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【GOuniteと学生】秋田くんにとっての「人と関わること」


GOuniteを体験した学生にインタビューして、学生の考えを掘り下げていく企画。今回はWeb広告事業のアイビスさんを体験した秋田くんに、「人と関わること」についてインタビューすることができました。

 

前半:秋田くんってどんな人?

後半:GOuniteと秋田くんの出会い

 


プロフィール

氏名:秋田悠二

大学:立命館大学

学年:3回生

学部:経営学部国際経営学科


 

秋田くんってどんな人?

 

ーーでは本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。

 

ーー現在大学ではどういったことをされているんですか?
国際人的資源論という分野で、国際的な人材マネジメントを専門にして学んでいます。多国籍企業における本国人の投与だったり、現地人の人材配置といったことが中心です。

 

ーーそこに興味を持ったきっかけは何だったんですか?
大学生協の委員会に所属したり野球サークルの会長をやったりしていく中で、やっぱり人っていう資源を扱うことの難しさをひしひしと感じたというか。実際に経験してみて興味を持ったっていう経緯ですね。

 

ーーなるほど。もともと人と関わるのは得意だったんですか?
いえ、人と関わるのが得意というよりは、人の行動とか心理に興味があるっていうのがありますね。なんか、ぼーーっとしてるときは人間観察をすることが多くて、「あーそういうことするんだー」みたいな、行動に興味があったり、あとは「なんでそういう行動をするのかな?」みたいな行動心理も興味深いなあと思います。そこから人と関わることってすごく楽しいと感じています。

 

ーーそうなんですね。そうなると就活は人材を中心に見ているんですか?
いえ、業界はまだ広く見ている状態です。ゆくゆくは人事系の部署に就きたいという想いはありますが、まだ業界を絞って考えているわけではないですね。ただ人材とかコンサルとかはやっぱり多くなります。

 

ーー就活に向けて今はどういったことをされてますか?
夏の長期休暇では短期のインターンを中心に見ています。業界とか役職とかを幅広く知りたかったので。あといまは学生団体で就活セミナーを企画していて、運営側としても頑張ろうと思っています。

 

ーー就活の中心はやっぱり「人と関わること」で考えていますか?
あー、それもすごく大事なんですけど、やっぱり、今まで高校も私立で、大学も私立で、すごい親に負担をかけてしまってて。そういうこともあるので、恩返しというか、親孝行できるようなお金の面だったりはすごい考えてしまいます(笑)

 

 

ーー内心そういう軸もあるのは当然ですよね(笑)そうなるとやっぱり年収とかって気になりますか?

正直すごい気になりますね(笑)ただお金がほしいというよりは、やっぱり年収って、むずかしい仕事への対価としてもらうものだと思うんです。そこに社会的評価っていうのはある程度一緒についてくるんじゃないかとも思っていて、年収が高いほど社会に貢献できていることにも繋がるんじゃないかと思っています。年収が高ければいいってもんじゃないですけど、ある程度比例する部分もあるとは思うので、年収も考える基準としては捨てられないな、という考えです。

 

ーーなるほど。「人と関わりたい」「親に恩義を返したい」、どちらも自分以外の誰かに重心がありそうですね?
そうですね。たぶん自分のために頑張ることが結構少なかったかなあ、というのはあって。ずっとやってきた野球もチームスポーツで、自分のためだけじゃないじゃないですか。チームとして勝っていくというか。やっぱり高校は甲子園を目指してメンバーの中でも選考があって、ベンチに入れない子もいるし、怪我とかで残念だった子もいるし。自己犠牲だったりとか、所属している組織の役割っていうのを認識して、動くことが大事なんじゃないかっていう価値観がずっとあります。主体性がない、とも取れるのかもしれないですけど(笑)

 

