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HOME > BLOG > ライフネット生命の出口会長の講演を聞いて「これからの考え方」についてまとめてみた

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先が見えたらリスクはコストになるという話

先週の土曜日、時間を調整できたのでITisKANASAIの神田さんにお誘い頂いていたライフネット生命の出口会長の講演会に参加しました。

神田さんとの酒飲み珍道中はさておき、講演会自体は少人数だったので心理的距離感も近く、出口会長の言葉の節々から吸収したいことを効率よく得られた良質な環境でしたね。

講演会にいく目的は人それぞれですが、僕はライフネット生命のトップの方の生命保険に対する考え方と、歴史オタクであり本を大量に読まれている出口会長の話のまとめ方、話し方を知りたくて参加しました。
 
 
結論からいうと、出口会長のスタイルは「定義からの小話ストンと腹落ち法」でしたね。
 
 
いろんな話し方のスタイルはありますが、物事を客観的に突き詰めて考えるタイプの人がよくする話し方で、僕がもっとも好きなスタイルです。

そんなこんなから、今日は出口会長の講演を聞いて感じたこととこれからどう考えていくべきかについてまとめます。
 
 

「定義からの小話ストンと腹落ち法」とは?

今回の反面教師としての最たる例ですが小学校の校長先生の話をイメージして下さい。

大テーマだけ設定してべちゃくちゃ話されたらしんどいんですよね。
 
 
無駄話ばっかりしやがって!何もアタマに入ってこない!
 
 
そう叫びたくなる気持ちもわかります。おそらくそういう人は話しながら論をまとめているんだと思います。
 
 
僕のブログと同じです(笑)
 
 
それではダメだということが実感できた素晴らしい講演会でした。
 
 
出口会長のお話は「定義からの小話ストンと腹落ち法」なので、ワンテーマにしても小分け小分けに分解されています。
 
まるでカロリーブロックのように、小腹が空いた時にサクサク食べられるようなとても健康的なお話でした。僕は本当にこの話し方が好きなんですよ。
 
 
なぜ好きなのか考えてみました。
 
 
他に僕が好きな語り口調の方でいうとドワンゴの川上さんが挙げられます。そこで出口会長と共通するのが下記ポイントかなと。
 
 

  • 1.物事を突き詰めて考える
  • 2.定義が生まれる
  • 3.定義を伝える
  • 4.(相手が)なぜなのかを知りたくなる
  • 5.小話が登場する
  • 6.(相手が)納得をする
  • 7.(相手が)感動する(「ほんまやすげぇ」という感情)

 
 
当たり前っちゃ当たり前の流れなのですが、4番と6番の間にどれだけ高いギャップがあるかで感動の落差が変わる。お二人ともこの落差がデカいんですよ。
 
 
感動の落差 = 行き着いている境地の遠さ
 
 
そう考えると上記のように言い換えることもできますよね。つまり圧倒的に考えろってこと。

自分も営業に行くことはあるので、その時にこの「定義からの小話ストンと腹落ち法」はすごく意識しています。

僕の中では小分けにされた最小単位の話は1つ2分以内が最適です。もっとも相手に伝わりやすい。

2分間であることに「相手が理解しやすいだろう」という以上の理由はありませんが、これを未来電子では「2Minutes Story(以下2MS)」と呼んでいます(自分だけ)。
 
 
さらに伝わりやすさは、2MSの組み立て方によってかなり左右されます
 
 
相手のニーズによって適切に順番を変えなければいけません。さらに日々強力な2MSは生み出され続けるので、効果によって情報も更新していかなければいけない。まるでビッグデータの3Vの定義のようですね。

 
しかし、下手な営業マンは先輩の話の大テーマ全部を覚えようと努力します
 
 
だから臨機応変に対応できないし、特定のタイプの人にしか刺せなくて営業成績にムラがでる。
 
 
それであれば新人営業マンがやるべきことはたった2つ
 
 
パターンとしての2MSを大量に持っておくために努力する。そして適切な組み合わせを都度試していくことでTPOごとの最適解を記録し次回以降の精度を上げる

シンプルですね。
 
 

