2018.4.20

なかなか期限守らない人が書いた記事

近畿大学 インターン

森 楓


2018年4月19日夜、三番勝負の記事を書いています。期限は18日です。

過ぎてます。

記事を書く時間はものすごいありましたが、今書き終わってない状態。これをまず説明します。

第一回を終えて次に何を書くか迷っていた時、未来電子代表福本がこっそり知恵を与えてくれました。

これです。

「みんなこんな感じで書いてんぞ。この構図を見せて神の視点を使うんや。」

神の視点とは、登場人物に今いる世界の外からの視点を持たせるということです。例えば映画の登場人物に対して、「この映画を作った人は〇〇だ。」という台詞を与える。本来なら登場人物は登場人物としての台詞に限定されますが、これは映画だと言い切ってしまう。この視点を「神の視点」と呼びます。

今回のブログ三番勝負で言えば三番勝負という世界の中で僕たちは登場人物にあたり、おそらくポジショニングマップで分類されるいずれかの内容で記事を書くのが全うであると思います。

そこで僕が「皆さん真面目に利他コンテンツを書いてますね。」という俯瞰したポジションを取ることでひとつ上のレイヤーから他参加者を見下ろしたような構図が出来上がり、僕の記事にアクセスが多くなくとも「誰のブログが面白かったか。」という社内のアンケートでは少し順位を狂わせる内容にできたのではないかと思ってました。

しかし、発表したのです。

代表は僕だけにこっそりのはずが他のみんなにもやっぱり(気まぐれ)共有することにしたのです。

これを見せられることで、この4象限をしっかり意識してしまう状態になってしまった。

これによって僕が次に何を書くかわからなくなった。

一回戦の時のように啓発するような内容を頑張って書こうとしても神戸大学の頭いい人、京都大学大学院主席の頭いい人にはこのフィールドでは絶対敵わん。そして僕は、

めんどくさくなってしまった!!

期日が過ぎてしまった理由はシンプルで家帰って寝てしまったから。
そして本日、仕事終わって家に帰って飯食ってYouTubeでゴリラの動画みてようやく今記事を書いています。

今この辺

沖縄入社式にて

13日(金)〜15日(日)にかけて社員、インターン生で沖縄で新卒入社式を行いました。その中で新卒四名に向けて各社員より贈られたメッセージ動画を見るイベントがありました。

動画内で僕に宛てられたメッセージには概して以下の内容が多かったです。

「デザイナーというポジションを努力で取りきった頑張り屋さん」

いや、待って。俺がやったのは営業終了後、終電近くまで一人でPhotoshopで遊んでただけ。Illustratorでいっぱい絵を書いてただけ。電車の広告見ていろんなデザインに興味もってただけ。暇つぶしにいろんなもの作っただけ。

これを周りは努力と呼びます。しかしそのプロセスは本人からすれば案外こんな程度の話しやと思います。数時間ちょっと記事を書く程度のタスクを期限通りにできないだらしなさを持ちながら、今の職域では他のどの学生にも絶対負けない自信をつけるに至りました。

と、こんな感じで「みんなできてる普通のことすらできない自分」と「評価・期待を受けている状態」との対比でこれらが繋がる要因は「仕事を楽しいと感じれてること」にしようと思ったけど記事としてあまりに質が悪いのでもう一つ。

記事書くのめっちゃむずい

僕は普段パソコンでずーとデザインしてるかコード組んでるかワードプレス弄るかとかその辺の仕事やってます。
文章全く書かないです。だから文章苦手やーと思ってましたが今回やってみてちょっと違うことに気づいたのでそのはなしを最後にします。

記事を書くにあたって色々調べると、結論に説得力を持たせるためのピラミッドストラクチャーという論理思考のフレームやらなんやらを色々知りました。

自分が頭の中で考えてることを伝える際に必要になる大きな要素として「確かに」「なるほど」と思わせるための説得力が必要になります。実はこの説得力の部分がその記事の「面白さ」を決めるポイントなるパターンが多いように思いました。

そこで色々調べた結果ちょっと頑張ってみようと取り組んだ結果、

学生に読んでほしい構造的無知のおもしろい話

これです。そして本記事です。めちゃくちゃ。

むっずい。

なんでこんなに難しいと感じるのかを考えると、ピラミッドストラクチャーを構築する際に考えるべき根拠を明確にできない、という課題が判明しました。

つまり物事を順序立てて論理的に考えるということを僕の脳は普段ほとんどおこなっていない様です。自分の中で完成していない論理なら当然人に伝えることは難しい。

文章は誰でも使える表現方法なので、頭の中の状態がもろに出やすい。

課題発見、情報整理など今の自分の脳みその中を見たい時には文章に起こすことが何より早く確実な方法だと感じれたことは今回の三番勝負の学びです。

最後ここ。


この記事を書いた人

近畿大学インターン

森 楓