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HOME > BLOG > 学生起業イベントで登壇して感じた起業家を増やすための問題点をゲスい視点から考察してみた

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他の人が起業するとかしないとかってのは正直に言えばどうでもいい

先週の土曜日に京都で学生起業サミットというものに参加して、そこで感じた問題点と対策をまとめてみました。

サミットの目的は、大学卒業後「起業する」という選択肢もあるんじゃない、というようなメッセージを伝えるということでした。たぶんね。ズレてたらごめんなさい。

コンテンツとしては、起業している人間とそこに関わるメンターのリアルを語ってもらうということ、それから起業関連の学生団体の活動報告的なものでした。

たっぷり4時間くらいあったわけですが、どれだけ態度変容があったのかその後の懇親会で聞いてみたわけです。すると、
 
 
いつかは起業したい!
 
 
この回答が大多数をしめていましたね。要は全然起業なんてする気がないってことです。

起業なんて実際やってみると泥臭いし、しんどいことだらけやし、僕はしないならしないでいいと思っています。

うちのインターン生で起業したいという子も来ていますが、夢物語を教えるよりも技術を身につけさせて泥臭い色んな勝負の場に同席させています

その方が圧倒的に伸びるわけで、当たり前ですがリスクをコストに変換できる体験に裏付けられた考え方をもっていないのに、起業なんてしようと思うわけがありません。そういうことを伝えると、
 
 
それなら事業計画書のつくり方を教えよう!ビジョンを形成しよう!
 
 
なんて具体論に落ち着きますよね。全然ダメダメです。
 
 
起業というライフスタイルそのものを変える程の絶大なエネルギーが必要なことを、1つ2つ所作をしったくらいで人生を変えられるのかっていうと絶対無理なことです。
 
 
ゴルフクラブの握り方をしってもプロは目指しませんよね?
 
 
感覚的にはこれと近いことです。
 
 
焦って起業を促進しようと思えば思うほど、起業したいと思う学生は遠のいていく。
 
 

「ウォンツのパラドックス」は絶対です。

 
 
戦略PRというかもっと回り道をする方法で、周りの堀を埋める作業からしないといけないんだろうなと思う。

僕自身、学生と話す機会は多いのでその辺りのリアルを聞いてみるのですが、学生団体に参加してる学生の8割以上が、
 
 
就活に役立ちそうだから
 
 
というインサイトを持っています。

すべての起業系学生団体がそうだとはいいませんが、本気で取り組むベクトルが「就活に役立つ」という方向に向いているとしたら、起業家を増やすのはちとキツイんじゃないかということですね。
 
 

起業家を増やす変なアプローチを考察する

ではどうすればいいのか?
 
 
アプローチは2つ考えられます。

イノベーション型起業家を生み出すという目的と、とにかくSOHO型起業家を増やしたいという目的では大きく方法が変わります。

この大きく起業家を増やすプロセスそのものが、前者のイノベーション型起業家の獲得には全く向いていないでしょうね。

そういう人材を獲得できないわけではないですが、圧倒的に少ないのが現実です。
 
 
イノベーション型を目指す人で且つ起業家として初期の段階にある場合は、インキュベーターと呼ばれる起業家を支援する事業者やメンター的立場の人に直接アドバイスをもらうのがベター

知らない考えを知り、知らない文化をしって次第に思想を形成していく。その上でもうすでにミッションドリヴンに走り回り続けているのがイノベーション型起業家です。

それができる人を起業しようぜイベントで捕捉するのは効率が悪いと思う。
 
 
だったら消去法でSOHO型になるのですが、このSOHO型のセグメントを増やすには、
 
 

クオリティの高い「嘘も方便」

 
 
を使うしかないと思いますね。

真正面から伝えても効果がないので、キャッチーなものでちょっと視点をずらして結果的に本懐を達成させるということ。

起業しようぜ、なんていっても絶対にしないので、
 
 

「就活のときに4倍差が出る起業家の考え方ワークショップ!」

 
 
