京都

読書の秋に読書のススメ

日時 平日毎日(7:00~8:00)
開催地 京都オフィス
住所 【京都営業所】〒604-0924 京都府京都市中京区一之船入町537-31 リベルタス御池5F
参加費 無料
定員 --
服装


こんにちは、今月から営業に移籍した馬場です。
読書会に参加するとき、朝6時すぎに家をでるのですが、この時間帯の気温が10度を下回って来ました。
寒さが本格化してきましたが、みなさん体調管理には気をつけましょう。
さて、読書の学びブログを書いていきます。

 

今回読んだ記事は「すごい読書術」です。
僕自身、読書したい気持ちはあるのですが、読むのが遅いためあまり時間が取れず、読書する機会をあまり設けずに過ごしていました。
そこで出会ったのがこの本です。
これは、読むのが遅い人向けに速く読む方法、または社会人の方にとっての読書の定義について書かれているのですが、僕自身読むのが遅く、再来年には社会人ということもあって、とても参考になる点がたくさんありました。
以下では、特に印象に残った内容を共有します。

 

 

 

□そもそも社会人と学生の読書の違いとは

読書の仕方については、ほとんどの人が学校で習ったと思います。
いわゆる黙読で、頭の中で音読をするような感じでした一文字ずつ擦り読む方法です。
学校のテストに出る問題は基本的に教科書から出題されますが、教科書といってもさらに限定された範囲からしか出題されないので、じっくり時間をかけて読むことができます。
ただ社会人の場合、大半の人は時間をかけて本を読んでいる余裕がありません。
また本を読んだところで、そこにビジネスに関する課題の答えが確実に示されていることはなく、学生時代のように本を熟読し、内容を暗記したところで無意味だと言えるでしょう。
そのため、効率的に本を読み、全体の内容をある程度把握したうえで自身にとって必要であると感じる部分だけしっかり読むことが必要とされます。

 

 

 

□1時間で1周するより3周しろ

一般的に本をしっかり理解するためには、じっくり読んで文の内容を頭に入れようとする方が大半だと思いますが、実はあまり効果的ではないようです。
「中盤地点までじっくり読んだとして、序盤の内容をはっきり覚えていますか?」
と聞かれたら、大半の方が覚えておらず理解できていないでしょう。
ある研究で、速度と正確さには反比例の関係があるという結果が出たらしいのですが、そうであれば、遅く読めば頭に残る情報量は増え、理解力が上がるという考えになるはずです。
しかし、上記で紹介した通り遅く読んでも結局理解できていないという結果を踏まえると、読書においては速度と頭に残る情報量に関しては、あまり関係ありません。
そのため、早く読むに越したことはないし、「忘れる前に読み返す=忘れない」と考えるのであれば、むしろ速いスピードで読んだ方が何度も読めるので頭に残る情報量は増えるのです。
つまり反復学習です。
1時間で1冊読むより、1時間で3冊読んだ方が記憶に残るページ数は増えるでしょう。
各ページを1文ずつ読んでいる時の「覚えている感覚」や「理解できている感覚」は、早く読むことによって薄く感じられるかもしれません。
しかし、実際は早く読んだ方がより多く記憶でき、より深い理解が得られます。
読むことによって反復学習する時間を作り出すことができるからです。
反復学習する際に心がけるべきことは、回数ごとに変わってきます。

 

1回目:目次や見出しを見ながら、どこに何が書かれているかを確認する
2回目:それぞれの見出しに対する結論がどこに書かれているかを確認する
3回目:本文中でよく使われている言葉を確認する

 

このように、意識を向ける先を全体から細部へとフォーカスしていくことによって、忘れることなく本全体の詳細まで把握することができるようになるのです。読むスピードを速くすることによって、反復学習するための時間を確保することが、結果的には記憶や深い理解につながるのです。

 

 

 

ぜひ、上記で紹介した読み方を参考にしてみてください。
アウトプットに関する内容も記述されていたのですが、ネットで調べれば出てくる内容と変わらないため、割愛させていただきます。

 

読書に苦手意識がある方や、隙間時間に効率よく読書をしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。