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【GOuniteと学生】忠田くんにとっての「興味で生きること」


GOuniteを体験した学生にインタビューして、学生の考えを掘り下げていく企画。今回は人材業界の求人センターさんを体験した忠田くんに、「興味で生きること」についてインタビューすることができました。

 

前半:忠田くんってどんな人?

後半:忠田くんのGOunite

 


プロフィール

氏名:忠田直樹

大学:立命館大学

学年:3回生

学部:文学部


 

忠田くんってどんな人?

 

ーーよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

 

 

ーー大学ではどういったことを学んでいますか?

言語コミュニケーション専攻というところなんですけど、コミュニケーションと名のつくものなら何でも研究できます。いま研究しているのは”filler”です。これは「間と間を埋める」という意味の”fill”、それを埋める言葉という意味で”filler”なんですけど、例えば会話と会話の間で、「えー」とか、「あのー」とか、言うじゃないですか。その「えー」とか、「あのー」の機能とか役割について、ここ20~30年の間で定義づけされ始めて、もっと役割あるんじゃないかっていうところで、日本では研究が進んでるんですね。「それ面白いな!」って思って、研究を始めたところですね。

 

 

ーー面白い研究をしてますね!それを活かして何かしていこうって思ったんですか?

いや、純粋に興味ですね(笑)面白そうだと思って。

 

 

ーー好奇心で始めたって感じですね。fillerにはどういう役割があるんですか?

実はそもそもfillerの定義って「これ!」っていうのはまだなくて、模索段階なんですね。この定義をきっちりしてから研究を進めたいので、いまは文献とか読みながら定義のための土台をつくっている段階です。

 

 

ーーこれからなんですね。またお聞きしたいです。もともとコミュニケーションに興味があったんですか?

そうですね。もともとコミュニケーションに興味があってこの学部に入ったので、fillerもその一環としてです。

 

 

ーーなるほど。大学以外だといまは主に何をされていますか?

バイトとかサークルとかですけど、一番力を入れているのは長期インターン先での営業です。

 

 

ーー営業ですか。営業はどういうきっかけで始めたんですか?

営業には興味があったんですけど、正直僕には難しそうだなあと思ってて、最初はマーケティングのインターンをやろうと思っていました。でも、営業の人が近くにいて、「これだけ取ったら自信になるし、めっちゃおもろいぞ。達成感違うぞ。」と話してもらっているうちに、自分の中で営業がすごくプラスイメージになって、「あ、やっぱやりたい!」って思って始めることにしました。

 

 

ーー実際にやってみてどうですか?

めちゃくちゃ難しいんですけど、やっぱり取れたあとの達成感もめちゃくちゃありますね。すごいやりがい持って続けられてます。

 

 

ーー将来はやっぱり営業をやっていきたいって考えていますか?

そうですね。将来的には営業をやっていきたいと思ってます。やっぱり営業の達成感はどこにおいても一緒なのかなと思ってて、この達成感はやりがいの1つとしてすごく大きいので、いまはこの業種を見ていますね。

 

 

ーーやりがいはやっぱりほしいですよね。ただ営業だとすべての会社が選択肢になってしまうと思うんですけど、どうやって選ぼうとか考えてますか?

いまは正直わからないです。営業にもお客様との付き合いの営業とか、飛び込み営業とか、テレアポとかいろんな営業があるんですけど、いまはどれがいいとかの判断基準を持ってないので、すこしずつ決められたらなあと思ってますね。

 

 

ーーなるほど。営業を志望してるなら、人との関わりはやっぱり得意ですか?

あー、、、別に特別ほかの人と比べて、人との関わりが得意ってわけではないと思います。得意かどうかより、直感とか興味で決める方が僕は昔から多い気がします。実際に始めてから「こうだな」ってわかることの方が多いと思ってて、やっぱり興味を持った段階で始めてしまえば、どう続けるか、やるかやらないか決められるかなっていう風に判断してます。

 

 

ーー興味が起点になることが多いんですね。もう就活も始めていますか?

そうですね。サマーインターンに少し応募したり、って感じです。1dayとかのインターンには行きました。ただ、まだ本格的には動いていないですね。どういう業界とか、どういう会社かっていうのをあんまり明確にはできてなくて、いま探してるっていう段階ではあります。サマーインターンとかで業種は幅広く見ようと思って、夏休みは動いていた感じです。

 

 

ーー実際に行ってみてどうでしたか?

1dayは楽しい面もあるんですけど、プログラム的に午前は企業説明会して、午後はグループ内でディスカッションするみたいなのが定番化してます。でも、僕が知りたい情報は会社で実際に何をやってるかとか、社員さんの雰囲気とかなので、あんまりそういうグループワークとかって僕にとっては必要ではないので、あんまり行きたくないなって気持ちには正直なってます。探しても1day以上してるとこってあんまりなくて、基本的に手軽に行けるのって合同説明会とか、1dayになっちゃうんですよね。もう諦めて最近は自力で調べてますね(笑)

 

 

ーー確かに、グループワークで会社は見えにくいですね。

 


 

忠田くんのGOunite

 

ーーGOuniteを最初に聞いたときはどう感じましたか?

いままで聞いたことがない仕組みですごく興味は湧いたんですけど、正直企業にとって何のメリットがあるのかな?っていう疑問も湧きました(笑)入社するかもわからない学生を現場で受け入れても、会社にとって意味があるのかわからなくて、これって成り立つのかな、というのはありましたね。ただ話を聞いてるうちに、いずれ新入社員を受け入れるための体制を整えたり、学生目線での体験談が貯まっていくのは企業にとってメリットなのかなという風に思って、学生にとってはもちろんメリットが大きいですし、ぜひ参加してみたいって形で参加しました。

 

 

ーーどんな企業を選びましたか?

