2014.10.20

やってみて分かった、ひとり企画・運営のメリット・デメリット

クリエイティブ統括執行役員 インターン

モリ ブン


こんばんは、デザイナーのブンです。
先週で遂に「未来1週間習慣」が10週間を終え、本日から11週目となります。

「未来1週間習慣って何?」という方は→こちら

未来1週間習慣でやったことまとめ

1週目「未来電子の日常を晒そう!未来電子ch開設!」
2週目「未来電子のあるある!1コマ未来川柳〜」
3週目「グルメハンター森がゆく!未来電子ご近所ランチ紹介☆」
4週目「徹底解剖!未来電子アンケート!」
5週目「未来電子ch特集☆未来電子インタビュー!」
6週目「未来電子twitterジャック」
7週目「未来電子わらしべ長者」
8週目「未来会議にむけてのリーダーインタビュー」
9週目「大未来間違い探し」
10週目「マークMをさがせ!」

振り返ると、様々な習慣を1週間ごとに続けてきました。
今日は10週目終わりの一区切りとして、気付いた事や分かった事をまとめたいと思います。

ひとりで運用するメリット・デメリット

最初に「ひとり」で始めると決めた1週間習慣。

「ひとり」で運用すると、どんなメリットがあるのか?
どんなデメリットがあるのか?

メリット

一番のメリットは「自分のやりたい事をやれる」

この10週間で自分自身一番良かったことは「動画」をようやく始められたこと。
(最近はあまり未来電子chをアップ出来ていないのですが)

1

「やっぱりこれからの時代、動画やろ!動画編集やりたい!」
と騒いで、去年のお誕生日に会社からビデオカメラを貰った私。

その後なにもせず時間だけが過ぎていました…。

しかし、今回ようやく「未来電子ch」を開設。

最初はまずお手軽に動画編集が出来るiMovieを使用。
動画の切り貼り、簡単なテロップの挿入など。

そのうち「もっとこうしたい、ああしたい」という想いから、今まで使ったことが無かったPremireProを使い始めました。
iMovieに比べて感覚的にはいかない事が多く、時間に追われながら調べつつ作業。

更に、YouTubeへのアップロード、容量、書き出しの設定などなど、今まで知らなかった知識に触れられました。

自分がやりたい事だったので、大変ではありましたが凄く楽しく学べました。

デメリット

今回ひとりでやった事の一番のデメリットは、ブレストが出来ない事。
1週間という短いスパンではありますが、やはり1つの企画が思いつきと勢いにまかせてしまっている部分があります。

先週の土曜日に行ってきたITisKANSAI「面白法人カヤックに学ぶオモシロ企画、コンテンツの作り方 ~なんでも聞いちゃえオフレコトーク~」で柳澤さんも「ブレスト」を連呼していました。
(詳しい内容はオフレコなので秘密☆)

一人の脳内で何やかんやと考えていても、限界があるんですよね。
面白いことは誰かと共有することでもっと加速する!

ということで、11週目から少しだけ体制を変えます!

毎週月曜日をブレスト日として、決定した内容を1週間続ける!
ブレストの相手は、1週間ごとに変える(独断と偏見で)
毎週月曜日はブレストの参加者、決定した企画内容を発表する!

ではなぜ企画にしか参加して貰わないのか?

それは、「運用はめっちゃめんどくさい」からです。

「運用は大変」について、分かったつもりになっていた

以前、西さんのブログ「良い企画が消滅しないために実践していること」でもありました。

「企画は面白い。運用は面白くない。」

これはこれまでの体感としてもありましたが、未来1週間習慣をやってみて気づきました。

「運用は大変」と言うよりも。

「運用はめっちゃめんどくさい」

自分で「これやったら面白いやろ」「これやってみたい」と思った事。
それを1週間続けるだけ。
毎週コロコロ変えながら。

楽しい。

楽しいけど、めんどくさい。

1日目、思いついた日なので、わりと楽しくやっています。
2日目、昨日の反応などを見て少し改善した形で、クオリティを少し上げられます。
3日目、何となく今回の企画のスタイルが確立されます。

ここまでは良いです。

4日目から、一気に「作業感」が出てくるんですよね。

楽しい気持ちはあるのに。
ちょっとめんどくさい。
やりたい気持ちもあるけど。
あ〜今日も未来1週間習慣アップせな!

矛盾しているようですが、全て同時に感情として出てくる。

当然未来電子の一人として公に「やります」と言っているので、中途半端な事は出来ない。

更新を止めないというのは、大変な部分もありました。

それでも、自分がやらなければ終わる。

その当事者意識で、なんとか10週間続けてこれました。
やると決めたことをやる、「運用力」はかなり鍛えられたと思います。

「自分が面白いこと」じゃなく「人が面白いと思うこと」を!

当事者意識は上がり、運用力も上がってきた頃。
7週目・8週目あたり、私は悩んでいました。

「1週間習慣、これ見て誰かおもろいんかな?」

当事者意識は、同時に義務感も出てくる。
そんな誰かの義務感で作られたモン、見たっておもんない。

何かズレてきてる!!

そこで初心に返って、最近の1週間習慣を振り返ってみました。

「未来電子わらしべ長者」
いやいや、見てる人そんな継続的に未来電子のFbページ見てへんし!
続きもん(シリーズ)にされても!!

「未来会議にむけてのリーダーインタビュー」
これ別に未来会議のレポートをブログに書く時で良くない?

気づけば義務感がむくむく育って、ユーザー視点が抜け落ちてたんですね。

これ、めっちゃ一人よがりになってきてる!!
もっと見てる人がオモロイもん作らな!

そこで、ここ2週間は「見ている人の目線」を考えて企画を考えるようにしました。

Facebookで投稿するなら、未来電子を知らない人が見てもパッと面白いと思える事を。
偶然でも、見た人が参加したくなるような企画を。

その視点でやり始めたのがこちらです。

9週目「大未来間違い探し」
スクリーンショット 2014-10-20 14.42.13

10週目「マークMをさがせ!」
スクリーンショット 2014-10-20 14.42.41

徐々にリーチが上がって来てはいました。
が、遂に先週、1つの投稿が1000リーチを超えました。

2

キターーーーーーーーー!!

やっぱりひとり…

10週間いろいろやってきて、遂に数字として見える形で実を結んだ!!

嬉しい!!

嬉しい!!…のに…

当然ですが、この「キターーー!」となっているのは私ひとりです。

喜びを分かち合う相手がいない…。

ああ、ぼっち。

今週からは企画には人を巻き込むことにしたので、次は誰かと喜びを分かちあいたいです。

アデュ〜!


この記事を書いた人

クリエイティブ統括執行役員インターン

モリ ブン