自分の活動を記録し続け、考え続ける。それは理想を実現するために欠かせない事

川畑 一朗

大阪大学 人間科学部人間科学科

ー2019年3月卒

PROFILE

何か新しい事を探していたところ、友人から未来電子の事を聞き、インターンを始める。 大学では、ザンビアのある地域における都市開発について研究をしている彼。 全てのインターン生が経験するABC課題のフィードバックをしてくれています。 そんな彼が未来電子で得た経験をどのように将来に活かそうとしているのでしょうか。

将来のために今までになかった環境と関わる

-まず、未来電子のインターンに参加しようと思った時の心境を教えてください。

実は、始めから「インターンに行こう!」って考えていたわけではないんです。最初は、アルバイトでも良いから、今まで経験したことのない分野の人達と関わってみたくて、色々探していたんですよね。そしたら、ある時、友達から未来電子の事を紹介されたんです。その子は未来電子のインターンに参加していたわけではないのですが、「ネットに面白そうなところがあったから、いってみたら?」と言われたんですね。その話を聞いた後、当時のホームページを実際に見てみた所、会ってみたい人がたくさん居て、興味が湧いた上に、未来電子の理念というかビジョンに魅せられてしまいました。自分の周りは、研究に没頭したい人や、サークルやアルバイトで充実した生活を過ごす人が多かったんですよね。彼らから離れて、未来電子で活躍しているクリエイターや営業の人達と関わってみたい、その人達の考えを知りたいと思ったのが未来電子のインターンに参加することを決めた理由です。

-確かに、そのような環境は珍しいですよね。結果的に、未来電子のインターンに参加することに成りましたが、それを決意した理由には何がありますか?

新しい環境に入って何かをしてみたいと思ったからですかね。自分が今まで知らなかった世界を経験することで、「就活するか、大学院に進学するか」という、一年後の未来が大きく変わると思ったんです。

-その選択は重要ですよね。実際にインターンを始めてみて、イメージとのギャップはありましたか?

意外に社員さんと離れて業務に取り組んでいることですかね。あまり近い距離で作業する事が少なくて、驚きました。あとは、アルバイトよりも成果が重宝される点です。アルバイトは時給制ですから、居るだけで時給がもらえるとか、こちらもある程度はそういう甘えがありますよね。インターンではそのようなことはありませんでした。会社に入ってしっかりとそこのために動いたり、貢献したりする必要があるって思えたんです。心理的な違いかもしれないですけれども、そこは違うのではないかなと思います。

-こちらも学生ではなく、社会人として接しているのも理由かもしれませんね。だからこそ、時給ではなく、成果に対してしっかりと評価がされることに気が付けるのだと思います。

そうですね。そんな環境も今まで入ったことが無いので、大きな経験が得られました。

質と量のバランス

-実務に入って、日は浅いと思いますが、辛かったことや難しかったことはありますか?

一番難しいと思ったのは、「生産性が求められること」ですかね。何事においても、高い質は求められるじゃないですか。そのため、「できるだけ時間をかけて質の良いものを作る」って当たり前のことだと考えていたんです。けれども、この方法だと、自分の能力を育てるのに凄く時間がかかってしまうんですよね。実際にPRチームに入って、質を意識して業務を始めたら、1000字を書くのに2時間ぐらいかかってしまっていたんです。「間違ったことはしてはいない」と考えていたんですが、PRチームでは「最低でも1時間1000文字」っていうルールを聞いた時、疑問を覚えたんですよね。「でも、質を犠牲にしてスピードをあげても意味が無いんじゃないか」って思ったんです。でも、そのレベルに達していないのに、口を出しているのってカッコ悪いじゃないですか。

-確かに、質はゴールではありませんよね。質は評価する人によって変わってしまいますし、限られた時間の中でいかに相手を満足させられるモノを提供するかが仕事というものだと思います。

そこが学生と社会人の感覚の違いなんだと思いますね。最近になって、ABC課題で追い込む力を付けることの意味が判ってきました。業務であれば、時間をかければかけるほど、「ミスが減る」といった、変わる部分があると思います。けれども、業務を続けていくうちに、それだったら時間内に質を上げられる方法を探して、多くの価値を作ることが大切じゃないかなって思うように成りました。いかに短い時間で多くの価値を生み出すかが重要なんだと実感しましたね。

-そうですね。一人で仕事はできませんから、社会に出れば対峙する人は必ずいます。仕事がもらえれば、その人が一番満足できるものを提供しなければなりませんよね。自分のこだわりも大切ですけれども、他の視点があることに気が付けるかどうかで質も大きく変わると思います。

ありがとうございます。「質」に対する考えは未来電子で大きく変わりましたね。

日々の取り組みを形にして自分を知る、自分を変える

-先程、学生と社会人の感覚におけるギャップについて話してくれましたが、それを乗り越えられたきっかけはありますか?

