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HOME > BLOG > あなたの【伝える能力】2割上げます、感動的な文章の作り方とその法則

こんにちは、メディアチームの黒田です。

いきなりですが、以下の文章を読んでください。

僕が好きな文章のひとつです。

この時代に生きる 私たちの矛盾

ビルは空高くなったが、人の気は短くなり
高速道路は広くなったが、視野は狭くなり
お金を使ってはいるが、得るものは少なく
たくさん物を買ってはいるが、楽しみは少なくなっている

家は大きくなったが、家庭は小さくなり
より便利になったが、時間は前よりもない

たくさんの学位を持っても、センスはなく
知識は増えたが、決断することは少ない

専門家は大勢いるが、問題は増えている

薬も増えたが、健康状態は悪くなっている

飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し、笑うことは少なく
猛スピードで運転し、すぐ怒り
夜更かしをしすぎて、起きたときは疲れすぎている

読むことは稀で、テレビは長く見るが、祈ることはとても稀である

持ち物は増えているが、自分の価値は下がっている

喋りすぎるが、愛することは稀であるどころか憎むことが多すぎる

生計のたてかたは学んだが、人生を学んではいない

長生きするようになったが、長らく今を生きていない

月まで行き来できるのに、近所同士の争いは絶えない

世界を支配したが、内世界はどうなのか

前より大きい規模のことはなしえたが、より良いことはなしえていない

空気を浄化し、魂を汚し
原子核を分裂させられるが、偏見を取り去ることができない

急ぐことは学んだが、待つことは覚えず
計画は増えたが、成し遂げられていない

たくさん書いているが、学びはせず
情報を手に入れ、多くのコンピューターを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている

ファーストフードで消化は遅く
体は大きいが、人格は小さく
利益に没頭し、人間関係は軽薄になっている

世界平和の時代と言われるのに、家族の争いはたえず
レジャーは増えても、楽しみは少なく
たくさんの食べ物に恵まれても、栄養は少ない

夫婦でかせいでも、離婚も増え
家は良くなったが、家庭は壊れている

忘れないでほしい、愛すものと過ごす時間を

それは永遠には続かないのだ

忘れないでほしい、すぐそばにいる人を抱きしめることを

あなたが与えることのできる唯一の宝物には、一円もかからない

忘れないでほしい、あなたのパートナーや愛する者に「愛している」と言うことを

心をこめて

あなたの心からのキスと抱擁は傷を癒してくれるだろう

忘れないでほしい、もう逢えないかもしれない人の手を握り
その時間を慈しむことを

愛し、話し、あなたの心の中にあるかけがえのない思いをわかちあおう

人生はどれだけ呼吸し続けるかで決まるのではない

どれだけ心のふるえる時間があるかだ

いかがだったでしょうか?

個人的にはかなり心震える文章だと思います。

現代人の痛い部分を突いており、最後の最後までこれでもかというぐらい揺さぶられます。

まぁ何も感じない人もいると思いますが(笑)。
それはそれとして。

ご存知の方も多いと思いますが、こちらの文章はボブ・ムーアヘッドという牧師さんが書いた説教で、ジョージ・カーリンという方が引用して友人に送ったメールとされています。
(参照:妻が亡くなった後のスピーチ)

ま、僕にとっては誰が書いたとかそれはあまり重要ではなくて。

ポイントは、「なぜこの文章は心を揺さぶられるのか?」ってところ。

あなたはなぜだと思いますか?

僕がこの文章を好きな理由は、単純に「感動する」とか「すげぇ」とか、そういう理由ではないです。

そうではなく、この文章はちゃんと、「心揺さぶるべくして揺さぶっている」から好きなんです。

そうです。
ちゃんとした再現性があり、とある法則に基づいて作られている文章なんです。

それがすげぇ!

