2017.12.15

陰キャ大学生がインターンだとNo1!? オタクが最強の仕事人になる方法とは!!

立命館大学 インターン

貝原 匠


皆さんこんにちは!!

立命館大学2回生の貝原 匠です。

 

自分は11月にインターン生の中で最も活躍した人に贈られる、「インターン生No1賞」を頂きました。

この未来電子テクノロジーには、自分よりも高学歴な人がたくさんいます。

その人達を出し抜いてのNo1賞。

これは自慢しない理由がありません(笑)

では、自分が何故そんな輝かしい賞を頂けたのか、振り返っていきます。

 

大学だとぼっちなオタク

先程の自慢を聞いた皆さんの中には、

「そういう人は大学でも活躍しているんだろうな」と想像された方もいらっしゃるでしょう。

残念ながら、それは間違いです。

自分は大学だと、ほとんど1人で過ごしていて、人と話さない日だってあります。

その上、アニメや漫画もが無いと生きていけないオタクです。

自分で書いていて悲しいですが、いわゆる「陰キャ」に属するのでしょう。(泣)

 

「なんで陰キャがインターンで活躍できるのか」

このような疑問に抱かれて当然です。

その疑問に答えるのであれば

「オタクだから」

でしょう。

理解できなくて当然です。

その理由を詳しく説明していきます。

 

オタクは優れたマーケッター!!

「オタク」と言っても、そのあり方は多種多様です。

作品を鑑賞して楽しむ人が居れば、自分で作品の展開を考えて原作では描かれなかった物語を作る人、いわゆる同人活動をする人などが居ます。

自分は前者のタイプのオタクです。

好きな作品、キャラクターの価値観や生き方を見て、新鮮な価値観や思いつかなかった考え方に触れることを楽しんでいます。

 

「それが仕事にどう繋がるの?」

一見、無関係のように思えますが、そうではありません。

 

自分のようなオタクは作品の展開やキャラクターの発言に、どういう意味があるのかを一々考えています。

「物語がこういう風に進んだ理由には、あの一言が関わっていたのんじゃないか」

「彼にはこういう考えがあったから、ああいう行動をしたんじゃないか」

 

実はこれって、マーケティングの考え方に似ているんですね。

「こういう商品が欲しい人は、こういう行動をするんじゃないか」

「こういう考えをしている人には、どうアプローチすれば商品の魅力を伝えられるだろうか」

マーケティングをしていく上で、この過程は外せません。

 

昔とは違い、現代はニーズが多様化しています。

何も考えずに商品を開発したり、発売したりしても、誰も買ってくれませんよね。

 

マーケティングと聞いて、自分にはあまり関係ないと思われた方もいるでしょう。

そんなことはありません。

皆さんも気が付かない所で実践しています。

 

簡単に言えば、マーケティングとは「何をすれば、どうなるか」を考える事です。

「どういう発言をすれば、友達と仲良くなれるか」

「どういう練習をすれば、大会で優勝できるか」

対象が異なるかもしれませんが、それもマーケティングですよ。

 

オタクはそれを考える機会が他の人よりも多いのです。

自分が触れた作品の数だけ考察を行いますから、何十回、何百回、とマーケティング的な考え方を行っています。

仕事に活かせる能力を気付かずに訓練しているなんて恐ろしいですね。(笑)

そう簡単に自分の趣味を仕事に活かせられないと思います。。

けれども、今まで楽しみながらやっていたことを、仕事に反映できれば欲しい成果を手中に収められると思いませんか?

 

行動できるオタクは最強!!

自分がインターン生No1賞を貰えた理由は、リーダーとしてチームを導いたからです。

「さっきの話、関係ないじゃん!!」と思われるかもしれませんが、これにもマーケティングが関わっています。

 

自分は11月、新人2人を抱えるチームのリーダーを務めていました。

その時、自分が考えていたのは、

「どうすれば仕事の仕方がわからない人達を、1ヶ月で自分と同じレベルに成長させられるか」ということです。

これも立派なマーケティングと言えるではないでしょうか。

 

自分がそれを実現するために採った方法は、「仕事に関するアドバイスを毎日送る」です。

ただ単にアドバイスを送るのではなく、進捗度に合わせたアドバイスを送りました。

最初は、数をこなしてもらい、仕事に慣れてもらうためのアドバイス。

次は、質的な側面を向上させる方法について。

最後は、自分が仕事に関して意識している事についてアドバイスを送りました。

その結果、目標を達成できただけでなく、部署内のチームで1位を取り、No1賞を貰えたのです。

 

「なんで毎日アドバイスを続けられたか」と、自分自身考えてみました。

その結果も、「オタクだから」でした。

 

オタクは好きなモノのためなら、徹夜をしたり、わざわざ遠くのイベント会場に行ったりすることに対して苦を感じません。

過程やそれまでの苦しみは、欲しいモノや目標を手に入れた時の喜びで消えてしまいます。

 

この感覚を仕事にも活かしただけです。

当然、アドバイスのネタ切れや辞めてしまいたくなる時はありました。

それでも続けられたのは、それに気が付けられたのと、2人の成長が感じられたからです。

11月はその2人だけでなく、自分も大きく成長できたと感じています。

 

振り返ってみると、先月はオタクであることを誇りに思えるような1ヶ月でした。(笑)

大学で自分のような生活をしている人は少なくないと思います。

ぜひ、そのような人はインターンやバイトに自分の趣味を反映させてみてください。

大学以外に居場所が見つかれば、一層、人生を楽しめるようになりますよ。

趣味を活かして、その場所のNo1に成ってみませんか。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

なんでもインターン生の斉藤さんが、No.1賞をとった僕を見て、記事を書いてくれたみたいです。

記事の中の斉藤さんみたいにならないように、これからも頑張っていきます!笑

おれ、2回生の時なにしてたっけ|24歳になって思う、後悔の話

 


この記事を書いた人

立命館大学インターン

貝原 匠