2018.5.2

なぜ3回生は、5月10日からESを書き始めるべきなのか

京都大学 インターン

斉藤 貴幸


 

こんにちは、新卒で社員になって1ヶ月が経とうとしています、未来電子の斉藤です。

 

未来電子には、たくさんインターン生がいて、もちろん2020卒の3回生も大勢います。

僕は普段、インターン生のES(エントリーシート)を添削することが多いのですが、

「そろそろ3回生のES添削会も始めようかな」

と、ボソッと呟いたところ、

「もうそんな時期なんですか?」

「そもそも何月から準備を始めればいいのか、わからないです、、、」

という声が3回生から聞こえてきました。

 

今回、未来電子のインターン生ではない、外部の3回生の方に向けてもES添削会を行おうと思っているのですが、

「なぜこの時期に?」

という疑問に答えておいた方が良いと思ったので、ブログを書きました。

 

夏からはサマーインターンが始まるので、僕の意見としては、

5月10日からESを書き始めないといけない

と考えています。

 

なぜ5月10日からなのか?

その理由を説明するには、

・就活のスケジュール

・受かるESに必要な条件

の2点が必要になりますので、今回はそのあたりのお話をしていきたいと思います。

 

読んでいただければ、他の就活生よりもほんの少しリードできるかもしれません。

 

まずは就活のスケジュールを、さらっと解説します。

 

就活のスケジュール

 

一般的なサマーインターンまでの就活スケジュールはこんなかんじです。

ただし、ベンチャーや外資系企業は少し違います。

 

6月1日 

リクナビ・マイナビなどのナビサイトに登録できるようになる。

6月中旬〜7月下旬 

ES(エントリーシート)・GD(グループディスカッション)・面接などの選考が始まる

7月下旬〜9月下旬 

選考を通過した企業のサマーインターンに参加する。

 

皆さんご存知の通り、最近の就活ではサマーインターンへの参加によって、選考が有利になる企業もあります。

ほとんどの先輩方がインターンに参加しているので、ぜひ数社は行っておきたいという方も多いと思います。

 

さて簡単にですがサマーインターンまでのスケジュールをご説明しました。

サマーインターンの選考は思いのほか難しく、その中でも最初の関門となるのがES(エントリーシート)です。

 

ESの内容の例を上げておくと、

「学生時代頑張ったことを教えてください」というような質問があって、

これに対して400文字ぐらいの文章を提出するというイメージです。

 

このような質問が、1社のエントリーシートにつき2,3個、多いところでは1社につき5個以上もあります。

一度書いてみると実感するのですが、正直かなりしんどいです。

 

「就活のスケジュール」のところで一番言っておきたいことは、

一発目のESは、6月15日ごろに提出する場合が多い

ということです。

 

繰り返しになりますが、この日付は企業によってマチマチですので、興味がある企業の情報は早いうちに調べておいた方がいいですね。

 

ひとまず、「6月15日」という日付だけ覚えておいてください。

 

それでは次に、「受かるESに必要な条件」について見ていきたいと思います。

 

受かるESに必要な条件

 

さて、労力を費やしてESを書くわけですので、ぜひともES選考ぐらいは通過したいものです。

ただし現実はそんなに甘くはありません。

 

けっこう落ちます。

 

落ちると本当に腹が立ちます。

 

「なんで俺(私)に会ってもないのに、落とすねん」

 

就活生の9割が、一度はこんな気持ちになります。

 

どれだけ頑張っても、一定の割合でESは落ちてしまうのですが、できるだけ通過率を上げるにはどうすればいいか?

ここから「受かるESに必要な条件」を書きたいと思います。

 

とはいえ、ESの細かいテクニックは、調べればすぐに出てくるのでそちらを見てください。

 

今回お伝えする条件はたった1つ。

他人に見てもらうことです。

 

シンプルです。

 

これを絶対にやってください。

 

よくESを書いていて1人で悩んでいる人がいるのですが、パッと書いて先輩か誰かに見てもらって、アドバイスもらって書き直す方が5倍ぐらい早いです。

 

やはり自分ではわかりやすく書いたつもりでも、ついつい他人にはわからない専門用語を使ってしまっていたり、その人の人間性が伝わって来なかったりと、色々問題点がでてきます。

これは1人でどれだけ長い時間悩んでいても解決しないのですが、誰かに見てもらうと5分ぐらいで解決してしまうことがほとんどです。

 

とにかく人に見てもらうのが一番早いのです。

 

あともう1点付け足したいのが、1人の先輩だけではなく、3人ぐらいの先輩に見てもらった方が良いということです。

どうしても人間ですので、主観が入ります。

 

先輩にアドバイスを貰うと、それだけで満足してしまいがちなのですが、一度冷静になって別の先輩にも見てもらってください。

そうすると、全然違う答えが返ってきたりします。

 

主観が入るので、仕方ありません。

 

3人ぐらいに見てもらって、それぞれの先輩の意見をミックスさせていくのですが、最終的な判断基準は、

面接で自信を持って話せるか

ということです。

 

いざそのESを提出して、面接の場に行ったときに、面接官に自信満々にそのエピソードを話せるかです。

 

僕も3人の先輩によく見てもらっていましたが、散々見てもらったあげく、エピソードを自信を持って話せる自信がでない時もありました。

そして、エピソード自体を全く違うものにして、また先輩に見てもらう。

かなり迷惑をかけましたが、おそらくその先輩も、自分が就活をしているときはESを見てもらっているはずです。ESはそうやって、後輩に受け継がれていくのです。

 

・細かいテクニックを、他のブログでインプットする

・パッと書いて、誰かに見てもらう

・一番面接で自信が持てるものを提出する

 

受かるESの条件はこれだけです。

 

なぜ、5月10日からESを書き始めないといけないのか?

