2020.11.25

マネージャーを務める方・目指す方へ

同志社大学 インターン

西村俊哉


同志社大学3回生の西村俊哉です。

未来電子に入社してから5か月が経過し、11月からマネージャーを務めさせていただいておりました。

そこで今回の学びブログでは、マネージャー経験を通して得たことや、取り組んでよかったことについてお話しようと思います。

これからマネージャーを目指す方や、初めてマネージャーを経験するという方たちの参考になれば幸いです。

 

マネージャーを通して得た経験やメリットとは

 

まだマネージャーを経験したことがない方の中には、どのようなことをしているのか疑問に思われている方も多いでしょう。

かくいう私も、その1人でどんなことをすれば良いか分からず、初めはすごく不安でした。

そこで、まずはマネージャーの業務内容について簡単に説明します。

マネージャーには大きく2つの業務があります。

 

1つ目は、チームメンバーのマネジメントです。

こちらは、組織での目標に対してチームメンバーをサポートしたり、指導したりすることです。

分かりやすい例で言うと、執筆の量、質、速さを向上させるための指導や、日々の目標のリマインド、モチベーションの維持などが当てはまるでしょう。

 

2つ目は、企画書作成や、記事の執筆、メンバーの執筆した記事の校正といった業務を行っています。

こちらは、みなさんも日々取り組まれていることなので、想像はしやすいですよね。

そのため、詳しい説明は省きます。

 

では、ここからマネージャーを経験するメリットについてご紹介します。

 

1つ目は、メンバーの成長を明確に感じられることです。

これは、やりがいにも当たるかと思いますが、何も分からない状態の新人の方を指導するため、短い期間ながらもその人の成長を実感できます。

日報報告で執筆時間が以前よりも早くなっていたり、記事を校正する際に注意したポイントが守れていたりした場合などは、この上ない喜びを感じられるでしょう。

 

ただ、ここで1つ注意して欲しいことが、基本的に直接指導をしてあげられるのがマネージャーだけであるということです。

そのため、メンバーの成長はマネージャーの指導に大きく関係していて、その責任は大きく、重要な役割を担っているといえるでしょう。

そのことをしっかりと理解しておくことが大切です。

 

2つ目は、タイムマネジメント力の向上です。

基本的に、マーケターの時のタスクは、記事の執筆と企画書作成の大きく2つでした。

しかしマネージャーになると、それまでの業務に加えて、メンバーの指導や、質問への対応、メンバーとの面談や会議というように単純にタスクが増えます。

また、それらを就活や学業と平行して行わなければなりません。

しっかりとタイムマネジメントを行わなければ、それらをこなせないため、それらをこなそうとすれば必然的にタイムマネジメント力が向上するでしょう。

 

3つ目は、他者の気持ちを汲み取れるようになることです。

正直に言って、マーケターやライターの頃は自分の目標を達成することが重要で、周囲の人を気にかける余裕はあまりありませんでした。

しかし、マネージャーの場合は自分だけが結果を出すだけでは意味がなく、チーム全体としてパフォーマンスを上げることが重要です。

そのためには、メンバーをしっかりと育成することが不可欠で、メンバーがどんな目標を持っているのか、どんな悩みや不安を抱えているのかなど、他者の気持ちを読み取る必要があるでしょう。

 

取り組んでよかったこと

 

では、ここから実際に取り組んでみて良かったことについてお話します。

 

初回面談で実際に執筆して教える

 

新人の方の場合は、記事をどのように書けばいいのかが全く分かりません。

そのため、言葉で説明するだけではどうしても伝わないところや、分かりにくいことがあるでしょう。

特に序論やまとめでは、どのような文章を書けば良いか分からず、うまく執筆できない方が多いです。

そこで、実際に1から執筆して具体的な序論の書き方やまとめの書き方、サイトの活用方法について教えていました。

そうすることで、私が担当した方の多くが初めて書いて1記事当たり1時間30分ほどで書き上げられていました。

 

交流の場を設ける

 

ライターのうちから色々な人と出会っておくことには、非常に多くのメリットがあります。

同じ境遇の仲間ができることや、モチベーションを維持する上でも重要でしょう。

 

校正毎に気になったことがあれば、個人チャットで報告

 

こちらのメリットとしては、大きく2つありました。

1つ目は、個人チャットでのやり取りが増えてコミュニケーションをとる機会が増加したことです。

それによって、良好な関係を築き、疑問や不安点を投げかけてくれることが多くなりました。

 

2つ目は校正の度に苦手をつぶしていけることです。

出来ていないところを指摘して、改善してもらうというサイクルを繰り返していました。

また、指摘後の記事ではそれらが改善されていたため、このサイクルを繰り返すことで記事質は向上していくでしょう。

 

まとめ

 

ここまで、私がマネージャーを通して得た経験や取り組んで良かったことについてご紹介しました。

今回は私個人の感想であって、人によって感じたことや得られる経験は違うでしょう。

総括してマネージャーは非常にやりがいのある役職だと感じています。

良い経験になることは間違いないため、ぜひ皆様もマネージャーを目指されてみてはいかがでしょうか。


この記事を書いた人

同志社大学インターン

西村俊哉