2014.12.16

あれもやりたい。これもやりたいってなぜ思う。目の前のことに対して成果は出てるのか?

Chief Operating Officer インターン

西 光弘


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元インターン生で勢力的に活動しているメンバーがいました。

そのメンバーは様々なことに挑戦したいと意識も高く、

自分の意見を発信するメンバーでした。

『この事業やらせてください』

『この事業なら上手くいきます』

社内でこのような意見が出てくることは、とても良いことですし

どんどん新しいことに挑戦してほしいと思っています。

しかし、ここで一つだけ考えてほしいことがある。

目の前の関わっている職域で成果は出ているのか?

ここをクリアしないと次のステップにはいけないし、

目の前のプロジェクトで何も成果が出ないのであれば、

次のプロジェクトでも成果は出ない。

例えば、大阪で事業を展開していて成果が出てない企業が、

東京は市場が大きいから顧客が開拓でき、

売上も上がると想定をして東京進出をした場合、

どのような結果になるか想像できると思います。

当然、東京でも成果は出ない。

目の前の職域に対してどんどん挑戦しろ

『新しいことに挑戦する』と聞くと、

全く違う職域に挑戦するイメージがあります。

しかし、自分の求められている役割があるなら

新しい職域のことを考える必要はない。

なぜなら、目の前の職域で圧倒的な成果を出すことが

求められていることだから。

そのため、目の前の職域に対して

どうしたらもっと上手いいくのか?を考えて

新しいことをどんどん試し、

高速でPDCAを回していく必要があります。

これらの習慣を身につけている人は、

職域に関わらず成果を出せる人です。

では、この習慣を身につけるためには何をしたらいいのか?

僕の場合ですが、

関わっている職域に対して必ず比較をする対象を見つけます。
※社内にいない場合は社外でもいいです。

比較対象と自分を比べて何がダメなのかを考える。

例えば、

営業なら数字を上げている人と自分を比べて

何が足りないのかを考える。

デザイナーなら制作物のクオリティが高い人と自分を比べて

何が違うのを考える。

つまり、自分の職域に対して比較対象を見つけることで、

明確に改善しなければいけないことが把握ができ、

改善するための方法を考えて実行していくサイクルが出来上がる。

比較をするときのポイントですが、

相手の良い所をとにかく書き出す。

書き出した内容と自分を照らし合わせると足りない部分、

改善しなければいけない部分が必ず見つかる。

ここまでの行程を終えると、後は実行するだけ。

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西 光弘