 

さてそろそろ本題です。

 

なぜ3回生は、5月10日からESを書き始めないといけないのか?

 

それは、先ほどの「就活スケジュール」と「受かるESに必要な条件」からわかってきます。

 

良いESを完成させるためには、

・ESテクニックのインプット

・自分で書いてみる

・先輩①に見てもらう

・修正する

・先輩②に見てもらう

・修正する

・先輩③に見てもらう

・面接で自信が持てるESに仕上げる

というステップがあります。

 

それぞれのステップに必要と思われる日数も書いておくと、

・ESテクニックのインプット(2日)

・自分で書いてみる(3日)

・先輩①に見てもらう(3日)

・修正する(2日)

・先輩②に見てもらう(3日)

・修正する(2日)

・先輩③に見てもらう(3日)

・面接で自信が持てるESに仕上げる(3日)

となり、これだけで合計21日。

 

もちろんESばかりをやっているわけにもいかず、学校があったり、友達と飲みに行ったり、といったイベントがはさまって来ます。

またESの郵送準備があったり、先輩の予定が合わなかったりということも考慮すると、だいたい2週間(14日間)の余裕は持っておいた方が良いのではないかと思います。

 

つまり、21日+14日=35日かかります。

 

そして思い出していただきたいのが、ESの一発目の提出日は6月15日ごろが多いということ。

 

ということは、6月15日の35日前、、、だいたい5月10日ごろからESの準備を始めると、余裕を持って「受かるES」を仕上げることができるわけです。

 

この時期から準備をしていると、他にも良いことがあります。

 

それは、

いま自分に足りていないものが把握できる

という点です。

 

自分の考えを文章にしてみると、意外と難しいことに気づきます。

例えば、

「どういった環境で働きたいですか?」

という質問に対して、納得のいく文章が書けないのであれば、

皆さんがまだまだ「働く環境」というものに対して情報を持っていないということです。

 

もしそれがわかれば、本選考までまだまだ時間があるわけですから、集中的に情報収集すれば間に合います。

 

今の時点で、自分に足りないものを把握して、有意義に就活を進めることができることも、

早めにESを書いておくこと、もっと言うと自分の考えを一度文章にしてみることのメリットと言えます。

 

 

ちなみにですが、いま既に何か全力で頑張りたいものがある人は、そこまでESに時間をかけずに、その何かに全力で取り組んでください。

 

ただ逆に、そこまで全力を捧げるものが見つかっていない、という人は就活に全力を捧げてみてもいいと思うのです。

就活を頑張っていると、意識高い系、などという言葉をかけられることもあるかもしれませんが、そんな声は無視してもらってまったく問題ありません。

 

そんなことを言ってくる人も、就活後半になると、積極的に動いてきたあなたに「どうやって企業見つけてるん?」とアドバイスをもとめてきます笑

 

気軽に社会人と会えるのって、本当に学生の特権です。

 

もし、いま特に全力を注げるものが無いという3回生の方は、就活に全力を捧げてみてはいかがでしょうか?

意外と面白いものですよ!

 

ES添削会

 

本題の本題ですが、5月に未来電子のインターン生ではない、外部の3回生に向けて「ES添削会」を開催しようと思っています。

先ほどもお話した通り、ESは他人に見てもらうのが一番手っ取り早いですし、このようなイベントを利用して、良い意味で強制的にESを書かないといけない環境に自分を追いやることで、就活に本腰をあげることができます。

そろそろ動き始めたいけど、何から始めたらいいかわからない、という方はぜひご参加ください。

 

内容はシンプルで、

・自己PRをお願いします(400文字)

・学生時代頑張ったことはなんですか?(400文字)

・どのような環境で働きたいですか?(300文字)

というESで代表的な3つの質問に対する文章を書いていただき、斉藤が添削するというものです。

 

その他の代表的な質問として、

「サマーインターンへの志望動機を教えてください」

というものがありますが、

これに対する答えとして、ほぼ合格点に達するテンプレートがありますので、添削会の時にお伝えします。

 

外部の方は、限定10名です。添削の所要時間は1時間程度です。

 

全力で添削するので、皆さんも全力でESを書いてきてください。

お待ちしております。

 

facebookのイベントページに詳細が記載されているので、興味がある方はこちらをご確認ください。

ES添削会イベント詳細ページ

 

応募フォームはこちらです。

ES添削会応募フォーム

 

 

 

疑問点がありましたら、

t.saito@miraidenshi-tech.jp

まで、ご連絡ください。

それでは、皆さんとお会いできることを楽しみにしています。


この記事を書いた人

京都大学インターン

斉藤 貴幸