2017.10.19

インターン先で「京都のオカン」と親しまれるまでの道のり


皆さんこんにちは、滋賀大学4回生の松上です。

 

私がインターン生として参加している未来電子テクノロジーという会社は本社を大阪に置き、支社が京都にあり、私はこちらの京都オフィスにいつも出勤しています。

 

そんな京都オフィスで私はみんなから「オカン」と呼ばれるようになりました。

おばっちゃんっぽいからオカンって呼ばれてるわけではないです(笑)

 

ただ一つのことをしていたらこう呼ばれるようになりました。

今日はオカンと呼ばれるまでに至った経緯をお話していきたいと思います。

 

 

初出勤の私

 

2016年、10月某日。

インターン生として初出勤する日、期待に胸を膨らませていました。

私がインターン生として入ったころは、業務に慣れるまでは大阪オフィスで仕事をするといったものでした。

 

「(どんな人たちがいるのかな)」

 

なんてことを考える転校生の様な気持ちでした。

オフィスに足を踏み入れ、朝礼で自己紹介をさせていただき、拍手をいただきましたが私の緊張はまったくほぐれませんでした。

同じ学生インターンの友達を作ろうにも、社員さんが皆さんお若いので、誰が学生インターンで、誰が社員さんかという見分けがつかず、話しかけていいものかどうかもわかりませんでした。

インターン生を指導する方から、はじめの初期設定の流れを聞き、それを淡々と進めていく初出勤でした。

 

 

ビクビクしながら仕事をする新米の私

 

未来電子テクノロジーでは、基本的にはパソコンに向かってカタカタ仕事をしています(私語もたまに聞こえますが)。

会社なのでそれが普通の光景なのですが、今までコンビニと塾でしたアルバイト経験のない私にとっては、その光景がちょっと暗いものでした。

ノリは良い方の人間なのですが、初めてのコミュニティでガンガン自分を出していけるほど強い人間ではありません。

初めての環境なので、わからないことがあった時も

 

「(やばい、このときどうしたらいいかわからへん…)」

 

「(でも誰に聞いたらいいのかわからへん…)」

 

「(そもそもめっちゃ真剣に仕事してはるから急に質問していいもんなんか…)」

 

「(仕事邪魔すんなやオラオラって思われたらどうしよう)」

 

みたいな感じでモジモジして、今なら聞けそう!っていうときに勇気をもって質問しにいってました。

 

※あくまで自分勝手な思い込みで、実際の社員さんは皆さん本当に優しいです。

 

 

ボッチ私、不安なのは私だけじゃないことに気づく

 

想像してみてください。

 

オフィスにいるからはみんな真剣に仕事をしていて、空気がピーンと張りつめています。

初めての職場なので、友達も一人もいません。

 

寂しいし、不安にもなりますよね。

※オカンは極度の寂しがり屋です。一人でお出かけするのが寂しいので、休みの日は遊びの誘いがない限り引きこもってます。

 

その上、友達が同じ空間にいないっていうのは楽しくないんですよね。

他人とのつながりを感じることができないんです。

 

「(さすがにこのままではいけない。何かアクションを起こそう!)」

と思い、お昼休みの時間に勇気を持って話しかけてみました。

 

「あ、あの、インターン生の方ですか?」

 

「そうですよ~、でも大学は卒業してるんで、学生ではないんです~」

と女性の方に話しかけてみたところ、笑顔で会話に応じてくれました。

 

この瞬間、ホッとしました。

ちゃんと会話ができた、初めて職場の人とコミュニケーションが取れた、感無量です。

 

この会話をきっかけに

「誰が社員さんで誰がインターン生かもわからんくて、分からんことがあった時も質問しづらくて…」

 

「わかります、ちょっとコワいですよね」

なんて話をして、寂しい気持ちや不安な気持ちを持っているのは私だけじゃないってことに気づくことができました。

 

 

未来電子に慣れだしてからの私

 

時間軸をビュンと飛ばして、半年後の私です。

初出勤から最初の1ヶ月大阪オフィスで仕事をしていましたが、それ以降は京都オフィスで仕事をしていました。

長い間インターンをしていたら、仕事や社員さん、会社のことなど全体像は把握してくるものです。

また未来電子は、インターン生を決まった日に一気に取っているわけではないため、知らん間に新しいインターン生が増えていくという会社です。

 

新しく入ってきたインターン生は私が初出勤してきた時と似たような表情をしています。

初めての場所なので不安もあり、少し緊張しているのでしょう。

 

彼らの体験は、自分が過去に体験してきたものであるので、何とかして助けてあげたいと思うようになりました。

 

そこからです。

 

私は頼まれてもないのに、新しく入ってきたインターン生に仕事のことをあれこれと教えてあげるようになりました。

 

 

先輩ヅラ?そんなもん知りません!