求人センターというリクルートの代理店です。ちょうど営業に興味がありましたし、営業の現場を見せていただけるということで、参加させていただきました。

 

 

ーー実際に行ってみて、初日はどんな感想でしたか?

初日は誰の営業に同行させていただくかを自分で選ぶんですけど、4人の方にお願いして同行させていただくことにしました。リクルートのタウンワークの枠を売るっていう営業だったんですけど、正直「これ、どうやって売るの?」っていう感想でした(笑)むしろこれは「入れてください!」って問い合わせがくるものだと思ってたので、そもそも「え、これ売りに行くものなんですか?」って驚きました。

 

 

ーー4人の方はどんな基準で選ばれたんですか?

若手で優秀そうな人がいいなっていうのは思ってて、サイトを見てよく顔が載っているバリバリやってそうな若手の方にお願いしたりしてました。自分目線で、どういうステップを踏んでいくのかイメージしたかったので、比較的自分の年齢に近い若手の方に付いて行こうという気持ちはありました。その中で比較していけば、見えてくるものもあるんじゃないかなと言う風には考えたので。

 

 

ーー実際にそこから同行してみてどうでしたか?

一番最初の商談は「これ、すばらしいんですよ!買ってください!」みたいな商品をバリバリ売るっていう感じではなくて、結構淡々としてたっていう印象でした。飛び込みとかではなくて、掲載する内容を確認する商談に同行させていただいたんですけど、本当に確認作業だったので「あれ、思ってたのと違うぞ」っていうのがありました(笑)確かにステップとして必要なのはわかるんですけど、「ああ、これも営業なんだな」って。もともと考えてた営業のイメージとはズレていましたね。

 

 

でもそれは最初だけでしたね。あとで同行した新規営業は一度問い合わせがあって「じゃあヒアリングをしましょう」って商談しにいく場で、そこは「ザ・営業」って感じでした。「あ、これこれー!」みたいな(笑)飲食店のフランチャイズに入ってて、いつかは独立したいっていう店長さんだったんですけど、ほんとに人に困ってるっていう方で、社員2人と、フリーター2人で1週間回してて、パートがたまにくるくらいの状況でした。ヒアリングして、何人くらいの募集にするのか、時間帯はどうするか、コメント欄はどうするのか、どういう方をペルソナ設定していくのかを決めていきましょうっていう方向性の軸を決めたり掲載内容を決めたりする、僕の見たかった「ザ・営業」が見れたって感じでしたね。やっぱり、楽しかったです。

 

 

ーー最後には優秀な営業を定義するっていうミッションがあると思うんですけど、忠田くんから見て優秀な営業マンって何なんでしょう?

商談が充実してる人としてない人がいて、やっぱりそこが優秀な営業かどうか、商談の場をいかに充実させて、お客さんの温度感をいかに高められるかが求められるのかなっていうのが最終的に落ち着いたポイントです。で、何が違うのかって見たときに、付加価値、例えば商談とは別で「こういう事例があって御社だとこういう流れでやると求人を見込めるんじゃないですか」みたいな具体的な提案とか、あとは求人業界での課題を伝えていって、お客さんにとっての課題も明確になったところで「厳しいですけど、こういう方向性の方が現実的で求人しやすいです」とか、商談の場でいかに相手の興味とか理解を深められるかが大事で、それが充実してたら満足度も契約率も上がるっていう風には考えました。飲食店の方の商談でも、時間帯が8時から翌日の2時までの枠っていう厳しい条件だったので、「実はこれは厳しい現状で、この枠もっと分割できませんか?そうじゃなかったら人来ないです。」って提案して、「なぜなら、、、」っていう風に進めていくことで納得して受け入れていただいていました。ここが商談の充実感の違いかなという風に考えました。

 

 

ーー商談の充実が鍵になっていると感じたんですね。最終的にはそれを社会人のみなさんにプレゼンすることになるじゃないですか。プレゼンは正直どうでしたか?

めちゃくちゃ緊張しました(笑)社長さんもいらっしゃって、プレゼンの仕方とか、このラインで大丈夫かとか。学びとして提供できることは何かとか。改善策として僕が言えることは何かなって言う風には考えて、プレゼンしました。プレゼンが終わったらその場でフィードバックをいただいて、初日はもっと選択肢広く見た方がもっと充実した体験ができたんじゃないかとか、あるいは僕から見た意見を掘り下げていただいて社内に意見として取り入れていただいたり、やっぱり今までにない体験でしたね。

 

 

ーー忠田くんにとってどんなことが一番の収穫でしたか?

ギャップをなくせたことですね。漠然と営業っていう職種が意味するところになんとなく興味があったんですけど、実際に営業がどうかって言われたら、まったく言えるわけでもなく知るわけでもない。でも自分の中の「営業ってこんなん」っていう本とかドラマで作った自分のイメージと、実際の営業とのギャップをなくしていくことで、ここは実際に面白くて、興味があって、ここでの営業はこうなんだろうなってイメージできて。さらに興味を持てて、同じ営業でも全然スタイル違うんだなっていうのを学べたのが大きいですね。なので、今すでにある程度憧れの職業、職種を持ってて、就活を考えている方は自分のイメージってほんとにあってるのかな、っていうのを確かめる上でも行ってみたほうがいいんじゃないかなって思います。働くこと自体も貴重な経験になると思うので。

 

 

ーーとにかくやってみて、イメージとのズレを修正していくのが大事ということですね。ありがとうございます。それではこれでインタビューは終了とさせていただきます。立命館大学の忠田くんでした!

ありがとうございました!

 

 

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