2018.6.17

人付き合いに疲れずコミュニケーションを上手く取る秘訣

京都大学 インターン

松尾 雄太


 

皆さん、毎日の人付き合いって、どうしていますか?

突然こんなことを言うと、

「こいつ人付き合い悩んでんの?え、コミュ障…?」

って言われるかもしれませんが、二点、

 

・「コミュ障かよー」って他人を馬鹿にする奴ほど、コミュ力たいしたことない。

・人のコミュニケーション力見下してる時間あったら、自分のコミュ力磨け。

 

という持論がありますので、今回はそんなことは無視して先に進みませて頂きます。

コミュニケーションを円滑にするには

 

さて、人には自分のことをコミュ障と思っている人もいれば、そうでない人もいます。

ですが、社会で生きていく上で人との関わりは欠かせないもので、コミュニケーションを上手くとれるということは大切なことです。

人とコミュニケーションが取れると仕事を前に進めやすくなるだけでなく、全てを打ち明けられる友人がいると日々の生活が豊かになります

コミュニケーションを円滑に取るためはどうすれば良いのでしょうか?

コミュニケーションで疲れるというのは、人付き合いの中で知らず知らずのうちに気を遣う相手を作り過ぎてしまっている、あるいはどんな人にも自分をさらけ出し過ぎてしまっているということです。

関係を深めようと張り切り過ぎると相手の心は遠ざかってしまいますし、会う人会う人みんなと距離を縮めようと頑張ると、かえって自分が疲れ切って関係を保てなくなってしまうだけです。
意識しておくべきなのは、人との付き合いを「2:7:1」のバランスで行うことです。

出会う人のうち2割はとても気が合って何でも話せる人、1割はどうにも反りが合わず仲良くできない人、残り7割はどうでもいい人です。

どうでもいい人と言うと語弊がありますが、とても気が合う訳でもなく、全く気が合わないわけでもない人というのは、話していて楽しい話題だけを話していれば良い、つまり適当な会話をして良い関係なのです。

疲れない付き合い方

「友達はみんな同じ友達」「付き合い方に差があってはいけない」というように、皆んなに優しく平等にと考えると、この7割の部分まで真剣に向き合ってしまうため、人付き合いがしんどくなります。

7割の人というのは、自分にとって一生の友達にならない人、いまはまだ一生の友達ではない人なので、ありのままの自分で接すれば良いのです。
もっとも一生付き合う訳ではないからといって、相手をおろそかにして、関係を悪くして良いというわけではありません。

心から理解し合っている相手ではないからこそ、共通の話題についてしっかり話し、関係性を維持しておく必要があります。

ある意味では、関係維持のために話す7割の人とのコミュニケーションというのは、話題を見つけて話さないといけないものなので、疲れるものだと言えるのかもしれません。
ただ、それで良いのです。

最後に付き合い方のコツ

あなたにとって心を通わせられる数人の友人がいるから、あなたはそれ以外のところで頑張って交友関係を広げていけるのです。

最初にもお話ししたように、社会で生きて行く上で人との関わりというのは欠かせません。

さらに言うと、いまはまだ7割の中の関係にいる人が、将来2割の心を通わせ合える特別な関係に変わっていくかもしれません。

なので、心から信頼している訳でもなく嫌いな訳でもない7割の人とのコミュニケーションというのが、人付き合いの大半を成し、交友関係の中心でもあるのです。
ここまで話を聞いてみると、コミュニケーションはある程度負荷のかかるものであることが分かると思います。

ポイントとしては、全ての人とあなたが最も仲の良い数人と同じようにコミュニケーションを取る必要はないということです。

合わない人や共通の話題が限られている人とは、それ相応のコミュニケーションを取っていれば良いのです。

一生付き合いが続くような人は全体の2割、あるいはそれ以下しかいませんので、全く期待する必要はありません。
コミュニケーションのコツは、いかに多くの人と適当な話題を見つけられるかですよ。

 

 

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