 

「先輩ヅラしてんじゃねーよ!」

という意見も聞こえてきそうですが、私はそんなものは一切考えませんでした。

 

大切なのは、新しく入ってきた後輩たちがスムーズに仕事を進めることです。

業務に慣れている人たちはテキパキと仕事をすることができるので、仕事の生産性が高く、スピードも速いです。

また人とのつながりも持って、他の人たちともコミュニケーションを取ることができるので、不安もあまり感じることがありません。

 

反対に新しく仕事場に入ってきた人たちは、どういう風に仕事をしていいか分かりません。

分からないことを聞こうにも、誰に質問すればいいか分かりません。

そのため、自分で手探りで仕事の方法を見つけていくという時間がかかる成長手段を取ります。

しかし、仕事の成長度合いが遅いということは、会社の生産性は低くなるということです。

また人とのつながりもなく、コミュニケーションを取る相手もいないので、かなりの不安を持っている状態です。

人とのつながりが感じられないと、職場に足を踏み入れるのも気が乗りません。

 

でもこれって考えてみるとかなりの非効率ですよね。

 

初めましての人が目の前にいるなら、挨拶をすればいいのです。

仲良くなるための少しお話をすれば、その人の緊張もほぐれます。

 

そして同じ場所に仕事を知っている先輩がいるんだから、そういう人たちが後輩に向けて仕事を教えてあげるだけで、一気に生産性は上がります。

教えてあげる分、先輩が時間的コストを取られるかもしれませんが、後輩に仕事を教えるのにそんなに時間は取りませんよね。

少し手を止めて、これはこうだよと教えてあげるだけで十分です。

 

そうすれば後輩は仕事を要領よく進めていくことができますし、仕事を教えることを通じて、その人とコミュニケーションを取ることもできます。

後輩も「迷ったらこの人に質問しよう!」となるので、不安もどんどん解消されていくことになります。

 

吉本のお笑い芸人『矢野・兵頭』のパイセンこと矢野さんもこんなことを言っていました(内容がおぼろげなので、ニュアンスで書きます)。

 

「自分があまり慣れへん土地に来た時、誰かが笑顔で歓迎してくれたらめっちゃ嬉しいもんやろ」

「やから俺は東京から大阪に来る人がおった時は、いつも握手して歓迎してんねん」

 

さすが矢野パイセンです。

自分が初めての場所に踏み入れたとき、笑顔で出迎えてくれる人がいると、安心するものです。

 

私は初出勤で不安を感じたのは私だけではなく他の人も一緒だということに気づいていたため、新しく入ったインターン生を見かけたら積極的にコミュニケーションを取るようにしました。

 

 

 そしてオカンに

 

新しく入ったインターン生に会ったら、積極的に会話をする。

その会話の流れで、今どんなことをやっているかを聞き出し、アドバイスできるところがあればアドバイスをする。

 

こんなことを続けていったら、いつからかオカンと呼ばれるようになりました。

先輩インターン生がちょけて私をオカンと言ったことが始まりです。

 

でも自分自身、大したことをしているわけではありません。

 

「相手はこんなことを思っているから、私はこういう行動をして助けてあげることができるだろうな」

「会社の全体像を見たとき、私は先輩としてこういう行動をした方が生産性は高いな」

 

ということを考えています。

やっていることも、自分がやり慣れている業務を教えてあげるだけです。

ただそれだけです。

 

でも、だたそれだけの小さな心遣いが、人のための行動になります。

 

あなたもどこかのコミュニティでは、先輩の立場に立っていることでしょう。

そんな時、後輩に対しては優しく接してあげてください。

 

そうすれば信頼関係を築くことができ、周りからも「この人はこういうことができるんだな」と評価してもらえます。

 

それがあなたの価値となり、一つのステータスになることでしょう。

 

インターンでオカンやってると色んな人に会います。みんな可愛い子供たちなのでよければ見てあげてくださいね。

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元京大院生の斉藤くんVS謎の人物U

他にも山ほどいるので探して見てください笑


この記事を書いた人

松上 千博

滋賀大学

松上 千博