、社員の方々とも。大阪から自分にわざわざ会いに来てくれた社員の方もいらっしゃって。うれしかったですね。やっぱり人は1人では生きていけないですから。

 

3つ目は、結果を追い求めること。まず、やればやるだけ結果が出るので、ライティング業務はわかりやすい。そして、評価の指標も結果になってくるので、評価されるためには必然的に結果を追い求める必要が出てくる。結果がわかりやすい業務、結果で評価される環境、そういった環境にいたからこそだと思います。実際、マネージャーをやってからも85000pt(月に85記事ほど)は切ったことがないですし、個人としてもチームとしても結果は重視してきましたね。

 

すごい成長ですね。メンバーとしても、競合するマネージャーとしても、中川さんの結果に対する執念は尊敬してます。勝手に。笑

そうやって成長する中で、最初に立てていた、自分の強みを見つける・〇〇といえば中川さんっていう目標は達成されたんでしょうか?
〇〇のところで言えば大癖王っていう称号をいただいたので達成されたのかな、と。笑 強みとしては、やっぱり粘り強さなのかな、と思います。結果を追い求めるという点でもそうですし、チームを巻き込んでいくという点で見ても、やはりそこが大きいですね。粘り強さは自分の自信の源泉にもなっていると思います。

 

そうなんですね!掲げていた目標はもうほとんど達成されたといえそうですね。

ではこれからの目標はなにかありますか?

 

インターン生メンバー相互の関係をもっと深めていきたいっていうのがあります。飲み会とか部活とかもありますけど、固定メンバーが多くて新しいメンバーは参加しにくいっていう現状もあります。実際、未来電子ではやろうと思えばなんでもできるんですよね。そういった良さを伝え、広げていけたらな、とは思ってます。

 

中川さんの積極性が未来電子インターン生の満足をさらに高めていくことを楽しみにしてます!長くなってしまいました。最後に、インターンを迷っている方に向けてなにかあれば!お願いします!

 

やっぱり積極的に行動するってことだと思います。思考の中で完結してしまうのが一番もったいないです。ちょっとでも興味があるなら、挑戦してみる価値はあると思います。

 

インターン自体の価値に向き合って来た中川さんがいうと説得力がありますね。今日は本当に長い間ありがとうございました!

 

インターン生No.1賞のときのエピソードマネージャーは営業であるという話、中川さんの学びブログの中でも語られています、中川さんの素性が気になった方は読んでみては…?

 


入社後のステップ

ライターとして半年ほど過ごした後、マネージャーを任される。マネージャーを任された初月にNo.1インターン生賞を受賞。今ではマネージャー歴最長のベテランマネージャー。数字と成果に対するコミットは一級品。

メンターの声

常務執行役員/芹生義雄

中川くんは最も変化量が多いインターン生ですね。
最初はなかなか目標達成ができず、そもそもコミットできていない状態でしたが、中川くんのいい面であるハッキリと明確に主張する。これができるようになってきました。
そして中川くんが素晴らしいところはPDCAを回せることです。
これによりマネージャー業務の達成率も素晴らしい数字になっていますし、今ではマネージャー業務だけでなく、様々な仕事を中川くんであれば安心して任せることができます。
スロースターターですが、着実に前に進むことができる。それが中川くんですね。