2014.11.17

喧嘩売ります、世の先輩デザイナー達へ。

クリエイティブ統括執行役員 インターン

モリ ブン


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こんばんは、デザイナーのブンです。

最近、こんな記事よく見ますよね。

「デザイナーとして生き残るためには」
「〇〇すら分かってないのに将来どうすんの」
「オペレーターで終わっちゃうよ?」

 
 

も う え え ね ん !

 
 

わかったわかった。

テクノロジーの進化は早いですね。
勉強大変ですね。
そういう記事書いていらっしゃる方は、さぞ勉強されているのだと思います。

けど「〜しないといけない」はいらん!!

そんな「しないといけない」こと、誰もしたくないねん!!

 
 

何を恐れているのか?

PC、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、家電、それ以外にもいろいろ。

何でもかんでもネットに繋がっているのは当たり前になってきました。

対応がー!
タイヘンダー!!
あれもーこれもー!
勉強しないとー!!
乗り遅れるー!!
海外はーアレでーコレでー!!

 
 

確かにね。

大変。

でも、もっと大切なことがあるやん。

もっともっと発信していかなアカンことあるやん。

 
 

みんな何を恐れているんですか?

技術について行けない?

仕事が無くなる?

そんな将来の心配なんて、何の肥やしにもならんわ!

 
 

それなら、眠気も吹っ飛んで徹夜でやっちゃうような、楽しい事どんどんシェアしたらいいやん!

新しい技術が出てきたなら、こんなに楽しいことできるようになったよ!って。
日々、ドンドン面白い世界になろうとしてる!って。

これからデザイナーになろうとしてる人が、未来にワクワク出来るように。

 
 

その危機感、本当に必要なのか?

9月に行ってきたDevelopers Summit 2014で、庄司嘉織さんが言っていた印象的な言葉。

「エンジニアみんながやりたい事やったほうが、世の中は良くなる気がする」

これってデザイナーにも言えるんじゃないかなぁと思う。

プログラマーにも。

営業にも。

経営者にも。

 

このブログでも書いたけど
→「やりたい事がわからない奴は「ひとり」になれ!

結局、ほんとうに楽しいことやってる時のパワーに勝るモノは無い!

 
 

先日、久しぶりに母校に行ってきたんですが、私が所属していたクラスの人数が3分の1以下になっていました。

先生方とも少しお話の時間を頂いて、今の学生の様子を聞きました。

「みんな真面目」
「安定志向」
「就職先は条件でかなり選ぶ」

ゾッとしました。

自分の、これからすべき莫大な勉強量に対してよりも、遥かに。

 

公務員でも目指してるん?

デザイナー目指してるなら、刺激的で、楽しいコト求めようよ!

 
 

本当の意味で「自分たちの世界」を守る

例えば「〇〇も分かってないデザイナーがいるから、デザイナーという立場が軽んじられる」とか。
「今のうちに〇〇くらい出来ないと、将来どうするの?」とか。

そんな記事ばっかり。

 

いや、まぁわかるよ。

心配してるのは、わかる。

 

けど、そんなこと言ってて、デザイナーの立場が良くなんのか?

後輩がデザイナーになろうって思うんか?

 

特に最近、後輩のひろきちがいるからこそ思う。

「デザイナーとして生きる楽しさを知ってほしい」

 
 

初めてHTMLをサーバーにアップして表示された時。
初めて自分でスライダーを実装できた時。
初めて自分がデザインしたチラシが印刷されて出来上がってきた時。

すっごいワクワクした。

今デザイナーを続けてる人はそういう人ですよね?

 

これからデザイナーになろうとしている人。
自分たちの後輩になる人。

そういう人に伝えるべきなのは
「頑張った先にある楽しさ・感動」じゃないん?

私は、もっともっと楽しいことに、笑って挑戦できる人を増やしたい。

 
 

血を吐いても笑っていたい

私はまだまだ学ぶことがあるし、世の中では先輩の方が多い。
でも、少なくとも「仕事を楽しむ」ことに関しては、そこらの人には負けないと思っています。

「嵐が来る。
家の中に閉じこもって。
防災準備をしなきゃ、非常食も用意して…。」

そんなネガティブに未来を悲観するのにはウンザリ。

「大きな嵐が来る!
じゃあサーフボードを用意しよう!!
この波に乗って楽しもう!!ひゃっふー!!」

勉強も、大変なことも、全部ひっくるめて楽しんだモン勝ち!

 
 

確かにこれからの時代、勉強しないといけないことはたくさんある。
ものすごい努力が必要になる時がきっとくる。

けど、その時あたしは笑ってたい。

後輩にも同じように笑って欲しい。

 

血ヘド吐きながら「やっべー楽しいな!」って。

 

最高やん!
 
 

世の先輩デザイナーへ。

子供の頃、親に心配されては「もう、そんな子供じゃないよ」って思ってませんでしたか?

子供は親が思っているより子供じゃない。
同じように後輩たちだって、これからの未来厳しいことは知ってる。

それでも、やっぱりデザイナーっていいな!って思わせてください。
もっともっと後輩をワクワクさせてください。

 

「〜しないと」はいらん!!

「〜しようぜ」を発信しよう!!

 

あでゅ〜!


この記事を書いた人

クリエイティブ統括執行役員インターン

モリ ブン