自由度が高いゆえに自分で目標を立てて 自分でモチベーション管理をしないといけない

西川祐司

京都産業大学 法学学部法律学科

ー2017年3月卒

PROFILE

高校までの学生生活はラグビーに励んでいたが、当時自身が決められた範囲内でしか努力できないという所にネガティブな気持ちを持っていた。大学4回生になり就職活動を始め内定をもらうが、自分には合っていないという思いから就活留年を選ぶ。そして2度目の就活を無事に終え社会人になる最後のステップとして自分の気持ちを変えたいと決意し4回生の12月より未来電子でインターンを始める。

たまたま出会った未来電子のインターン生がすごく優秀だった

―西川さんは4回生の時就職留年という道を選択したと思いますが、それはどういう経緯だったのですか?

一回目の就職活動で自分の希望する内定先が得られなかったかというとそうではなくて、むしろ自分には「もったいなさすぎる」というくらいの会社から内定をもらいました。ただ、結局そこでついていけるかどうか不安になったりとか、そもそも本当にやりたい仕事なのかなみたいなことを色々考えてしまって辞退したという流れで、もう1年やったという経緯です。

―表では手続きは進んでいて、でも内面では、西川さんの中で「本当にこれでいいのかな」という思いがあったのですね。それで10月の時期でもう一度就活しようと思われたのですね。

以前は今の自分と比べて入社のスタート位置が高すぎたということで不安になっていたということでしたが、次はどのような気持ちで再スタートを切りましたか?

2016年の1月2月の段階はどうしようかなという不安の方が大きかったんですけど、5月6月くらいから普通に働き始めている同期から頑張ってる話、つらくて辞めたいという話を聞きました。色々話を聞いてく中で、どっちにしろ同期はみんな頑張ってるには頑張ってるなと就活留年の僕からしたら思いました。それで比べた時に自分は何かしてんのか?みたいな感じになって、再度火がついたという感じです。

―なるほど。17年卒の2回目の内定をもらった時は去年と同じ不安な気持ちにはなりませんでしたか?

嫌で逃げたいという感情はありませんでした。むしろ現状の何もできない自分をなんとかしたいという気持ちでした。そこからまだ時間があるし、社会人として働くということに対して抵抗をなくしたいという思いでインターンに参加してみようと思いました。

―インターンの中で未来電子を選んだ理由は何があったのですか?

正直言うとあまり明確な理由はなかったのですが、大きく2つあります。1つ目は探し始めたのが10月の後半だったのでその時期で4回生受け入れてくれる会社かどうかというところです。2つ目が未来電子のインターンが結構厳しいというのをブログ読んだりする中で、そういう厳しいイメージだったので自分を鍛えるには良い環境だなと思いました。

―その情報はどこから入ってきたのですか?

1回目の就職活動の時に今四回生の修さんと一回会ったことがあって、その時にちょっと話させて頂いた時にすごく優秀だと感じて、その時から未来電子というのを知りました。

自分で目標を立てて自分でモチベーション管理しないといけない

―面接して未来電子に入ることになり、イメージとのギャップはありましたか?

僕がやってたPRチームでの業務は自分が思ってたような厳しさではなかったです。例えば毎日業務に追われて、怒鳴り散らされるみたいな。

―ではどのような厳しさを感じましたか?

そうですね。未来電子の仕事は自由なんです。例えば自分の出勤時間もそうですし、業務に関してもタスクをどの業者を選ぶかとか、それこそ営業もPRも自分で選べます。自由度高いゆえに自分で目標を立てて自分でモチベーション管理しないといけません。自分から能動的に動かないと何も得られないという厳しさがあるのかなと思います。

―そのような環境の中でインターンをすることによって3か月で何か得られましたか?

基本的な印象は未来電子から教えてもらえる事はあまりないと思ったのですが、未来電子で学べる事はめちゃくちゃあるなと思いました。基本的に自由なんで時間とか仕事の量とかも自分で決めれるので、自分が何も動かなければ全然成長しません。でも自分で何かやりたい思いがあればどんどん助けてくれるのがあると思います。

―自由だからこそ目標をしっかり立てて達成していかないと面白くなくなってしまうのでしょうね。

未来電子はやめる人も結構いてて、初めは厳しいからやめるのかなと思っていましたが、どちらかと言うと面白くないから辞めるという人が多いなと感じました。その面白くないというのも自分が受け身な人で、自発的に変えていこうと言う意識がない人が結果的に辞めてしまうのかなとも思います。

―その通りだと思います。よくある例として派手な仕事を任せてもらえるイメージで来た人は最低限の地味な仕事をクリアする前に辞めてしまうという場合がありますね。

そうですね、最低限の仕事をクリアしてから初めて新しい仕事をするチャンスが巡ってくるのだと思います。そんな風に自分自身の考え方も変わりました。

出来ないかもしれないけど頑張ってみようという人たちが多くいた

―最後に3か月で考え方、取り組み方が変わった要因は何だと思いますか?

他のインターン生が頑張ってるというのが大きかったです。年齢的に見たら僕より年下の人が大半なのにもかかわらず、その人たちがその分野で自分に出来る事以上のことを目指しながら頑張っているところにはとても影響を受けました。みんな自信があってやってるとか、自分でこの能力は絶対他より負けないからすごい取り組んでるというわけではないと思います。でもみんなこの仕組みを作ったら会社がもっとよくなるとかを考えていて、出来ないかもしれないけど頑張ってみようという人たちが多くいました。そんな周りがいたというのも自分が変わった要因だと思います。

―安全柵を飛び越えて行く人達がたくさんいて、挑戦する人が多かったからこそ自分自身も頑張れたのかもしれませんね。

そうですね、それを見て「自分甘いな」と思って、じゃあもっと頑張ろうという風になったのが結果的に自分の成長につながったのだと思います。

―やはり未来電子インターンを続けてる方はみなさん安全柵を払って飛び出していくような方が多いですね。(笑)そんな方たちが集まってお互いに感化しあうというイメージです。

僕自身は始めたからにはやらないといけないというのが1つありました。あと、未来電子で働いてたら根拠のない自信ですけど「なにか変われるんじゃないか」というのはあって自分のモチベーションを維持できていたと思います。社会人になっても、未来電子で得た学びを生かして、少しずつ自分のできる範囲を変えていきたいなと思います。


入社後のステップ

・入社後PRチームに所属し、コピーライターとして活躍
・コピーライターとして活動後2ヶ月目に専属クライアントライターとして従事

メンターの声

PRチームディレクター 森高大貴

西川君は未来電子の中でも異色な経歴を持っていて、就活が近づいているインターン生にとって良い影響を与えてくれていました。そして、業務に対してでも、自身で発したことにしっかりと責任を持ち、最後までやり抜くという姿勢を見せてくれていました。その姿勢を自身にだけでなく、他のメンバーに対してでも自ら指導して広めていってくれたことに本当に感謝しています。就職先でもその力を発揮し、個人の成果だけではなく、組織として大きな成果を上がられる人材になって欲しいです。