2019.10.19

「コードブルー」から見た人の在り方

立命館大学 インターン

神野凌太郎


みなさんこんにちは。

 

京都人事責任者の神野凌太郎です!

立命館大学の2回生です。

 

今回は、学びブログ第2回のテーマが「メディア全般から一つ選び、その魅力を発信する」なので、「コードブルー」を魅力的に伝えたいと思います!

 

さて、みなさん「コードブルー」はご存知ですか??

 

「コードブルー」はフジテレビで計3シリーズ、スペシャルドラマ放送、映画化もされた山下智久主演の医療ドラマです。

 

僕は無類のドラマの視聴率オタクです。

(高校生の時の楽しみが朝10時に発表される視聴率でした。笑)

ドラマ枠でも月9が大好きで、特に「コードブルー」は8周くらいして見てます笑

 

視聴率オタクの視点からいくと、1stシーズンから3rdシーズンまで約9年間安定して視聴率を稼いでいるドラマは類を見ません笑(特に3rdシーズンは月9視聴率氷河期の時代です)

映画に関しては、歴代興行収入が5位です。すごくないですか?(実写邦画の中でです)

 

つまり何が言いたかったというと、「コードブルー」は年月が経っても視聴者に愛され続けて、何か惹きつけられるものを持っているということです。

 

そこで今回は、ドラマ視聴率オタクの僕から見た「コードブルー」の魅力についてご紹介します!

 

コードブルーの概要

 

救急救命センターにフライトドクター養成研修フェローシップとしてやってきた若きドクター4人とドクターヘリに携わるナースや指導医たち。

それぞれの登場人物が劣等感や悩みを抱えながら医療に向き合っていきます。

徹底的に医療のリアルさを描いていて、スーパードクターが一切登場しない人間医療ドラマです。

 

シーズンを通してのテーマの変化

 

まず、コードブルーのドラマのテーマの変化についてお話しします。

 

僕が思う1stシーズンのテーマは「若者の葛藤と医療現場のリアル」です。

 

主に主要人物5人を中心として、医療の厳しさやリアルさを徹底的に追求しており、医療シーン多めのシーズンでした。

 

救急医療とは何なのか、自分たちはどう患者さんに向き合っていけば良いか。を考えます。

 

一方で、2ndシーズンのテーマは「それぞれの葛藤と焦り」です。

 

2ndシーズンからは、医療ドラマというよりお仕事ドラマ、ヒューマンドラマにシフトしていきます。

 

僕は、2ndシーズンが一番好きです。

 

なぜなら、人間のリアルな葛藤とトラウマや原体験に向き合うを垣間見れたシーズンだからです。

 

親との関係、ALSの恋人との関係、患者との距離感といったそれぞれが抱える悩みをリアルに映像を通して見ることができます。

 

そして、3rdシーズンと映画のテーマは「医療キャリアを経た中での先輩としての在り方、人生のキャリアの展望」だと思います。

 

ここで、脚本家が安達さん(リッチマンプアウーマンの人です)に変わって、新キャストも3人のフェロードクターと新人ナースが登場します。

 

そして指導する立場になった主要人物たち。

救命を引っ張っていくためにはどうすれば良いのか、後輩にどう指導していけば良いか。

 

ある程度、人生や医療のキャリアを歩んでいく中で自分の立場や今後の振る舞いをどうしていけば良いのかについてとことん悩みます。

 

このように、シーズンごとにそれぞれのテーマがあり、本当に同じドラマなの?って思うことが多く、いつも新鮮な気持ちでドラマを見れます笑

 

登場人物の変化

 

コードブルーの最大の魅力は、演者の演技力と「登場人物の考え方の変化」です。

 

特に、藍澤と白石が顕著なので2人をピックアップします。

 

藍澤耕作

 

山下智久演じる「コードブルー」のメインキャラクターです。

感情を表に出さず、いつも冷静。

外科医としての腕は抜群で、自分のスキルの向上を考えます。

 

この背景には、母親が自殺した過去と父親に捨てられた過去が影響しています。

 

おばあちゃんに育てられ、迷惑をかけてきたという思いから、早く一人前の外科医として認められようとします。

 

