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HOME > BLOG > 人の話は、半分以上聞かなくていいよね。

こんばんは、デザイナーのブンです。
みなさん人の話はきちんと聞けますか?

多くの人は「人の話はちゃんと聞きなさい」と言われて育ってきたのではないでしょうか。

でも私は人の話は話半分でしか聞きません。

「話をちゃんと聞かないなんて、大人としてどうなの?」

「そんな人には真剣に話をしたくなくなるよ」

と思われた方もいるかもしれません。

でも、あなたが聞いているその話、全て真実なのでしょうか?

 
 

これは「どんな」「何」でしょうか?

まず、この写真を見て下さい。

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ではこの写真を見て、写っているものを誰かに説明しないといけません。
あなたはどのように伝えますか?

実際にこの写真について、未来電子メンバーに説明してもらいました。

 

西さんの場合

透き通った水の中にリンゴが写っています。これらは2つの視点があります。1点目は水の透明度を強調しています。2点目は透き通った水の中にリンゴがあることで美味しさを強調しています。

 

ひろきちの場合

なかなかの勢いで上から回転しながら降ってきて、すごく綺麗な波打つ青い水の中に落っこちた瞬間の良く熟れた真っ赤なリンゴが写っています。

 

あっちゃんの場合

リンゴが水の中に落ちた瞬間が写っています。水はとても澄んでいて真っ青です。水中は明るく、リンゴ以外にはなにもありません。リンゴはよく熟れて真っ赤になっています。キズ一つなくとても美味しそうです。

 

この写真に写っているのは、りんごです。
フリー素材サイトのphotoACさんで「りんご」と書いていたので、間違いなくりんごです。

今回私はみんなに、こう聞きました。

この写真には「どんな」「何」が写っていますか?
100文字程度で説明して下さい。

おおむね全員の説明は似たような感じです。
「透き通った水の中にあるりんご」

しかし、微妙な違いもあります。

 
 

西さんの中で、これは「透明度・美味しさを強調する」りんご。

ひろきちの中で、これは「回転して落ちてきた」りんご。

あっちゃんの中で、これは「キズ1つなく美味しそうな」りんご。

 
 

もちろん「100文字で」という部分は、意地悪だったかもしれません。
しかし、全く同じものを見ているのに、全く同じ説明が出てくる事はありませんでした。

 
 

人は、同じ物を見ても、同じように見えていない。

国によって色は見え方が変わる?
http://bettercolors.com/archives/437

この記事では、「色」の見え方の違いについて書かれています。

 

  • 地域の違い:太陽光が通る大気の距離による見え方の違い
  • 人種の違い:眼の色によるもの
  • 文化の違い:育った環境による色の扱いの違い
  • 性別による違い:男性と女性それぞれ見え方の違い

 

そして、色覚異常(色盲・色弱)の人も、見えている世界は違います。

画家であるゴッホが色覚異常(異常3色覚)だったのでは?という説は有名ですね。

ゴッホの本当のすごさを知った日
http://asada0.tumblr.com/post/11323024757

 

ちなみに私は視力が0.1以下です。
コンタクトが無い時の視界をおおまかに再現するとこんな感じです。

01

近づくと見えます。

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もちろん遠くの文字は相変わらずぼやけて見えません。

これも、視力が正常な方からすると異世界ですよね。

 
 

記憶は改変される

「見ているものが違う」だけではありません。

そもそも記憶は、簡単に事実から大きく変わってしまいます。

記憶の曖昧さに光をあてる
誤りの記憶を形成できることを、光と遺伝子操作を使って証明
http://www.riken.jp/pr/press/2013/20130726_1/digest/

過誤記憶。
つまり、人は「嘘をつく」という認識なく、「誤った記憶」を述べる事があるんです。

眼の機能、地域、人種、文化、性別、感情、そして過誤記憶。
起こった事実は1つでも、誰かの目と、脳と、感情を通った発言は、十人十色って事です。

 
 

「言葉」ではなく「その人」を見る

そんなわけで、誰かから何かを聞いた時、私は聞いた話を全て事実とは捉えません。
その人にとってそう見えた・感じた事でしかないからです。

じゃあ何も信じられない!
人を疑ってばっかりか!

と言われそうですが、そうではないです。
大切なのは、発言をした「その人自身」の「感情」を見ること。

「昨日、こんなトラブルがありました」
→今のこの仕組みって、どうにかしてくれないかな〜

「〇〇さんが、こう言っていました」
→もう少し〇〇さんのこと、考えてあげてほしいな〜

「今、私すごく忙しいんですよね」
→手を貸してほしいな〜優しくしてほしいな〜

ちなみにこの「感情」は本人も気づいていない事があります。
過誤記憶は「嘘」とは違うからです。

言葉には、必ずその人の見たもの、感じた事が含まれています。
上っ面の言葉そのままを受け取らず、裏側に存在する感情を認識する。
そしてあくまでフラットに「その人」を見てあげる事が大切だと思います。

朝礼で代表に共有して頂いた「フロイト原因論とアドラー目的論」の話を聞いて、通じてる部分もあるのかなと思って書いてみました。

そして自分自身も、「自分の感情」から目を逸らさずに、素直な発言をしていきたいと思います。

あでゅ〜!

 

※文中の、色覚異常、異常3色覚等の用語は学術用語です。

あなたの清きコメントもお待ちしております!

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この記事を書いた人
森 文
森 文

クリエイターチーム執行役員/CDO

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