この法則を知れば、自分だって感動する文章を作ることができるし、人の心を揺さぶるスピーチができるわけです。

トレーニング次第で。

ということなので、本日はこの法則とその使い方について見ていこうと思います。

人の心を揺さぶるギャップ法という技術

ギャップ法、あまり馴染みのないコトバかもしれません。

初めに書いた【この時代に生きる 私たちの矛盾】は全てこのギャップ法に基づき書かれています。

簡単に言うと、全てが【対義語】で語られているんです。

ビルは空高くなったが、人の気は短くなり
高く短く

高速道路は広くなったが、視野は狭くなり
広く狭く

体は大きいが、人格は小さく
大きい小さく

微妙な言い方の違いはあるにせよ、全てが対義語で構成されています。

このように対義語で語られることによって、感情の中にギャップが生まれます。

ですので、【ギャップ対義語法】と言い換えましょう(笑)。

それではこのギャップ対義語法を用いて、感情により大きなギャップを生むために、どのような考え方と手順を踏めばいいのかを見ていきたいと思います。

ギャップ対義語法の最大化

ではまず、「あなたが好き」という一文をギャップ対義語法を用いて最大化してみたいと思います。

まず好きの対義語とは何か考えてみましょう。

【好き】の反対は・・・【嫌い】ですね。

好き嫌い

この【嫌い】というワードを用いて「あなたが好き」という一文を作り直すと・・・

「嫌いになりたいのに、あなたが好き」

なんて感じでしょうか。

学園モノのドラマなんかで、こんなセリフを女の子が言ってそうじゃないですか。

「あんたのことなんて、あんたのことなんて!嫌いになりたいと思ってたのに!私はやっぱり◯◯が好き!嫌いになんてなれない!」

これを見た女性は、「キャー(照)」とか言うんでしょうね。
違ったらすみません(笑)。

まぁなんとなくイメージは湧くと思うのですが、ドラマで語られる感動的なセリフ、長く語られる決め台詞なんてものは全てこのような法則を用いて作られています。

では感動的な文章を作る手順を見ていきたいと思います。

ギャップ対義語法の作成手順

1.まずあなたが最も伝えたいコトバを決めます。

ここではAさんに、「仕事早いね!」と伝えたいとします。

2.伝えたいコトバの正反対のコトバを考え、前半に入れます。

【早い】の反対です。
【遅い】ですね。

遅いを前半に入れます。

遅い→早い

3.前半と後半が繋がるよう、自由にコトバを埋めます。

「◯◯◯◯◯◯遅い◯◯◯◯◯◯仕事早いね!」

この空白の部分を埋めるとするとあなたはどのようなフレーズを入れますか?

例えばこんな感じはどうでしょう?

「他の人の仕事がめっちゃ遅いと感じてしまうぐらいAさんの仕事は早いね!」

これにプラス、

「他の人の仕事がめっちゃ遅いと感じてしまうぐらいAさんの仕事は早いね!素晴らしい!

ぐらいを付け足してあげると最高じゃないでしょうか。

これって普段何気に行われているコミュニケーションですよね?

感動する文章というのは実は普段の中でこそたくさん使うんです。

何もドラマや首相のスピーチだけで使うものではないんです。

今色々話題になっている橋下さんなんてこの【ギャップ対義語法】の使い手じゃないですか?

めちゃめちゃ喋るの上手いですよね。

政策の中身がわからなくても、話し方を聞いているだけで勉強になるところはかなりありますよ。

改めて手順をまとめると、このようになります。

1.あなたが最も伝えたいコトバを決める

2.伝えたいコトバの正反対のコトバを考え、前半に入れる

3.前半と後半が繋がるよう、自由にコトバを埋める

最後に

いかがだったでしょうか?

あなたが普段送っているチャットメッセージ、ちょっと工夫するだけで相手に与える印象はガラッと変わりますよ。

後はすぐに試してみることだけですね!

そして本日書いたこの内容は以下の本を参考にしています。

伝え方が9割 佐々木圭一

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最近Version2も出ましたね。

伝え方が9割-2-佐々木圭一

結構オススメです。

どんな人にオススメかって、「感情を出すのが苦手な人」「冷たくないのに文章だと冷たく感じられてしまう」タイプの人です。

そうあなたみたいな人です。

あざした。

あなたの清きコメントもお待ちしております!

この記事を書いた人
黒田 圭一
黒田 圭一

メディアチーム/営業統括責任者

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