ネイティブに近づくための英会話:Filler Words


こんにちは!

英語チームの辻です。

英語ネイティブの人が”you know”、”totally”や”basically”などの単語を会話の中で使っているのをよく聞いたことがありませんか?

このような フレーズは「Filler Words(フィルターワーズ)」と呼ばれています。

日本語でいう「談話標識」というものです。文法的には正しく、特に意味を持たないことが多いのですが、会話の中でよく使用されますFiller Wordsを使うことで、ネイティブに少しでも近づけるかもしれません。

ということで今回はFiller Wordsについてご紹介します!

Filler Wordsを使用する目的は?

 

Filler wordsを使用する目的はいくつかあります。

・   何を考えているのかを表現する

“I basically work 5 times a week (私は実は・・・週に5日間働いています”。どのような返答をするか考える必要がある時に使用します。

・   言いたいことをやさしめ/強めにする(トーンを変える)

“I think frogs are cute(蛙は可愛いと思う。)”は普通の文章ですが、”Actually, I think frogs are cute(実は私、蛙は可愛いと思っているの。)”と言うことによって、賛成しない人はいるけれども、その逆の意見を言っていることを表しています。

・   沈黙を避ける

質問にどう答えたらいいのか困っている時、答えたくない時に使用することも多いです。例えば、友達が大好きな食べ物について、「あなたも好きですか?」と聞かれたとき、”Hmmm, well I am fine with it(うーん、まぁ普通に好きです。)”ということで、最初に何を言ったらいいのか困っていても、沈黙がなくなり気まずくならないでしょう。

 

よく使われるFiller Words

 

・   Well

これは会話において、考えていること表現する時に使用します。

Well, I can be there in 30 minutes(ええっと、そこには30分でつきます)

・   Um/Er/Uh

これは、返答を持っていなかったり、ためらう時に使用されます。

        “Um, sorry I thought it was yesterday(うーん、すみません昨日だと思って

いました)

・   Hmm

これは、考えている時に使用します。

Hmm, I think I like this dress but it’s a little expensive(ふ〜む、私はこのドレスが好きだけど、少し値段が高いわね)”

・   Like

これは確かではない時に多く使用されます。

“I think it was like 300-yen(たしか300円くらいだったと思う)”

・   You know

これは、聞き手が知っている前提で、何かを共有する時に使います。

“We went to the café, you know, the one beside Kyoto Tower(私たちはあの京都タワーの隣のカフェに行ってきたの。 わかるでしょう?)”

・   I guess

これは言いたいことが不確かなことを表す時に使います。

“I guess it is alright(多分大丈夫だと思うよ) ”

最後に

自然と英語を話しているように聞こえるFiller Words。少しでもネイティブに近づくための一歩でもあります。

今日から会話をするときに少し取り入れながら使ってみてはいかがですか?