ーー昔からそういう価値観なんですね。秋田くんはそういう「組織の中で活きるタイプ」だって認識ですか?
はい。客観的に見たときに、自分の個性には絶対的なリーダー性とかはなくて、支える側で力を発揮するタイプだと思います。野球サークルで会長をやってきた中で、リーダーとしては困難に直面することが多くて。違う団体だと、会長から相談されて相談役に回ることが多かったんですけど、自分は客観的に物事を言うことは得意なので、そこでは上手く役割を果たせていたように思います。ただリーダーになると視野が狭くなるというか、人を上手く頼れない部分があって、自分は支える側に回った方が組織も上手く回っていたんじゃないかと思います。これは両方やってみて思うことですね。

 

ーーいわゆる二番手のポジションはかなり重要ですね。そういう自分と組織が合うかどうかはどう判断していますか?
企業説明会やインターンへはよく参加しているんですけど、社員の方と実際にお話してみて決めます。担当の人事の方との相性っていうのは縁だと思うので、そこで合ってると感じたら入社してもやっていけるんじゃないかと思いますし、そこで合わないってなるんだったら縁がなかったのかなと思いますね。なので人事の社員さんとか、企画する側のスタッフの方には積極的に話しかけることにしています。

 

 

ーー話して決める。シンプルですね。どういう人とは合うとかありますか?
ほとんどの場合は合うんですけど、僕が文系なので理系的発想の方とは合わないことがあるかもしれません。理系の方ってやっぱりロジカルじゃないですか。ロジカルすぎて気持ちの部分が汲み取れない気がして、合わないと感じることもあります。

 

ーー論理よりも感情重視って感じですか?
そうですね。僕はやっぱり感情も大事にしたいと思ってて、「ピンとくる」っていうのもあると思うんですよね。ロジックだけだったらAIの方が上手くできちゃうじゃないですか。人間が関わるからこそ、フィーリングの面も大事にしたい。ただ感情だけで決めたいってわけじゃなくて、ゼミでロジカルに人材を学んでいるからこそ、ピンとくる方の直感も大事にしながら、感情もロジカルもバランスを取っていきたいと思っています。

 

ーーやっぱりAIとかは気にしますか?
気にはなりますね(笑)AIが得意な領域と、人間が得意な領域は全然ちがうと思うんです。だからこそ共存できたら相当強い力を発揮すると思うので、僕は今のところ人間にしかできない感情の部分も大事にしてやっていきたいって感じですね。

 

ーー深い考えですね。将来はどうなってたいとかありますか?
家庭は持ってたいな、とか(笑)そういうのはあります。子供に不自由はさせたくないな、とか。あとは今ホテルのサービスのアルバイトをしているんですけど、婚礼とかを見てると人の幸せに寄り添うことってすごい自分の生きがいでもあるし、「うわ、幸せだなあ・・・」って(笑)そういうことを感じてたので、それは大事にしていきたいなと思います。

 


 

GOuniteと秋田くんの出会い

 

ーーGOuniteを知ったきっかけは何だったんですか?
友達の紹介ですね。野球サークルが一緒の友達が急に「インターン興味ない?」っていう風に言われて、そのころは「あ、確かにそろそろ何かやらないとまずいかなあ。」っていうのがあったので、あ、じゃあ紹介してっていう形で。最初は興味本位でした。

 

ーーその話を聞いたときどう感じましたか?
お話を聞いたときは「企業へ留学しよう」という目新しいコンセプトでなんか面白そうだなーという印象でした。1dayとかの短期インターンとも違うし、いろんな企業さんに関われるっていうので行ってみようか、って感じで始めました。

 

ーー実際に行ってみてどうでしたか?
自分が体験したのはアイビスさんという広告系の企業さんなんですけど、もともと広告にはちょっと興味があったので面白そうだという形で参加しました。アイビスさんでは営業とディレクターとプログラマーの3つから体験する内容を決められるんですけど、営業に関しては違うとこでもできるなーと思ったので、ディレクターのポジションをやってみることにしました。ディレクターもプログラマーの方とか営業の方とか、タイプの違う人との中和をとっていく役割だと思ったので「あ、自分にぴったりなんじゃないか」という風には考えました。

 

