2018.6.19

バイトをクビになった私から、挫折の途中で苦しむあなたへ

谷中美早紀

近畿大学

谷中美早紀


 

大手コンビニ(〇―ソン)のバイトをクビになったことがある。

もう6年も前の春の話だ。

 

高校生になったばっかりの、はじめてのバイトだった。

まさかバイトクビになるとは思わなかった。

 

あの頃のことを思い出して、色々考えることがあったので、このブログに書こうと思う。

 

ローソ○でバイトを始めてからクビになるまで

高校に入ってすぐ、ロー〇ンでバイトをすることにした。

初出勤は朝の9時からだった。だから9時におはようございます、と店に行った。

それがすでにいけなかったのだろう。

9時と言われたら8時50分くらいにはついていた方がいい。そういうものだというのに。

 

加えて人の目も見れなかった。接客業をするのに致命的である。

そして作業もおそい。レジにお客さんが並ぶ時間になるとわわわわわーとなって、数え切れないほどのミスをした。

特に覚えているのは、公共料金を払うときのハンコを置く場所を間違って、レジカウンターにハンコを押してしまったことだ。

 

そんなこんなで、「君にはもうちょっと無理だと思うよ…」的なことになった。

バイト開始3日で。

 

「自分は社会不適合なのはないか」という不安

「えっコンビニのバイトってクビになるもんなん?」

「友人に言われた。

 

「普段からもっと、みんなみたいに色々やらないからそんなことになるんだ。」

両親に言われた。

 

コンビニのバイトひとつ、普通のことひとつ、私にはできないのだ。

自分は社会不適合なんじゃないか、仕事とかもできないんじゃないか。

 

劣等感が頭を支配して、とても苦しくなった。

頭の押し入れの奥に、バイトクビを片付けて、見ないふりをした。

 

「いつかできるよ」

「今はできないかもしれんけど、もう少し大人になったらできるよ。」

 

ある親戚のおばさんが、バイトをクビになった件について、こう言っていた。

母親が勝手に話したのだ。

 

いつかっていつだろうと私は思った。

 

再びバイトをはじめた

大学生になってから、またバイトをすることにした。

働くのは少し不安だった。だから先輩に紹介してもらった大学の近くの飲食店で働くことにした。

 

初日に1から10までバイトの先輩に仕事を教えてもらってメモをした。

小さな店だったから次の出勤から店長と二人だった。

 

小さなミスはそれなりにしたけど、すぐになれた。

 

そこで、気づいた。

「○-ソンの時の教育係のおばさん、50%くらいしか仕事教えてくれてなかった。」

 

レジ打ちは教えてもらっていたけど、公共料金の処理方法は知らなかった。

その時聞けばいいのかもしれないが、先輩も忙しかったらそれもできなくなってしまう。そしてその間にどんどんお客さんが増える。焦る。ミスる。

 

「でも、人の目を見れないところと、9時って言われてほんとに9時に行くようなところは私も悪かったなぁ。」

 

これがおばさんの言う「いつか」だったのだと思う。

「できる。」というより「わかる。」に近いけれど。

 

挫折を客観視することで前に進める

ここから。
大きな挫折を、胸の奥にしまったまま、深夜とかに思い出して泣きたくなったりする誰かへ。

 

 

「いつかわかるよ。」

 

わたしのおばさんは「できる」って言ってたけれど、それは保証はできない。

挫折した何かに再チャレンジして次に成功できるかどうかは、向き不向きだったり、状況によって完全に無理だったりもするからだ。

 

それらを含めて、自分の失敗や挫折を、いつか客観視できるようになる時、それが「わかる。」だ。

実はそんなに大きな気にすることではないのかな、とか思ったり、笑い話に出来たり、感情がの整理ができる。

 

じゃあそれいつ?って聞かれても、いつです、とは明言できない。

でも、生きてたら「いつか」わかる。

 

それまで気長に待ってほしい。本当に大丈夫だから。

 

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