みたいなタイトルでイベントを開催して、そこでSOHO型起業家のリードを獲得します。これをシードとして大切に育成していきます。当然無料でですよ。変な就活塾みたいになってはいけません。

そして継続的にイベントを開催して組織化することと情報発信はかかせません

次に崇高な目的からブレークダウンしたルールを作る。うちの組織は簡単には入れないよ的な選抜された感アピールを行う。

ここに学校とちょっと名のある企業、そしてホワイトなイメージの有名起業家、さらに可愛い女の子を連携させられると、第三者の影響力がでて味付けとしては最高ですね。
 
 

この可愛い子ってのが結構重要なんですよ。

 
 
原理はゴキブリホイホイです。学生の脳みそなんてそんなことばっかり考えているでしょう。誰と誰が付き合って別れたとかどうでもいいことばっかりね。

でも学生のすべてのアクションにその欲求が絡んできているのも事実なのでこの要素は外せないかなと。男はみんなカッコつけで、女はみんなブリっ子。

みなまで書きませんが、その原理の上では可愛い女の子を集めるのが論理的には一番正しいです。
 
 
あとオプションをつけるとしたら、1期生とか2期生とかいうラベルも貼ってあげると喜ぶかも。
 
 
そして活動コンテンツにお金をじゃぶじゃぶに使ってクオリティを実現します。それこそ本当に就活に役立つ内容を教えてあげるべき。

さらにいうと就活と起業のメリット・デメリットをいったりきたりしながら伝えると、いいんじゃないでしょうか。
 
 

就活 vs 起業

 
 
こんな感じの対立は風速を上げてくれますよ。

伝え方としてのコンテンツは座学というより体験型がいいですね。できれば後々起業した時にこれがキッカケだってことをカッコよく言えるような、クオリティの高いアトラクションを用意してあげること。

それを継続して繰り返していくうちに、小さな起業みたいなことを体験させて成功体験を積んだ時に「起業ってちょっとありかも」ってなってくる。

アンケートなどでその感情をすくい取ったら、最後の極めつけは親を納得させる実績とセーフティーネット作りです。

実はこの前のビジネスプランコンテストで優勝してものすごく評価されたんだよ!だからいまの間に一度起業してみようと思ってるんだけど、ダメだったらダメだったでスポンサー企業に特別に就活させてもらえる権利もあるんだって!うん、そんな感じだから俺いっちょやってみるわ!

 
 
ってな感じです!
 
 
なんやこれww
 
 
これって起業なん?って感じでしょうが、まずはこれでいいのではないでしょうか。

こういう組織は必然的に責任を誰かに押し付け合う衆愚政治に成り下がるので、それを機とみたまともな奴が一斉蜂起して立ち上がる。そこから本格的な起業家組織になっていきます。
 
 
そして極めつけは、

この一連のUXをパッケージングする

 
 
これをパッケージ化して色んな大学に落としていくとおもしろい。起業したいなんて思っていない学生が起業したいとおもうようになる、そんなパッケージ。

何が失敗要因か、そのアラートを随時クラウドに上げて共有し続けると、学生の態度変容と採用力強化につながるいい感じのビッグデータが集まるのではないでしょうか。
 
 

わかった上でするのか、気づかずにやるのかで結果は変わる

嘘も方便を活用してわかった上でこのように活動するのか、起業家が自然と生まれる状況を期待して、いまのまま継続していくのか。
 
前者を性悪説、後者を性善説と捉えれば、歴史は性悪説を採用しているということが重要です。
 
 

知らない
興味ない
聞きたくない

 
 
人間なんてそんなもの。真正面から戦っても増やせるものも増やせないです。

結局は宗教ですよ。起業したい教も起業させたい教も。いや心からそう思ってるんですよって発言そのものが宗教ですからね。
 
 

あとは神さまと経典だけしっかり作っておかないとね

 
 
僕自身は起業家が増えようが増えまいがどちらでもいいと考えています。しかし、そこに関わる本気な人たちには自分が何か協力できることはしたいなと思っています。
 
 
どうせやるなら徹底的にやりましょう!

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この記事を書いた人
福本 真士
福本 真士

代表取締役社長/CEO

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