かつては、医療は練習。

現場に赴いて腕を切断をすることになっても、感想は「面白かった」のひとこと。

しかし、3rdシーズンあたりでは患者の気持ちを思いやる心と仲間と仕事をする大切さ、ソフトスキルの重要さに気づき始めます。

 

僕は、この藍澤の成長を見てソフトスキルはやっぱり大事なんだなと思います。

仕事は1人ではできない。周りとうまくコミュニケーションをとって切磋琢磨しながらするものだと思うようになりました笑

 

白石恵

 

新垣結衣が演じる主要キャラクターの1人。

生真面目で積極性に欠ける上に、頼りなさが際立ちます。

ただ、医療知識には長けています。

 

そんな白石の考えに変化が起こる事故が起こります。

それは、自分のせいで先輩指導医の腕を切断してしまうという事故です。

 

一刻も早く患者を助けたいという思いから、

安全確認の取れていない場所に向かっていた時に上から鉄骨が落ちてきたのを白石をかばって先輩指導医が下敷きに。

 

その結果、先輩指導医は元の医療行為ができなくなります。

 

このことで白石は、罪悪感から自分がしっかりしなきゃという思いで強くなっていきます。

しかし、冷静な判断ができるようになった反面、患者への気持ちを封印。

 

冷酷になったと思われる一面が出てきます。

 

また、教授である父との確執(キャリア進路でのズレ)で悩みを抱えています。

 

その後、父が末期ガンであることを知った白石は、余命幾ばくもない間に娘のことを思っての言動であったことを知り、和解。

 

このような経験を積みながら、7年後には現場責任者に昇格。

 

フェローの教育方針や自分の不甲斐なさ、中間管理職ならではの悩みを抱えていきます。

 

最後は、自分らしい救命チームを作っていこうと決意。みんなから頼られる指導医へと成長していきます。

 

僕は、白石の原体験や背景を知った上で、3rdシーズンを見ていたのでとても感情移入してしまいました笑

 

強烈な事故の経験や親との確執、自分の頼りなさや不甲斐なさに悩みながらも自分なりのチームを作ると回答を最後に出したのです。

 

自分を受け入れて、前へ進んでいこうという決意が大事なんだなと思いました、、(僕自身まだ葛藤中です。ゆっくり自分なりの回答を探していきたいです)

 

他にも、緋山、冴島、藤川といったキャラクターの苦悩が描かれています。

以下の動画は、それぞれのキャラクターの人物ファイルがまとまっています。ぜひ見てみてください!!

 

藍澤↓

https://youtu.be/D2Y9dSQIToo

白石↓

https://youtu.be/cQjF1fW5Rug

緋山↓

https://youtu.be/tDAS4LNukG8

冴島↓

https://youtu.be/dnNCsXAYyZ8

藤川↓

https://youtu.be/vb05mvBswqc

 

コードブルーから学んだ未来電子での経験

 

ここで、コードブルーをみて未来電子でどう活かしているか、活かそうと思っているかを記述します。

 

今の人事のポジションは、3rdシーズンの白石の立場に近いと思います。

前述しましたが、白石は中間管理職という立場で全員を上手く良い方向に導く必要があります。

 

僕も同じで、インターン生をどう輝かせるか、どういうアプローチで会社にコミットして

もらうかを考えないといけません。

 

白石は「自分はリーダーに向いていない。上手く指導できない。」と葛藤します。

今の僕も「自分はリーダー向きではないな」と思ってしまいます。

リーダーには、頭の良さや周りと上手くやる力、カリスマ性が必要です。

しかし、頭は良くないし、カリスマ性を持ち合わせていないなとつくづく思ってしまいます。

 

でも、白石と同じで自分なりのリーダー像を作っていくことで会社に何かしらのギブができるのではないかと考えています。

 

今月10万ポイント書いたのも、圧倒的なコミット力を見せることで背中で引っ張っていくリーダーになれるのではないかと考えたからです。

 

まだ答えは出ていませんが、自分なりのリーダー像に対しての答えが出せれば良いかなと思います。笑

 

まとめ

 

今回は、「コードブルー」の魅力についてご紹介しました!

文面では、コードブルーの凄さを伝えきれませんでした。。笑

ぜひFOD(フジテレビの動画配信サービス)に加入して、コードブルーみてください!!

映画であれば、Amazonプライムで見られます!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 


この記事を書いた人

立命館大学インターン

神野凌太郎