定義化はセルフチェックポイントになる

物事を突き詰めて考える作業をしていると、基本的には終わりのない課題について考えているのでどこかで一度休憩したくなるもの。
 
 
その時に必要になるのがチェックポイント
 
 
チェックポイントを作っておくと次に考える時にはそこから考えられるしかなり便利。さらに流れを忘れていても思考を再開できるようにチェックポイントはできるところまで最小化しておくといいです。
 
 
最近の僕のお気に入りは、
 
 
成功 = 失敗の最先端 × TPO
 
 
何か上手くいった時や失敗した時に全部これで振り返るようにすると、再現性のある成功体験を記録しておくことができます。

これもいつかは古くなるものですが、現時点では最新で、まだ成立できない状況を見つけられていないので、さらに鍛えるためにこの定義が成立しない時を考え抜くことが日課です。

そうこうしていくうちにより精錬され、後々これが数式になったり、法則になったり、宗教の教えになっていくんでしょうね。
 
 
なので考え抜いている人の話を聞くのがおもしろい理由は、この定義をたくさん得られるからです。さらに定義には必ず「2MS」がついてくるから感情で覚えられて記憶にも残る。
 
 
もう極限までユーザーのことを考え抜いた理解度バツグンのお話でした。おもしろかった。
 
 

今回の講演会でかっこいいなと思った定義

最後に今回の講演会でかっこいいなと思った定義をシェアしておきます。
  
 
先が見えればリスクはコストになる
 
 
この定義かっこよくないですか?
 
 
そもそものリスクとコストの一般的な考えについて少し触れておきます。
 
 

リスク【risk】

1 危険。危険度。また、結果を予測できる度合い。予想通りにいかない可能性。「―を伴う」「―の大きい事業」「資産を分散投資して―の低減を図る」
2 保険で、損害を受ける可能性。

 
 

コスト【cost】

費用。特に、商品の生産に必要な費用。生産費。原価。「―を切り詰める」

 
 
全く別物ですよね。僕も全くの別物と捉えていたリスクとコストの考え方ですが、未来を考えぬくことでリスクをコストに変えてしまうという考え方です。

そうなることがわかっていたら、いまアクションを起こすことで発生するこのリスクは、未来から見たらコストでしかないということ。

今回の話では、50,60歳がベンチャー企業を始める方が若い人よりリスクは少ないという話で出てきた定義です。

概要としては、年輩の人の方が事業基盤がしっかりしているからリスクが少ないとかそんなありきたりの話ではありません。

子どもも成人したし自分の年齢から考えてもそう遠くはない未来に死ぬことはわかってるんだから、事業が失敗したとしてもそこから先生きていくための逆算だけでいいからそんなに必要な物も多くない。

そう考えれば若い人が起業するよりもずっと年輩の人の方が起業する方がこの先の未来が見えてるので楽、というお話。
 
 
余生からの逆算というところが生命保険会社らしくてかっこいい。
 
 
すごいストンと腹落ちしました。経験した人にしか吐けない言葉です。
 
 
今後は僕も何か新しいことを考えてリスクにビクビクしてしまいそうな時に、この定義を思い出してリスクがコストに感じられるまで考え抜くことで乗り切ろうと思いました。
 
 
さらにこの考え方はここからいかようにも進化させられます。

僕は今これを、ニーズ・ウォンツ・リスク・コスト・ライフサイクルなどのキーワードを掛け合わせて、マーケよりの定義に変化させてみようとワクワクしています。

人が貯めてきた価値ある知恵を拝借して自分なりに独自に進化させる。
 
 
まさにライフハックのGithubですね!
 
 
Pull Requestしなければ!!!
 
 

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この記事を書いた人
福本 真士
福本 真士

代表取締役社長/CEO

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