2018.5.8

「自己分析のやり方」教えます。だから今すぐ始めてください


こんにちは、未来電子でインターンをしております、窪田です。

神戸市外国語大学4回生で、就活はちょうど1か月前に終わらせました。

私は19卒として合計10社ほどエントリーし選考を受けていましたが、ESも面接も一度も落ちたことがありません。そしてその中で一番最初に内定を頂いた会社に入ることに決め、他の選考を辞退しました。

全国的に見ると名も知れない大学の文系女子が、就活で早期内定をいただけたわけ。それはおもに2つあります。1つは「自分の価値観を言語化する」ことを怠らなかったから。もう1つは、「アクションを常に起こす」ことができたから。これに尽きると思います。

 

今回は1つ目の「自分の価値観を言語化する」にフォーカスを当て、就活に役立つ自己分析のやり方を紹介していきます。

 

そもそも自己分析って?

 

文字通り、「己」を分析することです。

 

「将来何をしたいのかな?」

「どんな人間になっていたいのかな?」

といった未来の自分を見つけるために、

「何をしているときが楽しいと感じるのかな?」

「どんなことなら頑張れてきたのかな?」

といった過去の自分を振り返る。

 

そうすることで、自分を知ってどんな職業に就きたいのか、どんな会社で働きたいのかを見つけていきます。この自己分析をすることで、そのあとの業界分析、企業分析がとても楽になります。というのも、自己分析をすることで、将来なにがやりたいか、どんな自分になっていたいかがぼんやりと浮かび上がってくるからです。そうなったら、その浮かび上がった像を実現してくれそうな業界は自然に絞られてきますし、自分にあった社風もある程度把握できている状態になります。

 

自己分析はいつするの?

 

3回生でこれから就活を控えている学生とお話しをしていると、このような質問をよく聞きます。

「自己分析っていつ始めればいいの?」

「自己分析はいつまでに終わらせるべき?」

私の中で答えは明確です。

自己分析は今すぐ始めてください。そして、就活が終わるまで自己分析は終わらせないでください。

 

なぜならば、自分のことを知って自分の向かうべき将来が垣間見えさえすれば、業界研究も面接もめちゃくちゃ楽になるからです。さらに、今やりたいかもと思ったことが、3か月後にやりたいと思っていることと100%同じとは限りません。

 

基本人間は流されやすい生き物です。

自分の先輩、上司、両親、親友、恋人などに言われたことがダイレクトに自分の価値観に影響してきます。就活は長くて約1年間行わなければなりません。その期間に自分の価値観が変わらないなんてことはほぼほぼないんです。だったらどうするか。1年間ずっと自分の感情や価値観の変化を分析し続ける必要があるのです。

わたしが就活をまともにしていた期間は3か月ですが、たった3ヶ月でさえ価値観の変化、感情の揺れ、軸のブレが何度も生じました。例えば、就活を始めた当初は「外国語を使える仕事」に就きたかったのに、最終的には日本で日本語のみで完結する仕事を選んでいます。そして、たった3ヶ月でノート2冊分が自己分析で埋まりました。

 

自分を知るためには、「今すぐ」「いつまでも」自己分析を行ってください。

それが選考で落ちないコツです。

 

どうやって自己分析をするの?

 

さて、自己分析の大切さは分かっていただけたでしょうか?

ここからが難題です。「自己分析今すぐやれって言ってたけど、どうやってやんねん」って話です。

もう少し待ってください、ちゃんと教えますので。

 

まず自己分析のゴールは「自分とはどんな人間かを言語化し、それを将来にどう結びつけるかを見つけること」です。そのためには、自分の過去を振り返り、ターニグポイントとなった出来事をピックアップして分析していくことが有効です。そして、そこから分かった自分の価値観=何を大切にしているか、どんな人間か、といったことから、「じゃあこの方面でこういう人間になっていたい」という自分の将来像を見つけていきます。

 

この自己分析って自己満のように思うかもしれませんが、実は企業が求めていることと合致するんです。以下はリクルートの就職活動意識調査「就職白書」の結果です。

 

 

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企業が採用で学生の何を見ているのかというと「人柄」と「企業への熱意」と「今後の可能性」です。

つまり、過去を振り返って分かった自分の価値観を言語化し、その価値観に合う会社を見つけ、そこでやりたいことを伝えれば、面接は楽勝です。

 

「私は自分のおかげで人が幸せになる瞬間が好きです。」

「だからダイレクトにお客様と関われ、その人の幸福度を上げる仕事がしたいです。」

「私は御社の人の幸福度に貢献するという理念に共感しました。」

「もし御社に入ることができたら、お客様のニーズに最大限に寄り添うサービスを提供していきたいです。」

これはサービス業とかの面接で使える流れですね。

もちろんこんな表面上の言葉では、自分の全てを伝えることはできませんし、こう思う背景を自分で言語化できていなければ、「人の幸福度を上げる仕事って他にもあるよね?」って言われたときに答えられません。