そうですね。日報の存在が大きかったと思います。自分の行動を評価して、次はどう改善するかを考えたことは何度もありました。しかし、それを文字にするなど、形に残した経験はなかったんですよね。振り返る時間を作ることで、時間をかけすぎてしまっている理由や改善策が明確にわかって、「まずは時間を意識してやってみよう」と思えたことがきっかけになったと思います。自分のやり方を捨てて挑戦すれば、意外とそっちの方が良い結果を得られたり、意味があると感じられることもありましたね。

-元々、自分の現状に対して疑問を持てるタイプだったのですね。

そうですね。「何で今、これをやっているんだろう」、「自分のやり方は合っているのだろうか」とは考えることは多かったです。でも、それを見える形にしたのはインターンに参加して初めての経験でした。

-ぜひ、日報の重要性を他のメンバーにも伝えて欲しいです。川畑さんのように、今まで取り組んだことがないからどんな意味があるのかがわからない人も一定数おられます。でも、意識しないで取り組んでいたことが、振り返ってみた時に問題点になることもあるのです。

そうなると、定量的な部分を残すことが重要だと思います。最近、1記事文の長さを測っているんですけれど、生産性が高い時間と低い時間が明確にできたんですね。その時間に合わせて、仕事の内容を変えたり、やり方を変えたりしたのは良い気分転換に成りました。日報をより詳細に描くことで気が付くことはたくさんあると思います。

-凄く良い気付きですね!! これからも続けていってもらいたいです。では、今の仕事で凄く楽しいことはありますか?

今、PRチームで記事の執筆をしているんですけれど、記事の執筆が芸術作品を作るのに近い感覚があるんですよね。人があまり気付いていない所に新しいニーズを作れたり、どんな人が見たらどういう感情を抱いてくれたりするのか、などを決められた時間内で、どう作ればいいかを考えるのがすごく楽しいです。ノートにどういう流れで記事を書くかを考えて、それが貯まっていったら、社会にとってすごく価値のあるものに成ると思うんですよね。

-その感覚はわかるかもしれません。一つ一つの記事が自分の子どもみたいな感覚。自分のやったことが形に残るって、成長を助けてくれますよね。

どんな仕事に対しても楽しめる部分は結構あると思うんです。それをこれからも見つけられるように取り組んで行きたいです。

社会に価値を残すためには、どんな環境でも考え続ける

-今後、どうして行きたいとかありますか?

解析の業務をやってみたいですね。出てきた結果を見て、何処に問題があるのか、何が課題に成るのかどうかを考えてみたいです。PRチームの業務とは別の考える楽しさや、考えることの新しい楽しさがあると思うんですよね。

-では、その考えをどんどんアピールしていってください。現在では、PRチームの業務の他にも、ABC課題のフィードバックをしてくれていますよね。その仕事が回ってくるということは、それだけ社内からの信頼を集められていることです。その状態を維持して、やりたいことをアピールすれば、やりたいことができるようになるはずです。

今後インターンを始める人やまだインターンをしていない人に対して、メッセージをお願いします。

気になったこと、意味があるのかと疑問に思ったことがあれば、まずやってみることです。どんなことにも、やってみないとわからない楽しさがあるのではないでしょうか。何も知らない状態で文句を言ったり、「意味が無い」とか言ったりするのはカッコ悪いし、時間のムダだと考えています。もしかしたら、それが自分の求めている事だったり、興味のあることだったりするかもしれません。そのため、興味があることには飛び込んでみることが大切だと思います。

-そうですね。何事にも取り組んでみなければ世界は広がりません。今後、インターンを通して、こういう存在に成りたいなどの考えはありますか?

形はどうであれ、社会に価値を残し続けたいと考えています。理想はどんな形だかまだわかりませんが、自分が作ったモノや考え方が残り続けて、人のためになっていて欲しいです。もし、大学院に行くのであれば、自分が新しく見つけた理論や地域の問題を発見して、社会に残っていくような価値を残せる人間に成りたいと考えています。

-徐々に段階を踏んでいって、理想までの筋道を明確にしていきたいですね。大学院に進学することは考えていないのですか?

進学も考えていたんですが、そこまでの熱意があるわけではないんです。文献中心に興味のある分野を研究しているんですけれど、やっぱり行ってみないと始まらないって思います。「何で行っても居ない地域の研究をしようとしているの?」って、社員さんにも言われたんで、今年の夏に、実際にザンビアに行こうと考えているんですよね。それから、将来を考えようと思っています。

-可能性は全て試していきましょう。

そうですね。今の時代、やりたいことはスグに変わってしまうと思います。何事にも手を伸ばして、今を楽しい状態にするための努力を続けていきたいです。


入社後のステップ

・入社後1ヶ月の研修課題を2週間でクリア
・研修課題の文章構成能力を評価され、PRチーム配属と同時に新インターン生の研修課題改善に参画
・現在チーフコピーライターとしてライティング業務の傍ら、リーダーとしてチームマネジメントに取り組む

メンターの声

PRチームディレクター 森高大貴

川畑君は「考え抜く」能力を持っていました。業務を初めてすぐの頃は、自身のこだわりに対して考える能力を発揮していて、伸び悩んでいました。そこで、まずは「自分を捨てる」という考え方に気づき、お客様がどのような価値を求めているのかという客観的な視点を持てたことによって、その「考え抜く」能力に磨きがかかり、社内外から評価されるような人材に成長しています。
今後の彼の活躍に期待しています。