ーー秋田くんはディレクターを選んだんですね。ディレクターではどういう体験をしたんですか?
サイトに訪れた人の分析や、分析結果からサイトの改善策を提案したりしました。後はいろんな社員さんと話せたり、ディレクターの方のやり取りとかを近くで見られます。ディレクターの方は「この人とはこういう風に関わった方がいい」っていうのを経験的に持っているみたいで、人との関わり方がすごい上手だなあと思いました。社会人なんだなあ、って(笑)

 

 

ーー確かに社会人(笑)一番印象に残っていることは何ですか?
提案が本当に採用されたことですかね。普通のインターンではその場で発表だけして、「どこどこの班がよかった。」で終わりなんですけど、GOuniteでは僕が「このサイトはあーだこーだ」言ってたものが後で見たらちゃんと反映されてたんですよ。それがすごい、嬉しかったですね。学生である僕の提案で実際に企業さんが動いてくれるっていう。他のインターンではなかなか味わえないなあと思います。こんなに深く関われたことは一度もなかったです。

 

ーーいい提案ができたら本当に採用してもらえるってことですね。どんな経験が一番学びになりましたか?
トップマネジメントの方と喋れる機会があるのはすごい勉強になったなと思います。普通はいきなり会えないじゃないですか。トップマネジメントの方と喋ってるとカリスマ性というか、引き込み方とか、ぐわーって引き込まれました。次長さんとは結構しっかり喋ることができて、仕事だけじゃなくて時事問題とか、社会問題とかについて喋ったりしましたね。そのときは犬のロボット、なんでしたっけ、、、AIBO?の新しいやつが出てて、「あれどう思う?買おうかな」とか(笑)そういう話とか、お昼ご飯とか一緒に食べさせていただいたりもしたんですけど、「最近の若い人たちはちょっと打たれ弱いよね」って話とか。「怒られたらすぐシュンってなって、やめるのが多いよねー。どう思うー?」とか。自分の意見も言ったんですけど、やっぱり違う世代の方と話す機会は多くなくて、立場も世代も全然違う方のお話を聞けたりするのはすごい面白かったですね。バイト先とかでも社員さんとは一緒に仕事はしますけど業務連絡的なことしか話さないので、あまりこういう話ができるタイミングって見つからないですね。

 

ーー最後にはプレゼンがあると思うんですけど、どんな提案をしたんですか?
新卒採用を増やすための提案をさせていただいたんですけど、やっぱり今の課題は認知度だと思いました。やっぱり知らない企業に入ろうとは思わないじゃないですか。だからまず合同説明会やリクナビ・マイナビなどのツールを使って知名度を広げることが先決じゃないかという形で、認知度の向上を軸に提案をしました。

 

ーー反応はどうでした?
結構辛い反応もありました(笑)お褒めの言葉もいただけたんですけど、まだまだできたなあというのはあります。いろんなフィードバックをもらって広告業界の方々から見せ方や考え方は吸収できたので、今ならもう少し視点や見せ方を変えて考えられるなという風には感じます。一応講義とかでプレゼンはしますけど、フィードバックとかはなくてただ点数つけられるだけだったので、今まで「自分が思うもの」しか作ってなかったんだなと気づきました。客観的に見てもらってフィードバックをもらえるのは本当にありがたいですね。

 

ーー学生が社会人から直接フィードバックをもらう機会はなかなかありませんよね。最後に、学生へ向けてメッセージをお願いします。

やっぱり人って、話してみないとわからないと思います。実際に話してみて合ってると感じたら、結構自信を持ってここなら入ってもいいかな、と自分は感じます。インターンでも人事の方とは話せますし、GOuniteならトップマネジメントの方や現場の社員さんたちとも話せるので、就職先とか業界を直接話して決めるのにすごく役立つんじゃないでしょうか。自分の中だけで決めてしまわずに、いろんな方々と関わってみてほしいなと思います。

 

ーー人を中心に考える秋田くんらしいメッセージですね。ありがとうございます。それではこれでインタビューは終了とさせていただきます。立命館大学の秋田くんでした!

ありがとうございました!

 

 

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