 

1.過去から分析

わたしがやって一番ためになったのは、自分の人生のターニングポイントを書きだすことです。それも、多すぎず少なすぎず、5・6個ピックアップします。

 

例えば私の場合。

①3歳時:弟の誕生

②小学生:いじめに遭う

③高校:バスケで北信越大会進出

④高校:大学受験の失敗

⑤大学:スペインとカナダへ語学留学

⑥大学:長期インターンを始める

これが私のターニングポイントです。ターニングポイントと感じる点の選び方は人それぞれですが、私の場合、「最高にうれしい出来事」や「人生最大の挫折」を点として選びました。

さて、次に行うのは、これらのポイントが私の価値観形成にどう影響を与えたかを考えることです。

例えば

①弟の誕生によって、お姉ちゃんとしての振る舞いをするようになった。周りは弟にばかり構うようになり、「しっかりしなくては」という意識が自然と芽生えた結果、お姉ちゃんはできるのが当たり前という価値観が形成されていった。いつしか、何かができる自分は当たり前になってしまい、何を達成しても自分に自身が持てなくなってしまった。

③進学校のバスケ部に所属していたときに、約40年ぶりに北信越大会の出場権を手に入れることができた。この決め手になった試合は、ずっと1点差で負けており、私が放った3Pシュートによって勝利をつかんだ。個人でプレーして成果を残すより、チームとして成果を残す方が達成感を感じるということが分かったと同時に、自分で行ったことが目に見えて結果に出ることがモチベーションに繋がると気付いた。

 

といったように、過去のターニングポイントが今の自分をどのように形成したのかを言語化していきます。すると、あら不思議。自己分析が半分終わりました。

①の例を見ると

「あなたの弱みは何ですか?」と聞かれたら

「自分に自信がないことです。」と答えられます。

「なんで自分に自信がないの?」と聞かれたら

「実は子供のころ・・・」とエピソードを話せます。

 

 

他にも、自分の強み、何をするのが好きなのか、何がやりたくないのか、何が許せなくて、何が大切な価値感なのかが文字として表現されていきます。

 

2.未来からの分析

過去の自分を振り返り、現在の自分にどのような影響を与えたのかを見ていく自己分析を教えました。次に私がしたのは、未来の自分を考えることです。

ほとんどの学生が、やりたいことを仕事にするのがいいのは分かっているけど、やりたいことがないという状況にいるのではないでしょうか。私もやりたいことがない学生の一人です。ではどうやって将来の自分を考えるのか。それは「成し遂げたいこと、なりたい自分」を考えるのです。

 

成し遂げたいこと、なりたい自分は4つの軸で考えます。

①仕事×自分

②仕事×他人

③プライベート×自分

④プライベート×他人

 

例えば私の場合。興味ない人は読み飛ばしてください!

 

①仕事を通して自分が成し遂げたいことは、何か将来やりたいことが見つかったときにそれができるスキルを身につけておきたい。そのためにはなるべく早いスピードで自己成長する環境にいたい。手を挙げたら任せてくれる社風の会社が合ってるのかもしれない。

②仕事を通して周りの人に貢献できる人になりたい。自分ひとりができて「すごいね」と言われるだけでは嫌で、「ありがとう」を貰えるような仕事をしていきたい。直接お客様と接する営業が向いているのかもしれない。

③結婚をして子供は欲しいが、いずれは仕事に復帰したい。土日祝はプライベートを大切にしてしっかりお休みしたい。女性の育児からの復帰率が高い会社がいいな。

④私の周りにいる友達には笑顔でいてほしい。その人が困っていたら的確なアドバイスができる器の人間になりたい。普段から色んな人と接して、様々な価値観を吸収できる環境に身を置きたいな。

 

こうして、将来成し遂げたいこと、なりたい自分を4つの軸で考えていくと、自分がどんな価値観を大切にしていて、どのような将来を思い描いているのかがまとまります。私の場合だったら、人に関わる営業で、バリバリの外資系ではないところ。日系人材とか保険会社とかが向いているのかな?という方向性が見えてきました。

 

まとめ

このように、「過去→現在」と「現在←未来」の2つで自己分析を行い、最終的に「過去→現在→未来」の流れを言語化できれば自己分析はひとまずOKでしょう。これだけ分析をして言語化しておけば、「なぜ?」の深堀の質問がきてもスラスラと答えられます。何はともあれ、就活の自己分析は自分を見つめるいい機会です。こんなに自分と向き合うことは、おそらく初めてなので戸惑い、落胆し、焦燥感にかられるかもしれません。でも、その感情自体も「己」です。自己分析は時間も労力もかかりますが、必ず自分のためになります。20卒のみなさん、頑張ってください!

 


この記事を書いた人

窪田佳奈

神戸市外国語大学

窪田佳奈

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