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HOME > BLOG > アイデアを実行に移す前にもう一度確かめるべき重要なこと

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ぶっちぎりたいなら理想の塔をぶっ潰せ!!!

僕はしあわせ者です。

現代の求道者の方々から学ばせて頂く機会があります。機会を得るためには第一歩を踏み出して、人と出会い、偶然訪れるチャンスを勝ち取るしかない。僕はリスクを取るのが嫌いじゃない人間なのでできますが、できない人もいると思います。

なのでせっかくブログも書いているし、今後得たものは出来る限りシェアしていきたいと思います。

得たナレッジを自分の頭の中においていても何の価値も生みません。今後どこかで話す機会があるかもしれないし、今日はその中でも特に気づきが多かった内容を、僕なりに解釈してブログにアウトプットします。

内容は事業開発の話です。対象はアイデアが固まって、よしこれをやろうと一回決断したタイミングくらいの人が読むとちょうど良いと思います。ではさっそく。
 
 
弊社は会社を生き長らえさせるための、受託開発は基本的に行っていません。しかし、昔はお仕事を受けていた時期もあったので、最近もありがたいことにお話を頂くことが多いです。

せっかく頂いたお話ですから、少しでも何かプラスになればいいなと一緒に整理をするということはよくやります。

そうすれば、他社に依頼するにしても整理しておけば必ず役立つはずです。だから話だけでもって感じです。

で、本題です。
 
 
お話を持って来られたほとんどの人は、整理前の初期状態では下記イメージのようになってます。
 
 
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つまり理想だけしかありません

これは僕もよくこうなってしまうのです。だから気持ちはわかります。理想だけを押し通したい気持ちはよく分かるんです。

遠回りする意味も、遠回りにお金をかける意味もわからないですもんね。だからみなさん理想だけを持って来られます。

さらに事態を悪化させる行為として、サービスの対象となる見込顧客にこのサービスどうですかって聞いて来られるんです

みんな是非使いたいって言ってましたから・・・という具合に。これも僕はよくやっていました。わかりますよその気持ち。

それの何が悪化させる要因なのかというと、理想の状態の話をされたら人間はみんな「いいね、使いたい」っていうのは当たり前なんですよ。
 
 

だって理想なんだから

 
 
ではなぜ理想だけではダメなのか。それは本来下記のイメージに書いた通り、現実と理想の間には実は隠れたステップが存在しているからなのです。
 
 
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アイデアを横から立体的に見てみると、理想に到達するまでの間には複数のステップが存在しています。そのステップをクリアしなければそもそも理想なんて訪れません。

例えば、理想だけしかないサービスをもって営業に行ったとしても、この隠れたステップが説明されていなかったら顧客は本能的に奇妙な違和感を抱きます

ただ営業のスキルが高ければ、この隠れたステップを営業トークで埋めることで、強烈なニーズを喚起することができます。だから売れることは売れます。顧客にとって細かい商品の機能なんて関係ないからです。

でもそれは全くもって本質ではないありません。ゴミを売っても自社の価値は上がりませんからね。
 
 
では一体どうやって理想と現実の間のステップを明らかにすればいいのか?

僕はその疑問の渦に巻き込まれていた時にすべてを解決するあるひとつのキッカケを頂きました。
 
 

最小のディールを明らかにせよ

 
 
という言葉。要はビジネスはすべてが取引なんだ。どれだけ抽象的なサービスでも必ず取引をしている。このサービスは何を取引しようとしているのか。
 
 

このビジネスの最小の取引は一体なんなんだ?

 
 
このようなアドバイスをもらった僕の頭の中には下記イメージが浮かんできました。
 
 
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最小のディールが明らかになれば、その取引を成立させるための実行条件が明らかになりますよね。そして実行条件が明らかになれば、理想までのステップが見えてきます

現実から理想までのステップごとに、顧客は明らかになった価値と自分のお金や時間を取引します

受託開発の例で言えば、何を取引するのかを明らかにしてあげることで、何を作らなければいけないかが見えてきます。だから一番重要なことなんです。

そうすることで、無駄な機能を作る時間とお金を省いて必要なものを必要なだけ作り、勝率高く成功に導くことができるのではないかと考えています。
 
 
がしかし・・・
 
 
これは受託開発の例に留まるのかなと思っています。なぜならこの理想の塔は見方を変えればこのようにも見えてくるからです。
 
 
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そうです。if-thenです。

広告屋さんはよくif-thenを使って提案すると聞きました。もしこうなればこうなる。そしてさらにこうなればこうなるから、これめっちゃいいですよってな感じに。
 
 

なんもよくないわ!

 
 
実はifを繰り返すたびに勝率はどんどん下がっていきます。つまり上手くいかない可能性がどんどん上がっていく。

だから受託開発に限ってと書いたのは、if-thenにならないように不確実性を下げて、まずは最小の取引から確実に構築するのがいいからです。

不確実性の高いサービスは、上手くいったらインパクトはデカイけど、ミスった時にも同じくらいのインパクトがやってくる。

そんな重大な決断をシンプルな受託機能しかない会社に任せるのはリスキーすぎませんか。だから不確実性の高いことは提案しない。

言葉を変えれば、優良な受託開発をしている会社の見分け方としてもここんとこは使えますね。
 
 

不確実性がいかほどあるプロダクトを、どれくらいのコストで何件成功に導いてきたか?

