2019.9.10


初めまして。

「集団恐怖症」って何なの?って思った方初めまして。

 

タイトルにあるように、僕は極度の「集団恐怖症」です。

(あらかじめ断っておくと、「集団恐怖症」は僕が生み出した言葉です、、笑)

 

それはさておき、申し遅れました!

立命館大学情報理工学部2回生の神野凌太郎です!

 

現在、未来電子では京都人事責任者を務めています。

 

今月から京都人事アシスタントがいなくなって、京都人事責任者を田島くんと2人体制で行なっています!

 

これについては、別の機会で学びブログを書く予定です!

 

京都人事責任者ができた経緯はこちらから見てください↓↓

https://www.miraidenshi-tech.jp/intern-blog/26394/

 

さて今回は、僕自身の原体験を語ろうと思います。

 

なぜ、原体験を公開しようかと思ったのか。

僕自身、原体験を自己開示している人は信用できると思っているからです。

 

今回は、「集団恐怖症」の特徴と背景について記述したいと思います。

 

あ、「集合体恐怖症」とは違います笑(集合体を見るのは余裕です!)

 

□「集団恐怖症」とは

 

まず、僕が定義する「集団」について説明します。

 

「集団」とは、”ある物事に対して、大勢の人数が同じ方向を向いている”状態のことです。

 

僕はこの「集団」に属しているだけで、体調が悪くなって、動悸が起こります。

まあ、ざっくり定義を説明しただけでは分からないと思うので、具体例を説明します!

 

*大学の大講義

 

大学の大講義は前述の定義にすごく当てはまります。

なぜなら、全員が同じ目的で教授の授業を受けているからです。

 

僕は、「集団」に属しているのが無理なので、少しでも軽減したい!との思いで、一番後ろの座席で受けることが多いです。

そうすれば、俯瞰した位置で集団から少し離れた位置に入れる気分になれます笑

 

*満員電車

 

高校生活で一番きつかったのが行きの満員電車です!!泣

いや本当にきつかったです。まじで。

 

僕の出身が大阪の泉大津というところです。(堺市の少し南に位置します)

 

泉大津駅は南海電車本線の急行が停まる駅で、終電は皆さんご存知の難波駅です!

そのため、朝の通勤ラッシュがえぐいです。窒息死します。

 

それにプラスして、集団恐怖症を患っている僕は同じ目的(学校にいく、会社にいく)で電車にしゃーなし乗っている「集団」の中に属しているのがきつかったです。

 

□「集団恐怖症」になった経緯

 

*避難訓練が怖い

 

僕が幼稚園児の頃、”避難訓練”が怖くてたまりませんでした。

前日の夜になかなか寝付けなかったくらいです。

 

次の日も避難訓練が嫌で、泣いてわめいていました。

 

後付けの理由かもしれませんが、

「アラート警報が鳴って、集団で避難(移動)する」のが怖かったのです。とても。

 

この症状は、小学生低学年くらいで収まっていきました。

 

*組み立て体操

 

僕自身、「集団恐怖症」になるきっかけだと思っているのは”組み立て体操”です。

当時、勉強はまあまあ出来て、運動もめちゃくちゃ出来ました。

しかし、”組み体操”だけどうしても出来なかったのです。

 

その中、僕の小学校では運動会の集大成として、”組み立て体操”を行います。

当然、組み立て体操は集団で一つのものを作り上げます。(いわゆるピラミッドです)

 

僕の学年では、この組み立て体操にめちゃくちゃ力を入れていました。

雨の日、道徳の時間お構いなしに全てこの組み立て体操に時間を割いていたのです。

 

もちろん、僕は組み体操が出来ないのでいつも叱られていました。ずっとです。

それだけでなく、居残り練習なんてザラで、帰宅時間も遅くなっていきました。

 

さらに、学年主任の先生は生徒に対して、洗脳を前から行なっていたのです。

「組み立て体操の出来は、小学校の結果そのものだ」と。

 

僕は洗脳をされていたので、

”組み立て体操ができない=周りの小学校人生を変えてしまう”と思っていました。

 

そこから、集団が怖くなっていき、人と同じ方向に向かって何かをすることが苦痛になっていきました。

 

*決定打「高校受験失敗」

 

組み立て体操を通して、集団が怖くなっていった僕ですが、あくまで”苦痛”程度でした。

 

やがて中学校に進学していくと、だんだん「集団恐怖症」が悪化していきます。

 

そのプチきっかけは「制服」です。

全員同じ学ランを着用して、名札をつけて授業を受けている「集団の中の”自分”」にだんだん嫌気が差してきます。理由はわかりません。

 

その後、その嫌気が”気持ち悪さ”に変わっていきます。

特に、学年集会は最悪です。

制服のやつ350人が1つに集まっています。”気持ち悪さ”マックスです。

 

“気持ち悪さ”を抑えて、僕はなんとか耐えてきました。

耐えられたのは、周りの友達が良い人たちばかりだったからです。

“気持ち悪さ”を勝る価値提供(楽しい瞬間)を僕に提供してくれました。

 

中3の夏までなんとか”集団”に耐えてきました。

しかし、その耐えの期間がが崩れはじめます。

 

それは、「高校受験」です。

 

「え?高校受験って個人プレーじゃないの?」って思ったあなた!

「集団恐怖症」の人間からしたら、「受験」が最も苦痛なのです!

 

ここで、集団恐怖症の定義について再確認しましょう。

「ある物事に対して、大勢の人数が同じ方向を向いている状態」が怖い病気です。

 

高校受験では、全員が「高校に受かる」という目的を持って勉強ないしは模試を受けます。

 

僕は、この目的に対するみんなの思いや焦りを敏感に感じ取ってしまい、受験勉強するのが怖くなっていきます。

同じ方向を目指すのが怖くてたまりませんでした。

 

時は流れて、受験発表の日。

 

僕は受験から発表までの期間、

母に「絶対受かってる。答え合わせあってたもん。」と毎日言っていました。

 

内心、受かっていないと思っていました。

一方で、”集団に打ち勝って(集団から頭抜き出て)、成功した実績”が欲しいという思いが受かっていないという気持ちを消去したのです。

 

もし、成功すれば、これまでの集団に対する恐怖に打ち勝ったことになると。

 

午前10時。貼り出された合格者一覧表。

自分の受験番号はどこにもありませんでした。

 

この体験で、「集団恐怖症」は決定打となりました。

 

高校の3年間は”集団”に関する全てに対して、恐怖心が芽生えました。

”集団”に対して、全て目を背けるようになりました。

 

□まとめ

 

今回は、僕の抱える「集団恐怖症」についてお話ししました。

 

今でも、集団に属していると感じた場合、息が詰まって胸が苦しくなります。

 

ただ、未来電子では集団に属している感はありません。

なぜなら、全員が違う目的で入社して、各々タスクが違うからです。

 

未来電子に入社したおかげで、集団から逃げても生きていけるんだと感じています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

僕のオススメの原体験の記事です↓↓

 

社員の窪田さん「何かのプロになりたい。その“何か”が分からない。」

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#未来電子 #しくじり共有会

 


この記事を書いた人

立命館大学インターン

神野凌太郎