 
 
僕は全然です。何の実績もありません。

昔はよく人様のお金で不確実性の高い案件ばかり乗っかって作ってました。言われたものを言われたまま作る。でも不確実性の高いプロダクトってその程度のコミットの仕方では、全く考える時間が足りないんですよね

考える時間が足りないというのは、不確実性の高い案件を受託開発で成功させるのが難しい最大の原因です。

だからそんな生ぬるい受託開発をやってるうちに考えが変わってきました。
 
 

不確実性リスクはまず自分でテイクすべきだ

 
 
と、このように。

そしてそれが証明できた時に初めて、不確実性が高いことを提案すべきでしょうと思ったので受託開発を一切やめました
 
 

別に不確実性の低いことを提案すればいいんじゃないの?

 
 
と言われそうですがそれをやらないシンプルな理由も別にあります。それは不確実性の低いことをやるのはおもしろくないからです。
 
 
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僕はstep1しかない仕事は様々な角度から考えて、会社の資産にならないんじゃないかと思っています。人生は有限ですからそこに時間を使うべきじゃない。インパクトのデカさこそ重要だ。

そんな適当な考えのやつがお金をもらって作るのは失礼です。だからやりませんでした。自社がお金を稼ぎたいだけなら受託開発がすべてじゃないし

そんなこんなな理由から、必然的に受託開発自体をやめざるを得なかった。なので自社で不確実性の高いことをやるという流れに変わって今の未来電子があります。起業後1年経つか経たないかくらいの時の話ですね。
 
いまはある程度冷静に見ることができるので、お話を頂いたら不確実性の高さを指摘して勝率を上げることに貢献できるようになってきていますが、冒頭に書いた通りそもそも自社では受けません。

でもお話を頂いてありがとうございます。一緒に整理はしましょうよってのがいまは多いです。
 
 
では受託開発ではなく自社で考えたものを作る時にどう考えたらいいのか。理想を下げずにどんなインパクトを与えることができるのか

そんな葛藤が頭の中で蠢きだした時に、イノベーティブに攻めるために必要な次の一手を教えてもらいました。
 
 
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そうです。理想の塔をぶっ潰すのです。理想の塔がなくなればif-thenではなくなる。でもその流れを踏まなければ顧客は使わないんじゃないか?

全部正解。だからこそプロセスからすべてのifを消す。そしてさらに必要なことはif-thenを制約条件に転換することです。ifが制約条件に変わればあとはifがたったひとつになるまで考え抜くだけ。
 
 

ビジネス領域ではifが1つ以上あってはいけない

 
 
これが常に頭に響いています。そして頭の中ですべての葛藤を共存させるための戦いが始まるのです。徹底的にif-then要素を消す。そしてひとつのコアにすべてを集約させるための必要な考え方は、

Less is more

 
 
何を集約させ、何を捨てるべきか。ここでも活きてくるのは、
 
 

最小のディールは何だ?

 
 
僕はすぐにifを重ねてしまうクセがあるので、論理的にそこを指摘してもらえるのは本当にありがたいことです。

最近は自分に懐疑的になることで、少しずつ本来あるべき姿に近づけるようになってきました。そこで思ったことですが手続型プログラミングと関数型プログラミングの違いにも似てますね。

どうやって最小モジュールだけでコアを構成して、想定外のリスクを回避するか。関数型プログラミングのアプローチを知れば何か役に立つ考え方に到達できるのではないか、なんてことを考えましたが余談です。興味ある人は深めてください。
 
 
続けます。そして最小のディールと潜在的価値をひとつにまとめることができたら、そのコアにはものすごいパワーが秘められることになります。
 
 
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理想が尖ったスパイクになり顧客に刺さりやすくなる。さらにただ刺さるだけではなくて、一回刺さったら最後。

スパイクの裏には目に見えない理想の世界が押し込められているので、持続し続ける思想パワーでプロダクトは爆発し続けます。
 
 
 
そんな感じです。

まず今日共有したかったことはここまで。僕の解釈なので若干違うかもしれませんが、まぁとりあえず僕はこの考えで一旦走り切ります。

これを全部実践できたらそれにこしたことはないですが、概してこの手の話は、
 
 

できる気にはさせるけど実際そんなに上手くいかない

 
 
ということがほとんどです。ガス抜きで終わります。
 
 

そうならないために実践あるのみです!

 
 
まだまだ自分もマスターしたといえる域には到達していません。だから今日も愚直にアドバイス頂いたことを実践していきます。

いやーそれにしても人に恵まれた人生だ。ご参考までに。

あなたの清きコメントもお待ちしております!

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この記事を書いた人
福本 真士
福本 真士

代表取締役社長/CEO

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